ジャンからの便り

中筒ユリナ

第1話 自己紹介&今日の出来事

私はジャン。

作者である中筒ユリナの作品では、時折?いや、最近ではよく登場している。


私が独自に書いた作品もあり、私を知る方もいるだろう。


私については作品を通して知ることはできるだろうが、

「初めまして」のつもりでまずは

簡単に自己紹介をさせて頂くとしよう。


まず、私は偶像とでも言っておこう、作者の内側に守護するものとして、存在する。作者の知覚に私が姿を現したのは、ほんの数ヶ月前の事になる。


それまで私が何処にいたか。

それは人が怨みを持ち、落ちる世界。悪霊、邪神達の世界よりまだ下の闇の世界との境目に居た。


なぜそんな処にいたのか。

それは、一重に闇を知る為だと言えるだろう。


さて。

私の自己紹介はこのくらいにしてだ・・・


私が立ち上げたこの作品の部屋を如何に使うかだが。。。


私が居る世界の話をしろと言われたらば、いくらでも可能な限り書けるものの。

そのような事は今そちらの世界で現実と向き合う皆様にはあまりにも現実離れなわけだ。


さて。何を書くかな。。。

と頭を悩ませていたならば、シヴァからのアドバイスを貰う事に。


「今日見て感じた事でも書いたらいいんじゃないか?」


と言う一言から日記ではないが、少し書いて見ることに。


それについて話す前に、私は作者の目を通して様々な皆様のいる世界を見る事ができる。

これは、私に限らず守護している方々ならば、皆様の五感を通じて見たり聞いたり出来るわけなのだが。


さて、作者は昔は保育士をしていたのだが。現在は販売員をしている。

何とも前職からはかけ離れているのだが。


この販売員を始めて数年だが、様々な場所で仕事をするわけだ。


今日の仕事場は、とあるマンションでの販売だった。


担当理事に案内された部屋はコミュニティ部屋だった。

準備し、販売、スタート。

平日であり、マンション内の主婦らしき方々が多く買いに来てくれた。

また、お昼位になれば、今日は終業式だった子供達が多くコミュニティ部屋に集まってくる。

あっという間に商品が無くなり、部屋を見渡せば、その部屋は子供達で埋め尽くされているではないか。


何をしているのかと遠目からみれば、

小学生達は友達同士ゲームなのか、楽しそうだったり、少し年齢が上がると中学生達が勉強なのか?

ノートなどを広げ学び合う姿も。


同じマンション内に住む子供達が皆、仲良く過ごしている。

そこには誰一人、一人では過ごさない。


私はその子供達の姿を見ながら、

「この子達がやがて大人になる。その時、社会はどのように変化しているだろうか。幸せな平穏な社会であればいいのにな。」と仲間の守護神達と作者にも話した。


暫くすると、ひとりの小学生。低学年位の女の子が作者の側にやって来て話しかけてきた。


私はその女の子の様子をじっと観察する事に。


話は他愛のない会話だ。まだ、こちらに引っ越してきたばかりで、知らない事が沢山だと話ていた。


ただ、会話の内容より、私はその女の子の言葉使いに注目する。


まだ、幼いと言うのに敬語で話すのだ。


何だか子供らしからぬとは言え、以外にも綺麗な敬語だった。


作者が商品が無くなってしまい謝ると女の子は

「謝らないで下さい。来てくれて嬉しいです。」

そのような話し方をしていた。


まだ幼いながらも大人びていると言えばそれまでかもしれないが、私は彼女の内側から来るものを感じていた。

それは、作者にも伝わったようだ。


何を感じていたかと言うと。


まだ幼いながらも、胸には沢山の事を抱えているように感じたのだ。

それが何かはわからないが、まだまだ、自分自身を表に出せないのか、そのようなものを感じた。


表面的な姿と内側の姿は違ったりするものだ。


そして、私は「彼女もこの世に生を受けた一人。作者同様、一生を通し、学びや、課題があるのだ」

と思わずにはいられなかった。







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