第2話 小さな女の子の守護霊様
さて。
2話目だが。
実は1話の女の子の話には続きがあった。
女の子が立ち去った後、作者の正面に一人の男性が立っていた。
勿論、こちらの世界の男性だ。
私は彼が女の子の守護霊だとわかっていたので私の隣に誘い暫く話す事に。
勿論、周りの霊的な方々には聞こえないようにした上だ。
彼は私に「ありがとう」と礼を言うところから会話が始まる。
私は女の子の心情などには触れず他愛のない会話をする。
すると、守護をするにあたり、いろいろと考えさせられると。
そんな話を始める。
心と表の表現がチグハグだと。
やっぱり。。。
私が感じるのはなまじ間違いではなさそうだ。
小さな胸の中でいろいろと抱えているらしい。
「素直に表に出せるといいな」
私は彼に言い、彼は女の子の元へ帰った。
実は、私の知り合いにも、我が子に手を焼き悩む母親を知っている。
彼女は今生かなり頑張ってきたといえるだろう。
私は見ようとすれば、相手の心情である心の奥を見る事ができる。
しかし、あえてしない。
その母親の手を焼き困らせている彼の心情を私はある程度しか見ない。
なぜなら、奥に何があるのかを私が知れば、何とか知らせてやりたくなるわけだ。
話すのは実に簡単であり、どうしたら良いのかも答えを知らせる事になる。
大事なのは、我が子の心情が今どうなっているのかを感じ、何故にそうなのかを悟る事だ。
その役を「母親が。」と言いたいだろう。
だが、1番悟らなければならないのは、他でもない本人だ。
本人がまだ幼いならば代わりに親がするのが良いだろうが、ある程度大人に近くなればそれは、本人のやるべき事だろう。
それは、
「自分を救えるのは自分しかない」
からだ。
周りはサポートするに過ぎないのである。見守ってやるしか。
また、同時に親が心を痛める事からも、親の学びがあるとも言えるのかもしれない。
だが、私は当事者ではないわけだ。
好き放題言えるのだ。
当事者は辛いだろう事は想像するしかない。
「守護霊はいとも簡単に言って!
同じ想いをしてみてよ!」
と言いたくなるかもしれない。
しかし、守護霊が心を痛めるのを守護してもらう側もわからないのだ。
今生終え守護霊に会えた時に、
あなたは何を話すだろうか。
また、守護する側も今生終え帰ってきた人に何を話すだろうか。
私は作者が今生を終え帰ってきたら
まずは褒めてやりたい。
そして反省は後にじっくりと・・・
そう考えている。
作者からは
「おぉ〜、、、恐〜い😳😳」
と言われそうだ。。。
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