あとがき
はい、皆様こんにちは! こんばんはの方も、お疲れさまです。リレイジ第六章『リレイヤーズ・エイジ - VERSUS INTRUDER -』はいかがだったでしょうか? いやー、敗北エンドからの復活って、大好きなんですよね。機動戦士ガンダム00二期や、アルドノア・ゼロ二期の導入部とか、燃えますし。マニアックなところだと、ニンテンドー64のスパロボなんかも地球征服完了直後からのお話だったような気がします。
楽しんでてもらえれば嬉しいんですが、結構読者さんのストレスになるような設定、描写も多かったかと思われます。ワンコ系後輩がパラレイド絶対殺すマンになってたり、ラスカのママが死ぬ間際まで、ラスカのことを認識できなかったりとか。みんなの
でも、全て必要なことだったし、割り切って書かせていただきました。
覚えておいてください……これが戦争に負けるということです。
そして、戦って負けるのと、戦わずに降伏するのとは、結果的にはイコールですが、別物です。よく『非戦主義を貫き攻められたら降伏するべき』という論調を見ますが、それは平和な日本だからこそ出てくる、一種の
日本だと、自衛隊は侵略に対して三日で全滅する計算になってます。悲しいですが現実です。
抑止力としても、あとから在日米軍が出てくるから、日本は攻められないんです。
なにかと国防の話は煙たがられるし、戦争の話をしたくないという気持ちもわかります。
ただ、今後百年戦争をしないためには、戦争をよく知り防ぐ備えが必要でしょうね。
カクヨムって、魅力的なロボット小説が沢山ありますよね。その多くに、主役ロボと並んで輝きを放っているのが……母艦です! 戦艦! ホワイトベースとか、そういうの! いやあ、ここにも作者さんの性癖、好み、妄念が滲み出ますよね。どの作品も、とても丁寧に母艦を書いてるし、もしスーパー戦艦大戦
さて、リレイジでは長らく
意外に思われるかもしれませんが西暦2098年の地球では、戦艦は結構沢山あります。現在の我々の地球では、戦艦は絶滅しましたけどね。ロシアにそれらしきものが少々あるのみです。しかし、パラレイドとの永久戦争の中、航空戦力が無力化され、空母による機動艦隊や打撃群といったドクトリンが消滅しました。結果、遠くから艦砲射撃で陸軍を援護し、必要とあらば戦略兵器を撃ち込むための戦艦が復活したのです。大艦巨砲主義ですよ、やったぜ!
そんなこんなで、次回は実質的な最終章、第七章……『リレイヤーズ・エイジ - キミシニタモウコトナカレ -』が始まります。与謝野晶子さんが日露戦争の時、妻を残して戦場へ行った弟を呼んだ詩ですね。当時、非常に叩かれたんですが、誰だって大切な人には無事に帰ってきてほしいです。日露戦争では、非人道的な作戦、無茶で無謀な戦術のために多くの将兵が無駄死にしました。戦争をやるならせめて、終わり方や戦い方は合理的かつ論理的なものであってほしいです。
さて、リレイジでは誰が死んでしまうのでしょうか?
ふふ、それはまだ秘密です……でも、思ってる程酷いことにはならないですよ。
世界はいつだって、それなりによい方向に向かってるんですから。
あと、
ではでは、また日曜日にリレイジをお届けできるよう、頑張りまっす!
リレイヤーズ・エイジ - VERSUS INTRUDER - ながやん @nagamono
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