概要
陸と水の狭間で交わす口づけは、命の味がした。
<完結済>
20XX年、世界は水没した。
地上にいた生命と文明は水に沈む。生態系も大きく変化し、世界は一変する。
そんな世界の片隅で、一人の少女と一人の人魚が旅をしていた。
少女の名前は香織(かおり)。
人魚の名前は香魚(あゆ)。
水に長く潜れない香織。水から長く上がれない香魚。
故に二人は水面で唇を交わす。お互いが生きるために、お互いを求めるように。
大義などない。武器などない。でも愛する人はいる。
何時か終わりが来ると知りながら、二人は水没した世界を進む。
20XX年、世界は水没した。
地上にいた生命と文明は水に沈む。生態系も大きく変化し、世界は一変する。
そんな世界の片隅で、一人の少女と一人の人魚が旅をしていた。
少女の名前は香織(かおり)。
人魚の名前は香魚(あゆ)。
水に長く潜れない香織。水から長く上がれない香魚。
故に二人は水面で唇を交わす。お互いが生きるために、お互いを求めるように。
大義などない。武器などない。でも愛する人はいる。
何時か終わりが来ると知りながら、二人は水没した世界を進む。
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