概要
彼の任務は護衛か監視か、それとも愛か。絶望から始まるある娘と剣士の物語
隣国カメルアの後宮に拉致され、寵姫として入れられた娘カーサ。
愛のない情事に絶望した彼女は、相手の王子オルグを衝動的に殺してしまう。
死罪を覚悟していた彼女だったが、オルグが父王サレス二世に対する叛逆を企てていたことが判明、彼女の罪は見逃されることに。
だが、オルグの叛逆を秘すために、カーサの故国への帰還は認められず、彼女は護衛兼監視人の剣士ザルツと暮らすこととなる。
ザルツはカーサに言う。
「俺はお前を護ろう。だが、逃げるか死を選ぶなら、俺を殺してからだ」
こうしてカーサとザルツの奇妙な共同生活が始まる……。
愛のない情事に絶望した彼女は、相手の王子オルグを衝動的に殺してしまう。
死罪を覚悟していた彼女だったが、オルグが父王サレス二世に対する叛逆を企てていたことが判明、彼女の罪は見逃されることに。
だが、オルグの叛逆を秘すために、カーサの故国への帰還は認められず、彼女は護衛兼監視人の剣士ザルツと暮らすこととなる。
ザルツはカーサに言う。
「俺はお前を護ろう。だが、逃げるか死を選ぶなら、俺を殺してからだ」
こうしてカーサとザルツの奇妙な共同生活が始まる……。