概要
様々な感情に翻弄される御使い(♀)さんのお話
かつて神は世界を創る為、その身を男神と女神の二つに分けた。
私達『御使い』は神が男神と女神に分かれた拍子に生まれた存在だった。
世界が安定するにつれ、ほとんどの御使いが天にその身を移す中、私だけが世界に残った。
世界が育って数千年、ある日前世の記憶の一部が蘇る。
それは人間として生きた頃にドはまりした王道シミュレーションRPG。
その世界観と私の今いる世界がぴたりと当てはまってしまった。
シナリオ本番が始まる前に被害を軽微に抑えようと向かった黒の森。
鬼の角持つ少年との出会いを切っ掛けに推し愛に目覚めてしまった御使いと、無自覚に人生を捧げてしまった少年の通じ合っているようでどこか噛み合わない二人から始まるお話。
不定期更新
カッとなって勢いだけで書いた作品。
私達『御使い』は神が男神と女神に分かれた拍子に生まれた存在だった。
世界が安定するにつれ、ほとんどの御使いが天にその身を移す中、私だけが世界に残った。
世界が育って数千年、ある日前世の記憶の一部が蘇る。
それは人間として生きた頃にドはまりした王道シミュレーションRPG。
その世界観と私の今いる世界がぴたりと当てはまってしまった。
シナリオ本番が始まる前に被害を軽微に抑えようと向かった黒の森。
鬼の角持つ少年との出会いを切っ掛けに推し愛に目覚めてしまった御使いと、無自覚に人生を捧げてしまった少年の通じ合っているようでどこか噛み合わない二人から始まるお話。
不定期更新
カッとなって勢いだけで書いた作品。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!人に近しいモノと、神に近しいモノが重ねる、内なる愛の言霊。
時間軸も空間軸も意味を持たない神代の世界、ヒロインは、生まれた世界の一つに御使いとして降り立ちます。
そこで、自分がかつて人間であったこと、その世界の未来が別の世界で創作物として語られていたこと、自分がそれを知っていること、を思い出します。
流行のゲーム世界モチーフを、ハイファンタジーに落とし込む手法がお見事です。
ハマっていたゲームの世界、それはそれとして今は上位の神性存在であり、静謐で無偏の愛を世界に向けるヒロイン……なんて雰囲気が持続するのは、鬼の血が混じった少年ザイと出会うまででした。
燃え上がる『推し愛』に目覚めるヒロイン、語りがおかしなことになります。
乱れる鼻息(イメージ)、…続きを読む