概要
今朝も通学途中に何やら不思議な気配が、僕の後ろをスキップしてついてくる
僕は伏見大吾、高校一年生。時々、不思議な厄介ごとに巻き込まれることがあるけれど、それ以外は、毎日、部活と読書三昧の日々を過ごしている。
人によっては、僕をイケメンと言ってくれる人もいるが、同じ地学部のメンバーからは、眠そうな子犬みたいだと言われることも多い。人に(人以外でも)頼られると、あまりいやとは言えなくて、ついつい振り回されてしまいがちな性格だ。
今朝も、通学途中に何やら不思議な気配が、僕の後ろをスキップしてついてくる…。
※『小説家になろう』『エブリスタ』にも同作品を投稿中。
人によっては、僕をイケメンと言ってくれる人もいるが、同じ地学部のメンバーからは、眠そうな子犬みたいだと言われることも多い。人に(人以外でも)頼られると、あまりいやとは言えなくて、ついつい振り回されてしまいがちな性格だ。
今朝も、通学途中に何やら不思議な気配が、僕の後ろをスキップしてついてくる…。
※『小説家になろう』『エブリスタ』にも同作品を投稿中。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!見えないものと向き合うとき
高校生の伏見大吾は、ある日、奇妙な気配を感じます。現れたのは、もちもちとした不思議な存在でした。白くて柔らかく、時には人型になり、時には小さくなる「もちまる」との出会いが、大吾の日常に小さな変化をもたらしていきます。
もちまるとの冗談交じりの会話の中に、どこか真剣な思いが見え隠れします。名付け親になった大吾と、懐こうとするもちまる。彼らのやりとりは微笑ましく、時に寂しさを感じさせます。どうやらもちまるはただの妖怪ではなく、大吾の周囲で起こる不穏な出来事を敏感に察知しています。
物語が進むにつれ、大吾は「目に見えないもの」と向き合わざるを得なくなります。クラスメイトの光瀬の異変を知っ…続きを読む