概要
「頑張りたい」を支えるその手に気がついたとき、女は男に恋をした。
大好きなお弁当屋で働く瀬戸菊は、ある日、ぼんくら2代目社長から、お店を閉店させると告げられる。
職を失った菊は、それでも大好きなお弁当屋の味を残すべく、キッチンカーでの販売を思い付く。
外部の支援もあって営業に漕ぎ着けるが、その支援の手を差しのべてくれていた男は、もともとお弁当屋のお客であり、お弁当屋の買収会社の社員でもあった。
職を失った菊は、それでも大好きなお弁当屋の味を残すべく、キッチンカーでの販売を思い付く。
外部の支援もあって営業に漕ぎ着けるが、その支援の手を差しのべてくれていた男は、もともとお弁当屋のお客であり、お弁当屋の買収会社の社員でもあった。
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新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!あの味をもう一度! キッチンカーは夢を乗せて走る!
瀬戸菊は、老夫婦が営む昔ながらの弁当屋「ころりん」のおにぎりに惚れ込み、パートとして働いていた。しかし経営難から「ころりん」は廃業。菊は、キッチンカーでの「ころりん」の復活を夢見て、資金を貯めるためにスーパーで働きはじめる。一方、ビジネスマンとして出世街道を歩むも仕事に意欲を見いだせない男・島津は、そんな菊の姿に憧れ、そっと手を貸すことに……。
潰れてしまった「ころりん」の思い出を引きずって立ち直れない菊と、励ますつもりが菊を傷つけてしまう島津のすれ違いがもどかしいです。
自分は良かれと思っていても、相手にとっては「余計なお節介」や「ありがた迷惑」と思われてしまう。みなさんにも思い…続きを読む