第23話 目に見えない事を信じる人、信じない人

「目に見えるもの」


「目には見えないもの」


この2つ。皆は、信じられるだろうか?


「目に見えるもの」

これは、信じるも信じないもないだろう、なぜなら、見えるわけだ。

現実だと受け止めざる得ないだろう。


では、「目に見えないもの」

これはどうだろう。

信じられるだろうか。


まず、「目に見えないもの。」

これについて考えてみよう。


直ぐにどんな事が頭に浮ぶか?


・霊的な世界


・「愛している」「愛されている」


・他者の事


・自分自身


上げてみれば結構出てくるもんだな。


では、俺はここで2つの「見えないもの」を取り上げ、信じる。

又は信じない。について話していこうと思う。


あくまでも、俺の考え、思う事だ。


・霊的な世界

・愛する事、愛される事


まず、霊的な世界を信じる、信じない。

これについては、1番わかり易いだろうな。


占いや、鑑定とか、霊能とか、能力者とか、あと、神様、仏様、ご先祖様。

幽霊などもな。


上げれば結構ある。


これについては、本当に両極端な程

2つに別れる。

「私は信じる」

「私は信じない」


いったい、この2つに別れる差はなんだろう。


例えば、霊能者によって、透視や、霊視により、霊的な障害などを示され、良きようにしてもらったり。


自分自身の事を掘り下げだされたり。


また、亡くなりし、故人からのメッセージ等


いろんなパターンがあるだろう。


なぜ、信じられるのか。

なぜ、信じられないのか。


これは、俺の経験なんだが、

この霊的な世界と繋がる事が出来た人は、必ずと言っていい程、その人の魂が覚醒する。


俺の言う覚醒するとは、その人が持つ本来の姿。

つまり、転生する前。

肉体を持つ前のその人自身へとかえる事を言う。


現実的には、その人の感覚的なものが変わると言えるかもしれない。


霊能者等に、この霊的な世界へと繋げてもらい、こちらの世界へ触れ始めても、途中で

自分自身の中で「これは違う!」

と言うものや、

「え〜?、、ほんとかなぁ〜?」

と疑う気持ち。

これらのものが必ず出るもんだ。


勿論、如何わしいような悪徳な霊能者や、霊感商法などに引っかからないようにする為には

「疑う」や、「違う」と言う気持ちは大事だろし、必要な事だとも言える。


だが、その人に向けての大事な

「ご霊言」や、「メッセージ」

等を受け入れられない事。


ここに俺が注目すると、

そこにはその人の持つ

「我」と言うものが存在しているのだ。



この「我」とは。

「自我」の「我」である。


「自我」は必要なもの。

だが、「我」と言うものは、俺は邪魔になるのではないかと考えている。


「自我」は、人として生きていく為にも「自分自身」と言う人格形成には必要なものだ。無いよりは、あるべきだと考える。


だが、この「自我」の「自」が無くなった状態の「我」は、厄介だったりするのではないか。


言い方を帰れば、要らないものであり、自分自身の持つ良きものを閉じ込めてしまうもの。


よく言う「頑固」とは違う。

「頑固」は、ある意味「信念」とも繋がる事もできるが、

この「我」とは、

・本当はこうしたい自分の気持ちに素

 直になれなかったり。


・自分の本来の考えに蓋をしたり。


つまりは、その人の根の本質を表に出さないような、又は、出させないような作用があるのだ。


この「我」が邪魔になり、大事なメッセージや、ご霊界からの言葉を信じられない。

と言う事に繋がると考えている。



では、もう1つ

・愛する事、愛される事


これに対してだが。

「愛する」とは、自分の方側なわけだから信じるも何も自分自身が感じるわけだ。


だが、「愛されている」となれば、

受け身な側になるわけだから、信じられるかとなるわけだ。


わかり易く話すと


恋愛中に相手から自分は

「愛されている」

「愛されてはいない」


両親から自分は

「愛されている」

「愛されていない」


感じたり、信じる、信じない。


ここには、その人の中には

「不安な心」「自信の無さ」

と言うものが存在するのではないか。


これが、邪魔になり、「愛されている」のに、「愛されていない」としたり。


この「信じる」と言う力は、培うのは、本当に難しいように俺は感じるのだ。


自分自身を信じられるか。

己の持つ力、能力を信じるか。


相手を信じられるか、

信じるのか。


この、「信じられる」と

「信じる」でさえ、


己の中にある

「意思」であり、「信念」であり、


己、自分自身の根底にある


「自分自身の力」なのだ。。。


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