身長１４０センチの黒髪巨乳少女に声を掛けたら、なぜか自宅に居座られた件について。

　とても斬新なスタイルで描かれたラブコメでした。
　現実には存在しない悪魔を自称する少女と、教師をしている男性の同棲夫婦物語。
　こう語るとわかるくらいにぶっ飛んだ設定であるところが、まず突飛して面白い点です。人を教え導く仕事の教師と、人成らざる者の少女。

　丁寧に描かれた地の文が生き生きと二人の生活を写しています。聖夜の日に出会った悪魔。そして始まる同棲生活。普通なら理解の追い付かないような展開にも、巧みな描写と鮮明な会話文にコメディ要素を散りばめて説明することで、飽きずに楽しく状況を理解していくことができました。

　テンポよく進むため沼も無く、常識外れのロリ巨乳少女と繰り広げられ…続きを読む

悪魔を自称するヒロインのボケはファンタジーネタばかりです。
彼女の言葉を信じるならば、洗礼されたファンタジーの世界がそこにあります。
しかしそれは現実なのか、それともヒロインの頭の中だけなのか。

少し、いえ大分おかしい少女に振り回される同棲生活が始まります。