概要
ただ静かに暮らしたかっただけなのに。
黒水晶(くろみず あきら)…19歳、大学生。人と関わることが苦手。鉱石が大好き。
獅童志(しどう こころ)…23歳、大学院生。長身細身、切れ長の目が怖い印象を与える。大叔母の財産分与で晶に助けを求める。
大学生の黒水晶には特殊能力がある。それは、宝石など「思い」のこもった石にアクセスし、宝石の残された記憶や持ち主の気持ちなどをリーディングできる、というもの。
この能力ゆえ、幼い頃から変人扱いされたため人嫌いでコミュニケーションがあまりうまくない。
ある日、唯一の友人、琥珀(こはく)から、院生の志が晶を探していると言われる。獅童の目的は、大叔母の残したムーンストーン の指輪から大叔母の遺志を読み取ることだった。
威圧的な志に負け、ムーンストーンのリーディングを試みるも、何も見ることができ
獅童志(しどう こころ)…23歳、大学院生。長身細身、切れ長の目が怖い印象を与える。大叔母の財産分与で晶に助けを求める。
大学生の黒水晶には特殊能力がある。それは、宝石など「思い」のこもった石にアクセスし、宝石の残された記憶や持ち主の気持ちなどをリーディングできる、というもの。
この能力ゆえ、幼い頃から変人扱いされたため人嫌いでコミュニケーションがあまりうまくない。
ある日、唯一の友人、琥珀(こはく)から、院生の志が晶を探していると言われる。獅童の目的は、大叔母の残したムーンストーン の指輪から大叔母の遺志を読み取ることだった。
威圧的な志に負け、ムーンストーンのリーディングを試みるも、何も見ることができ
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