概要
鬼は平和を願い、3万の島民を消した。
神社の娘・三神葵は、ある日友人の西田から、鬼が封印されているという伝説が伝わる島『隠鬼の島(おきのしま)』への旅行に誘われる。しかしそこで、一晩の内に3万人の島民が姿を消失した。どうやら、封印された鬼の力によるもののようだ。
生存者は7人。この中に、この悲劇を起こした鬼がいるはずだ。
さあ、生存者は協力して鬼の正体を突き止め、消えた3万人を取り戻せるのか?
生存者は7人。この中に、この悲劇を起こした鬼がいるはずだ。
さあ、生存者は協力して鬼の正体を突き止め、消えた3万人を取り戻せるのか?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!鬼の力だけでない、幾重にもなるミステリーの結末を見届けよ
鬼の力によって消えた島民。残された主人公たちが織り成す、さまざまな人間模様。
そして、島民消失だけでない、幾つかの事件……。
主人公、三神葵を中心に物語が進み、事件や謎を解明していくミステリー。情景が浮かびやすい言葉運びで、読み手側としては殆どストレスなく。サクサク読ませて頂きました。
なによりミステリー作品として非常に出来が良く、物語中のキャラの言動、行動、風景、回想……。さまざまなところに事件解決のヒントが散りばめられており、また「あっ」と思わせるトリックも垣間見られ、非常に楽しめました。
島で起こった過去の事件。
祭りの夜の悲劇。
そして、鬼が願った内容とは……。
ミステリー好…続きを読む