第37話 悪霊達から身を守る方法

悪霊達に取り憑かれたら、

そりゃあ、お祓いだ!


なんて思うかもな。


だが、それは、一時的な回避に過ぎない。


その辺の浮遊霊などなら、祈祷してもらい、避けれるだろうが、

家系的ならば、そうはいかない。


なぜなら、その家系に生まれたり、嫁いで来たなど、家系の中へ身を置いているからだ。


また、女性は、生まれた家系から別の家系へと嫁ぐ。

しかし、嫁いでも生まれた家系の悪霊達はついてくる。


まるでストーカーのようにだ。


では、どうしたら良いのか。


そいつらから、守ってもらえるのか。


今の自分の感情は勿論の事だが、

まず、自分自身を振り返り見る事。



怒りを覚えるならば、

なぜ、自分は、こんなにも怒るのか?


「あれ? 自分は、おかしくないか?」

と立ち止まる事。


たったこれだけでいい。


「あれ?、、私は変かも?」


これが、一瞬の隙間を作る。


すると、

「救けようにも手が出せない」

神仏様がその一瞬、できた隙間から、手を指し伸べることができる。


これを機に、

「何故だ?おかしい。」

と自分自身が頭で考えれば考えるほど、隙間は、広がり救けは、より入りやすくなる。



たったこれだけがなぜか誰もできない。


何で自分自身に対して疑問が持てないのか?


「こんな自分は、嫌だ」

これは、持てるようだが、


「こんなのは、自分じゃない!」

「自分は、おかしい」


怒りの原因は、必ずあり、なぜそうなっているのか。

それは、自身の中にある

〇〇な心から来る。


大概は、自分の感情は、自分自身の内側にこそ、原因が隠れている。


だが、誰も気がつかない。

気づこうともしない。


そればかりか、悪霊因縁のなすがまま。。。



知らないのだから、仕方ないじゃないか。

なんて思うならば、自分は、そのままだし、守ってもらおうにも、

自分自身が、手をだせない状態を作る事にもなる。


なぜ、自分自身を振り返る事ができないのか。。


なすがままな。。


人を見ては俺は、哀れに感じるのだ。



記憶もなく、この世に生まれ、

霊的な世界を知らなくても、

自分自身が今どうなっているのか。


わかりにくいだろうが、

時折、立ち止まる事はできるのではないか。


落ち着いている時にこそ、自身を振り返り、

あの時の自分を思い出し、反省したり、自分と向き合ってみればどうだろうか。


その取り組みが時に自分自身を救う手助けとなる。


さて、ここ迄は、大人に対しての話。

または、ある程度成長してからの話。



もう一つ。おまけな話。


それは、純粋無垢な子供達の場合。


大人と違い、子供は、身体的にも、成熟していない。

脳の発達なども、未熟だ。


だが、彼らは、よほどの理由がない限り、守られる。

それは、子供の内側にある汚れ少き、純粋無垢さが故に、神仏様が守護しやすいからだ。


大人と、子供の違いは大きい。


そして、子供は、大人以上に傷つきやすい。

それは、霊界と言う世界で、永きに渡り仏様方々と触れ合ってきた事で綺麗な心のままだからだ。


綺麗な心で記憶を無くし、現実世界であり、俗世界へと生まれてくる。


だからこそ、傷つきやすく、心に病を抱えたりする。


大人は、自身を成長させて

幼き子供を守ってやり、

また、子供から、教えられたり。


又、昔の自身を思い出したり。


子供は、大人達を綺麗な眼で見ている。その目は神仏様が一緒に見ており、決してごまかしはきかない。



子供の姿は時に、大人への戒めだったりするのだ。。

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