第21話 どんな人にもある帰るべき場所と神仏様

ジャンだ。

今回は、「どんな人にも帰るべき場所や神仏様がいる」

と言うお話。


この世を去ったら何処へいくのか。

となるわけだが。

とりあえずは、皆仏さんになり、仏様の案内の元一旦はそれぞれ逝くべきところへ送られる。


だが、俺が言うところの帰るべき場所と、神仏様とは、この段階を過ぎ、本当に帰るべき場所の事なんだ。


どんな人にも縁ある神仏様がいる。

しかも特定だったり。

例えば、ユリナは住吉三神様に縁があり、こちらに帰るとはこの三神様の元へ帰る事なわけだ。


今生参拝した事も、全く知らないような神様。

それでも、どんな人もこんなふうに縁ある神様や、仏様がいるわけなんだ。


また、人によっては、神仏様の一部として転生していることも。

これはもう、神仏様が自ら降りて来たと言えるだろう。

勿論目的ありでだが。


いろんなパターンはあるにせよ、

最終的には何方かの元へ帰るわけなんだ。


ただ、無事に帰れず途中、仏様のいる階層の中に留まったままの人もいる。

そんな人々でさえ、本来縁ある神仏様はあなたを待っているわけだな。


ユリナは、自分は、今生、仏様にご縁を頂く事が多く、神様と言うより、仏様だと考えていたが、

「いや、元来、帰るのは神様なのでは?」と考えるように。


「しかも、かなり遠く高い所におられ、自分を監視と言うか見られている。」

こうも考えるようになる。


参拝した事もないような、知らないような神様が自分にはいる。

多分その方々が親とも言うような神様なんだろうなと。

そう考えはじめたユリナは

「なんか、こわいな。。叱られそう。厳しい先生のような感じかな。」


こんな風に感じたり。

正に、この三神様こそ、ユリナを娘とし、育てている神様なわけだ。


このように、見えなくても必ずや縁ある神仏様がどんな人にもいるわけなんだ。


あなたの帰るべき神仏様とは。。


感じてみるといい。。


日本人だから、日本の神仏様とは限らない。他国の神様がいたりする。


想像してみてはどうだろう。

自分の神仏様はどんな方々なのかを。。

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