第39話 お盆ですが、それが何か?
ジャンだ。
世間では、お盆休みに入るようだ。
そこで、「お盆休み」と言う事にちなんで「お盆」についての話をしてみよう。
まず初めに。
タイトルに書いた
「お盆ですが、それが何か?」だが、世間では、「お盆休み」は
当然なようだが。
「お盆のお墓参り。」
「先祖供養」
となると、話は別で
そんな事を話そうもんなら、
「変わった人だ。」
「何言ってんの?」
みたいな事を思う人もいるらしい。
霊的な世界から確実に離れ、薄れて行っているのだろうな。。
さて、ユリナは、
小さい頃(小学校高学年)頃か、
お盆が来たら、恐かったようだ。
それは、大人になってからもずっと続くわけだが。
なぜ、ユリナは、お盆が恐いかと言うと、小学生位から、祖母から家系の悪霊の話を聞いていたからで。
ユリナの家系の悪霊は、
「代々先妻を狙い命を取っている。」
これが、ユリナからは、
お盆は、霊があちこちにいて、
「お母さんが、悪霊に連れて行かれてしまう!」
と考えていたようだ。
「お盆」と言うと、ご先祖様が各家庭にお帰りになり、子孫と共に過ごされる。
本家だろうが、分家だろうが、子孫に変わりはないわけでな。
親族が集まるならば、そこにいるわけだ。ご供養を受け取ってくれたり、子孫達と楽しく過ごされるわけだな。
それが、だいたい普通の一般的なお盆なんだが。
また、「お盆」は8月の中旬位で15日又は16日に「送り盆」と呼ばれるものがあり、ご先祖様を見送るらしい。
そんなお盆だが、
「旧盆」と言うものがあり、
これは、7月中旬頃から始まっている事から、霊的な世界では、
7月中旬から、ご先祖様は徐々に各家庭にお帰りになられている。
楽しい一時を過ごしてもらいたいよな。
さて、ここまでが、良いお盆について。
では、ユリナが恐いとしていた
ちょっと危険なお盆について。
お盆は、ご先祖様が動かれるるだけじゃなく、
様々な霊的な存在がザワザワする時期でもある。
「窯が開く」とかいろいろ説があるようだが。
確かに、何かの蓋が開く事は確かで
普段は、閉じ込められていたり、
抑えつけられた霊的な連中が動くらしい。
あぁ、「地獄の窯」とか俺の仲間が話してくれている。
普段は出られん連中が
その時だけ、許され、縁ある人の元へ行けるようだ。
それの勢いがある事でちまたの関係ない幽霊などに影響するらしく、
全体的にザワザワする感じなようだ。
そのザワザワする様が、ユリナ達の世界にいる人達に影響を及ぼしたり。
例えば
お盆に水辺は危険だとか。
海、湖、プールなどな。
そして、山とかにも注意。
それは、その場所に霊的な連中が集まりやすく、いたずらをされたり、
また、命の危険な目にあったり。
つまり、普段は大人しい霊的な存在達が、お盆になると、いっきに霊的なエネルギーが流れ込む事から、影響され、悪さしたり、
又は悪霊達の勢いもつくと言うわけなんだが。
じゃぁ、そんな霊的な存在から身を守る為には、
自身の波長を落とさない事。
(日々ポジティブに過ごすとか。
負の感情にならないように過ごすとか。)
あとは、危険な場所を避けるとか。
皆が皆、不運に見舞われる事はないが、
霊的な者を軽んじる事は避けるべきだろうな。
皆様、くれぐれも、お出かけの際には
お気をつけて・・・
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