第11話「新家対新家」への応援コメント
考えること、考え続けることはとても大事なことと考えます。
命に関わることでなければ、それこそ失敗すら思考の材料たり得るとさえ。
もちろんここでは命懸けなので即断は大切ですが、即断に備えた判断材料を常から集めておくのは有意義かと。
その意味もあり、『考える意義』が垣間見えそうで楽しみです。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
この辺も、実は雁字搦めにされている証明でもあります。積み上げるべきものは何だったのか、果たして自分で判断しているのか…そういうものの欠落も、あるかも知れません…。
第10話「ビジネスライク」への応援コメント
罠とまでは行かずとも、裏のある話はどこか甘く囁かれるものですね。警戒するのもさもありなん。
加えておだて上げるような持ち込み方ともなれば、さらに。
しかしながら、こういう話は飴と鞭の両面を抱き合わせているのが常というもの、当事者にとってはなかなかに厄介そうな提案と映りますが、さて。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
DESの登場人物は利害の一致で動く場合が多いのです。紀子にとって雅、逆に雅にとっての紀子が、どの程度の相手であるかは曖昧にしてありますが…。
第9話「馬鹿馬鹿しい仕来り」への応援コメント
さてこの仕来りという認識。
背景があるわけではありますが、どこまでをどう捉えるか、という問題は常にせめぎ合いであるのかもしれませんね。
と申すのも、ここまで従来から培われて来た固定観念あったればこそ六家二十三派が敗れる隙を生んだのではないか――とも見えますからで。
もちろん規律や倫理の問題もあるので、縛りがないと今度は崩壊してしまうわけで。さても難しく見えるものではありますが、果たして乙矢辺りはいかに観るものか、という考えも頭をよぎります。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
男権男系の新家ができて以来の仕来りで、誰か一人を依怙贔屓するな、また人の人生を預かるつもりで教えろ、という仕来りですね。
いい点、悪い点はありますね。
固定観念がルゥウシェたちの敗北に繋がっているのも確かなのですが、基を清が鍛える事ができたのも、「父親になったつもりでやれ」という考え方があったのも事実だったりします…。
第8話「似ている二人の相違点」への応援コメント
弓削の教え。根気を要しますが、『自ら模索すること』を伝えるには必須ですね。そして直線と螺旋、どうやら感覚と呪詛の関係に置き換えられそうな。これまでの二人の学びから考えるに、迷いはあれど到達する希望が同時に試行錯誤の回り道は、周辺を知る観測の手段でもありましょう。そこに気付いたときの発展が楽しみです。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
細かい事、特に相手が見落としてしまう事を丁寧に広い、積み重ねる以外に勝利する術はないですから…。
ただ「これしかない」と思った先には、行き止まりしかないのが、DESという物語ではあるのですが…。
第7話「招待状」への応援コメント
何事につけ、基礎や裏方は見栄えとは無関係の積み重ねでできている印象を抱きます。ですが、そこを疎かにしては何も成立しない道理、要は「楽で美味い話などない」わけですね。逆に積み重ねるほどにできることは広がっていく話ですが。
さて孝介、これは気を使った……!?←
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
出せば、それだけで勝負が決まってしまうようなものを持っている訳ではない孝介たちですから…。矢矯の超時空戦斗砕とて、自身が持つ感知と念動をフル稼働させ、いわば姿勢制御から火器管制までも自分で全て処理しなければならないという、心身共に消耗させるものですから。
第6話「小川の算段、紀子の目論見」への応援コメント
おっと!←駄洒落に非ず
これは厄介な繋がりが次々と。
なるほど弱味はゼロとはいかず、さりとて隠せばまた探る手合いも現れるわけですね。ゆえに相争う間柄は面倒と申すもの(観客としては面白い)。
次なる不穏は音もなく迫る、というわけですね。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
繋がってしまうのです…。
DESの登場人物で、人間的な問題が皆無だという者は存在しませんが、さて…この男が関わったという事は、紀子の立ち位置が分かるかも知れません…。
第5話「世話人兼百識の女」への応援コメント
上っ面の言葉だけというのは、実に厳しいものがありますね。ただし自ら身を張って体験しに行かないことには、言葉に実が宿らないのもまた事実。
ゆえに言葉は同じでも、中身には天地の差が生まれ得るということも見かけます。
そして人は体験しないとなかなか理解はできぬもの。そこでなお差が開くわけですが、さて紀子はいい思いをしなかったからなのか、眼を塞いでいるだけなのか、気になりますね。
これからも頑張ってください!
作者からの返信
ありがとうございます。
経験は得がたいものをくれますが、それも受け取る側の資質にも関係がありますね…。
人を傷つけてしまう事で修復できないものの存在を知り、傷つけられることで修復の方法を知る事もありますが、さて紀子は、それらを身に着けているのかどうか…?
第4話「同族は、もう一組」への応援コメント
物と情報の流れ、商売するなら避けて通れぬところがありますね。古書店のように売買に重心が移るほど、それが顕著になるものと感じます。
その上に重なる『舞台の特殊性』、これも異質な存在感を伴って移りますね。商売としては一種の娯楽産業に近いのでしょうが、中身が問答無用でヤバいという。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
正業に対し、かなり歪な存在になっているはずなのです、こういう非合法なものって。大金と思っているものが、実は一生に一度くらいはお目にかかれるものだった事って意外とあるもので…。
本来、仕事って普通にしていれば儲かるはず…と思っているのでは、私。
第3話「親和性≒同族」への応援コメント
さて、ここで繋がりが。
《導》と《方》、さらには孝介の現状、そこから矢矯と弓削の橋渡し。組み合わさっていく事実と事実、パズルのピースが噛み合うが如しですね。
この橋渡しが力になる時が、あるいは訪れるのかも――と期待が膨らみます。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
源流に近いから強い、派生したものだから勝ちがないという事はなく、使い方次第、戦い方次第という世界なのです。
敵から見れば脅威になり得ないものばかりが孝介に集まってきますが、「きっと役に立つもの」のはずなのです…。
第2話「両雄並び立たず?」への応援コメント
確かに、感情は論理に必ずしも沿えるとは限りませんね。
敵でないとは言え、反発の感情から自由になれるはずもなく。
とは申せ、適正距離を測ることも不可能ではないはずではあるので、きっかけが掴めれば――と思うところはありますね。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
生理的に合わないというのは、どうしようもなく存在しますからね…。孝介にとって本当に必要なのは、《方》でも《導》でもなく人間関係を調整する力であり、それはもっと色んな所で役に立つはずなのですね…。
第1話「遺された呪詛」への応援コメント
孝介、ヒントを元に発想を発展させる応用力とか想像力というか、非常に可能性を感じさせるところがありますね。逆境で機転をフル回転させる知恵もまた素晴らしいもので。
もちろん足場は『借り物』でありましょうが、それを認識するだけに驕りとも距離を置けそうと映りもします。将来が楽しみですね。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
手持ちで勝負するしかなく、また手持ちが不足する事がないように調整できるのが世話人の仕事でもあるのですが、その辺の信用など色々と関わっていそうです。
孝介の苦難は、もう少し続きます。
第19話「Link and add」への応援コメント
孝介の成長は、礎の上で自ら足掻いて初めて手にし得たものと感じます。
礎はここで言う『借り物』でしかあり得ない奥行きを備えていますが、その応用は自ら苦しんで工夫と試行を経た先にこそ存在するものでありましょう。
これは強いですね。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
手段の目的化に陥る時って、こういう事の積み重ねがある…と思って書いてました。
孝介が、この手段の目的化に気付き、抜け出すのはまだまだ先になり、平安にすむ話ではなくなると思っています…。
第18話「My Brave,Silver Moon」への応援コメント
これは……円月殺法!?←名前だけは
発展は、固めた基礎の上に築かれた応用と心得ます。基礎をふまえて初めて成すのですが、基礎に込められた思想や背景を理解した上での新提案とでも申しますか。ちょうど将棋の定石一手一手に意味と派生が込められているように。
その上で形作られた発展形は、マタアラタナ礎となる可能性を有していそうです。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
実は特撮からモチーフをいただいているのが多いので、デンジ満月斬りの方かも知れません…。
そういう訳で、相手を嘗めた方から負けるようになっているのです。
第15話「我が眼前の悪魔」への応援コメント
果たして百識が通用するのか……。
攻防が互角であったとしても、ハラハラします。
(>_<)
作者からの返信
ありがとうございます。
本来、殴る蹴るぶっ飛ばすを主な攻撃手段に持つ百識は稀、六家二十三派には皆無なのですが、鬼家月派の当主はそれを使うのです…。
会が単独では難しいかも知れないですね…。
第17話「危機は好機。辿り着いた境地」への応援コメント
これは!
なるほど、積み上げあってこその気付き、迷いあってこその突破口というところでしょうか。
そして孝介、必勝の表情でないところにむしろ成長があるのでは、とも感じます。
戦である以上は絶対はなく、ゆえにこそ次の手次の手を用意し続け、であるからこそ粘り強く勝ちを拾いに行けるものと考えます。絶対を信じるのは思考停止ではあるまいか、という疑いですね。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
本来、人を殺せる威力を備えても、双方の殺意が肯定されるような場所では容易く殺される相手などいないので、余裕なんてものは油断と同義だと思っているのです。ましてや孝介は、いつも強う訳ではなく、たまに強いというレベルですから。
借り物だもらい物だという前に、何でも使っていかないとダメなのですが、漸く気付ける事があったのかも知れません。
第16話「もう滅ぶべき」への応援コメント
怒りは実に厄介なもので。
確かに呑み込まれずとも、こらえるだけでブレが出そうです。そして触れれば効果を表す呪詛とくれば、なるほど攻め手に窮しやすそうですね。
そして焦りが下手を誘うのもまた事実。これはなるほど焦ります。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
気性というものがそれぞれあって、どうしても行動や思考を支配してしまいますからね…。
石井は戦闘に向く方ではないですが、手段が限定され、また気性が勝利へ向きにくい孝介ならば、割と噛み合ってしまうのかも知れません…。
第15話「遅れて訪れた初戦」への応援コメント
あ……(察し)。
頭に来る挑発って、確かに安っぽくて中身のない言葉ですね(汗)。そう言いつつその程度の表現力か……!という方向性で怒りも増幅されます。
まあこの「借り物」論法、言い出すと何もかもが「借り物」になりますので盛大なブーメランになりそうな気はします。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
深遠で語彙が溢れてる煽りなんて存在しませんからね…。煽りを本質まで剥いてみれば、凄まじく簡単な一言だけのような気がします。
大抵の場合、そういう人は、自分の事は棚に上げているような気がしてますね~。
第14話「方便である」への応援コメント
人は、信じる正義の為にこそ歪むと申しますが。とは申せハッタリも手管も作戦のうちという裏世界、狡猾も老獪も咎めるには当たらずというところでしょうか。もちろん、正当性をすっ飛ばして殺めようという魂胆で邪悪なのは確定ですが。
さて石井、戦い方に関しては見事に見解がすれ違っていそうですが、自慢の業物が脅威ですね。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
小川や石井は公平とか公正という言葉を好む傾向にあるけれど、その公平・公正は自分の主観によるものだと気付かないタイプです。
こういう命がインフレを起こしているような場所に、こういうタイプが来ると殺すという本来の生活では最高に高いハードルを持っている行動が、コンビニでアイスでも買うくらいの気安さになってしまうと思うのです。
いよいよ開戦です。攻撃する《導》は持っていない石井ですが、孝介も攻撃手段は非常に狭いのです…。
第13話「矢矯のアキレス腱」への応援コメント
表現は送り手と受け手が揃って初めて成立する、とはよく申したもので。
送り手の意図、受け手のイメージ、噛み合えば曲解でも通じてしまいますね。もちろん根底には共通の認識や願望があるわけですが。
ともあれ今は孝介の現状と二人の認識が少なからず重なっている状況、孝介の前進が鍵になりそうですが、さて。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
人間関係から始まり、思考に至るまで、案外、単純に完結している登場人物が多いので、噛み合うととことん噛み合ってしまい、結果、互いに互いを追い詰めてしまう事になる構造になっています。
孝介も全てを把握されている訳ではないので、小川を無視すれば何とでもなるのですが、それができる性格かどうかは…?
第11話「竜より生ませた名刀」への応援コメント
とうとう完成……しかも八口。誰と誰が使うのか、気になるところではあります。
同時に、ルゥウシェ達がこの刀を十全に活かせるかという問いも、同時に浮かび上がってきますね。
人を呪わば穴二つ、という可能性もありますし、いずれにせよ向こうに回す局面が緊迫の度を増すのは間違いなさそうですね。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
割と後々まで関わってくる大事なアイテムだったりします、この刀。
威力は、これから後半戦、実際に孝介にて試される事になります…。
第10話「町工場製の剣」への応援コメント
得物が工業品だけに、工業を相応に知ればこそのところがありますね。実際の町工場の情景も設備も、存在感いっぱいで思わずニヤリ。
一方の石井、考えてみれば得物を磨くこと自体はいいものの、『力』に頼る力押しの思想がどことなく通底しているようで危うさを感じます。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
町工場といえば、トタン屋根の古い建物に、ちょっと古ぼけた作業着というイメージもできてしまうのですが、最近の所は衛生には特に気を付けてるから、真逆ですね~。また掃除する事が、道具の置き場所、作業スペースの動線などを考える一番の方法ですから、整理整頓も当然のようにしていますし。
野球に例えれば、矢矯たちは自分たちで鍛えていかなければならない楽天や日本ハムのような状態で、石井たちは金にモノをいわせて選手を集めてくるソフトバンクみたいな状態…と思って書いています。
第9話「怨敵滅殺の玉鋼」への応援コメント
突破口を探すに当たって、一度吐き出して形にしてしまうという手は有効ですね。形にすれば、観察も考察も違った角度から成しうる道理です。
石井のやり方にも、これに通じるものを感じますね。
孝介が『まっすぐ』を求めているといっても、その道のりには紆余曲折あってもいいはずですので。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
こちらも最終段階に到達しました。
孝介と違い、迷いも躊躇いもなく進んできた訳ですが、決戦はもう少し先になりそうです。
第8話「創造者に非ず」への応援コメント
なるほど納得の説得力。
再現性を考慮するなら工業品、伝承するにも『守』の概念が役立つところですね。
創造には裏打ちが必要になりますし。基礎や定石に込められた理論の数々は、裏を打つのにも絶大な力を発揮するものと心得ます。
そしてそういった理論の数々は、『自ら学んで吸収』してこそ。孝介の学びにが前進することを祈りたいところです。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
時々、目にする「芸術品であり気品のある日本刀と、殺傷する事を目的としてただ大量生産されただけの銃」みたいな表現が嫌いだったというのもあります。
日本刀そのものは鎌倉時代を頂点にして、現代に近づいて行くにつれ衰退しているのに対し、金属加工は高みに達している…みたいな考えを、矢矯や弓削に仮託してる所もあります。
誹謗されようとも実用第一というのを、孝介にも身に着けさせていきたい…と思って書いています。
第7話「目隠しには気付けない」への応援コメント
自己否定、とでも申せましょうか。眼を逸らしたくなる背景というのは多々あるとして。
ただ、眼を逸らしていた場所にこそ答えが潜んでいたりすることもありますね。
『借りている』事実に眼を向けてみれば、『応用を上乗せしている』ことに気付くこともありそうです。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
結果ばかりを追っていると、追いつけていない事、また追いつきそうにない事ばかり見えてきますから、自分が貴重なものを持っていても、貴重ではないように感じたりするものですから。
そもそも人に教えるには向かない方法を身に着けられているだけで、孝介と仁和も凄いハズなんですよね…。
第6話「恨みの心得」への応援コメント
念には念をと申しますが、これはもはや執念の域と見えますね。
親友への肩入れを通り越し、維持と誇りさえ漂うかのような。
とは申せ、非生産的ではありますが。
「この情熱を別の方向へ注いだなら」という仮定は耳にしますが、当人にとっては本命なのですから曲がらぬものと映ります。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
他にできる事があった、今も他に好手があるにも関わらず、自分の感情を優先してしまうのが「行き止まり」であり、「雁字搦め」なのだと思って書いています。
石井やルゥウシェは矢矯や孝介を「取るに足らないもの」と断じていますが、続きもありまして、「だから劣っていなければならない」となり、それを何が何でも証明しなければ気が済まない、という感情に帰結してしまうのです。
第5話「持たざる者の強さ、持つ者の強さ」への応援コメント
遂には富士山、これは石井の作は業物になりそうですね。
そして孝介、悩むということは意義を探ることへ転ずれば、思考を巡らせる分だけ強い心の礎にも転ずる事ができそうな。
すぐには答えの出ない問いにこそ、深い気付きは宿る道理。あるいは奥深い思考の誕生に立ち会っているのかも知れません。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
神田明神、鶴岡八萬と来て、富士でした。この辺、地図に印を付けていくと、見覚えのある軌跡になっていくのです…。
孝介も、壁にぶつかり、雁字搦めされている登場人物の一人ですから…。孝介は特に、長く縛られる事になります。
第4話「呪詛と祝福」への応援コメント
呪詛と祝福、こうやって得物に込めることでの効果というのも興味深いですね。しかしながら人を呪わば穴二つ、自らが足を取られることもありそうですね。
そして孝介、自ら成したと胸を張れることが少ないと陥りそうな状態ですね。実際には『結果という未来』に眼が行って『過程という現在』を見落としがちな状態とも映ります。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
石井の刀は、結構、後まで影響を及ぼす小物なのです…。
孝介はうつ病になりやすいタイプと思っています。嫌悪や憎悪の感情が強い程、何かに躓いた時、対象を上手く処理できないらしいので…。
第3話「聖剣・魔剣・神器名刀」への応援コメント
護りたいもの、あるいは『自分や周囲にあると認識する充足』、あるとないとでは大違いですね。認識できなければ、維持する思考も満足も得られませんし。
そして町工場、工業力の源泉でもありますね。職人の感覚と工学の境界、矢矯の考える感覚と精度に近しいものを感じます。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
本来、物事の価値は相対的なものではなく絶対的なもので、本人が世界一大事というならば世界一大事な物なのですが、この辺、孝介と仁和で受け止め方が違うのです。
工場製品といってもバカにできたものではなく、世界的な刃物メーカのコールドスチールなんかもありますしね。矢矯にとって剣とは、補充が効くものでなければならない訳で、実用一辺倒なのです。
編集済
第2話「剣と刀」への応援コメント
なるほど孝介、通過儀礼を思わせる悩みですね。
オリジナルとして優れたものを自ら成すには、回り道にも見える吸収の過程が必須であるはず。吸収で知った各要素の『良さ』を認識し、そこを土台に『自己流』を成すのが順当ではありましょうが――結果に飛び付きたい焦りも滲んでいそうです。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
陽大のφ-Nullエルボーや、基の斬奸剣・両断などは、それぞれが自分の機知だけで生んだもの…と考えてしまっている孝介ですから、過程や結果がついてきていない、と感じている風に書けていれば幸いです。
私も、結果が欲しいと思うのは、ジャンルこそ違えど同じですしね…。
第1話「遠き境界線」への応援コメント
なるほど疎外感。
とは言え孝介、初回を除いては制裁マッチで舞台に上げさせられている身ではありますが。ただしこの責任感、根は思いやりにありそうにも見えますので、巡り巡ってプラスに育っていきそうとは映ります。思考とは悩んで発展するものでもありましょうから。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
しかし、その初回が、陽大と基は自分の意志によっていないのです。また王来、上っては生らない場所ですから、それが一度だろうと十度だろうと、五十歩百歩というものだと思っています。
また実は矢矯が望んでいる事とは、別方向に向かっていたりもします…。
第27話「電光石火の快男児」への応援コメント
機転!
実のところ、武器そのものがいくら強かろうと、扱い方や用い方、はたまた使いどころを無視しては活かしようがないものと考えますところで。
逆に、考えて知恵を絞ってとなると、途端に可能性が広がりますね(必勝とは限りませんが)。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
武道では「攻撃力」とか「防御力」という考えはない、というのが私の中でも根底にありました。ゲームでも、FF2などが明確でしたが、攻撃力よりも命中率と回避率が重要でしたし、そういうイメージを強くしてます。
しかし、負ける事が許されない身でも、勝つばかりとは限らない…いずれ基たちもぶつかる壁ですね。
第26話「魔法使いの弟子」への応援コメント
なるほど、これは納得の解決法!
基独りの力ではなく、知恵と力の合わせ技が生むカタルシス、大変ツボです。
そこで崩れない那も手強い!相手の意図を互いに引っくり返し合う展開もまたツボ。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
勝利が絶対とされている中ですから、基が身に着けたものだけでは圧倒的に足りないと思ってます。また基だけが戦っている訳ではなく、聡子とて戦っている…と。
第25話「基の《導》」への応援コメント
激突!
医の能力とは言え、使い方次第で何とでも化けるのがすごいところ。
であればなおのこと、使う側の機転や知恵が問われる気もします。
そこで基も専守防衛、さて突破口はいかに。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
感覚を狂わされるというのは、耐えられない痛みや苦しみになると思って書いています。
実質、3対1という状況ではあるのですが、基がどう身に着けてきたものを発揮していくかを書けていれば幸いです。
第24話「見参」への応援コメント
大見得!
なるほどプライドが高ければ、正論と挑発である程度行動が誘導できる道理ですね。もっとも、真に高潔ならこの場で対決する理屈はないのですが。
もちろん手が限られるゆえの必死の策なのですが、侮りの心理を衝いた見事な戦法と映ります。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
作中で「名誉なんていう愚にも付かないものを欲しがる」というのが作中の登場人物の特長ですが、「相手を何が何でも叩き潰さなければ気が済まない」というのが、敵側に属しているキャラクターの特徴としています。いわれればいい返さずにはいられない、と。
プライドをオカズに丼飯を食べれるはずもないのですが、だからこそ突ける隙が大きいと考えています。
第23話「時間切れ」への応援コメント
そう、生命全体を俯瞰してみれば、死というものにも意味があるのですよね。それを独自に解釈しようという教えにも、また自分なりに意味を見出そうという基の意思にも頼もしいものを感じます。
大切なのは『間違わないこと』ではなく、『自ら答えを求める姿勢』でありましょう。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
私の創作全てに込めている考えなのです。命の大切さは、死とセットである、と。大切な人の死は悲しいけれど、悲しいからこそ乗り越えなければならないし、その成長こそが人が人たる所以だろうと思っています。
それを奪ってしまうと、悲しみを想像すらできない、酷い世の中になってしまう気がしてます。
第22話「天地を一つに」への応援コメント
これは……!
悟る時は様々なものが一気に繋がるものでありましょうが、基の気付きには目を見張りますね。しかもその背景にあるのは、基が救おうとする意志と、多くの味方の応援の心。大きなプラスの拡がりを感じます。
これからも頑張ってください!
作者からの返信
ありがとうございます。
基は「男子三日会わざれば刮目して見よ」というままの姿なのです。清がいった通り「素直で一意専心と突き進める心を持っているのだから。金でなど、決して買えないものを手に入れていく」と。
第21話「的場邸にて、那の真意を知る」への応援コメント
集結感。
これまでの関わりが収束してくるのを目の当たりにすると、事態の大きさと頼もしさを同時に感じますね。
そしてなるほど、那は相手の心理を圧迫することも考えていましたか。眼先の一点だけに拘泥しない辺り、手強さを感じるところですね。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
この時のために安土が集めてきた「きっと役に立つもの」なのです。
女神の白刃のインフゥもそうでしたが、DESでもまともに成長したら、最強の百識になるのは基という設定なのです、実は。
那は、「考えているようで考えていない」と思って書いています。どちらかといえば、実力よりも幸運で成功しているものが多いのに、自分では気付いていない…と。その幸運が尽きた時、出せるものが果たしてあるのか…というものを、これから描いて行ければ…と思っています。
第20話「急転直下」への応援コメント
間に合ったー!
思わず快哉を上げますね。
元より相手は隠密行動なのでしょうから、撤退に関しても判断を下せば早いというもの。お見事の一語に尽きます。
これで時間が稼げることに。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
安土は打算があったにせよ、こういう時のために矢矯や弓削、また孝介や陽大と友誼を結んできましたが、敵はビジネスライクといえば聞こえはいいけれど、打算と妥協で結んだ契約でしかない差が出た…と書けていれば幸いです。
第19話「棋士は勝負に上がらない」への応援コメント
さて悩みどころ。
急げば事が露見しやすくなりますし、隠密を重く見れば動きも重くなる道理、納得ですね。
そこで安土のアイディア、時間稼ぎにしろ助っ人にしろ、鍛えた思考力にひたすら期待のかかるところです。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
何事も執行する力というものが必要だと思っています。ルールで決まっていても、それを踏み倒す事が可能であれば「やったモン勝ち」が成立してしまいますから。
味方サイドは、執行される事を前提にして考え、それでも失敗する可能性を孕んでいる事を念頭にしているつもりで書いてますので、そう感じていただけると嬉しいです。
第18話「タイムリミットは歓迎できるか?」への応援コメント
ネットを介しての繋がり、実は分母を稼げる分だけ『濃い繋がり』も生まれる可能性が高いですね。これは物理的な制約がかなり外れているのが大きいと私も自覚しています。ならばこそ孤立せずとも済む可能性も拡がるものと。
そして二人にはもうひたすら「頑張れ……頑張れ……」と応援する次第。その狭い世界から離れさえすれば……!と。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
ネットの繋がりって、例えば相手が急死してしまったら、それを知る事もできず、悼む事もできないので、薄いといわれる事が多いですが、でも現実ならば、年齢や性別、住んでいる場所などが友情の制約になってしまうところが、全く制約にならない場でもあり、大切な場所にできる事もある、と私は思っています。中村さんと知り合えたのも、ネットな訳ですし。
また逆に悪意が生まれると、それが際限なく拡散、増大していく場でもあり、歯止めのかからない地獄を作り出す事もあるというのは、皆、経験で知っている事だとも思っています。
いよいよ終盤、基の訓練は間に合うのか…最後までお付き合いいただけると幸いです。
第17話「サメが見つけた鯨」への応援コメント
深い!
相打つならば、読んで狙った方こそが有利、まさに正鵠ですね。そして読んでいればこそ、『手』を置いて自らの有利を導き出すこともできるというもの。
将棋などにも通じる『先の手を読む』という行為、これの強さを実感します。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
やはり老人キャラならば武術かなと思い、書いていました。百識の世界では、肉弾戦は下品と蔑まれるのですが、基にとってはその先入観を突く武器にもなるはず…と思いまして。
意識を常に持つ事は、感知の《方》を有効に使う要諦にもなるはずなのです。
作中でも、清は基は次々と金で買えないものを身に着けていくといっていた通り、基の成長が始まっている…と書けていると嬉しいです。
第16話「春のうららの静と動」への応援コメント
社会の外で社会を語る、耳に痛いことではあります。いずれも建設的な思惑ではないところ、互いに棘が多いのは印象的ですね。
一方で基。なるほど感知できぬことには対処のしようがない道理ですが、信じられるものを得た背景もあってか、実に活き活き。清の導きもあって、今後が楽しみですね。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
百識全般にいえる事ですが、《導》も《方》も決して社会の生産には何ら寄与せず、決して特別な存在ではないにもかかわらず、「自分は特別である」という無根拠の万能感に溢れている点がある、と思っています。
敵側にいる百識は、それが異様なほど強いため、一方仔牛か見ていないにもかかわらず、自分は中立、公平と思い込んでいる…と。
基は順調です。もしも予定通りに行くならば、場合によっては作中最強の力を持ってもおかしくない快男児なのです。
第15話「助けさせて下さい」への応援コメント
なるほど基、優しさとしんどさのみならず、認識できるようになる喜びをも持ち合わせるようになったとなると、確かに強さを帯びそうです。
もちろんその背景にあることは肯定できませんが、基がヒントを得たところから前進する気概の持ち主であることは間違いなさそうですね。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
基にとって必要だったものは、友達と教師だと思っているのです。殊更、学校で勉強する必要はないという人もいますが、学校ってそれなりに必要だったと思うのです。特に人間関係を学ぶ場としては、問題は色々とあるけれど、制度としてはよくできていると…。
学校を「気の置けない友達がいて、尊敬できる教師がいて、努力できる場」としたら、本来、基に必要だった場所なんだ、と。
今、友達として聡子や真弓がいるし、教師として乙矢や清がいるのだから、その状態を作る事ができて、基も本来の力を取り戻し、伸ばせている時だと感じていただけると幸いです。
第14話「泥沼に沈む、或いは前進」への応援コメント
ああ、そういう論理ですよね>女児
いずれ生贄がいなければ破綻するわけですが(以下略)
ともあれ基、これまでの積み上げが活きてきているように窺えます。これは将来有望な。ただ眼先の問題が問題だけに、生き残ってナンボの世界ですね。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
基本、こういう事を正当化している子供は、自己正当化が上手く、また他人の足下を掬う、揚げ足を取る事に長けていね…狡賢い、もしくは小賢しい屁理屈を振り回すものだと思っています。
あらゆるものを聞かず、聞いたところで「言い訳ばっかり」としか解釈しない…この辺は、子供に限らず、アラサーアラフォーにも多いですが。
基は、遂に彼が今まで集めてきた「きっと役に立つもの」が総動員されていく展開になりますよ~。
第13話「誇りの報酬」への応援コメント
基の言葉、これまで積み上げてきたものが在ったればこその重みを伴って響きますね。
そして清、これまた頼もしい。なるほどこれは強さを知り抜いていそうな風格が。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
基は、この第3チームの主役ですから、できるだけ単純だけれど勇気のいるシーンを心懸けてみています。
そして乙矢が教師であったならば、基にとって師となる男の登場なのです!
第12話「味方の編成」への応援コメント
動いた!
基が停滞せざるを得なかった想い、光が兆し始めましたね!
向き合う気持ちを引き出し、徐々に事態をほぐしていく様は、また別種のカタルシスを呼びますね。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
今の基は首を窄めて、世の中を斜めに見ていたクソガキではないのです。多くの出会いを経て、また乙矢に本当の教育を教えてもらってから、刮目してみなければならない男児へと成長していっているはずなのです
第11話「風雲急を告げるも……」への応援コメント
おおっと。
これは繋がった線がある!?
確かに危険ではあるのですが、思わぬところから反撃の目が!?
こういう緊張感も、また二転三転する状況も大変ツボです。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
この5章の事だけでなく、DESの物語全体にある流れで、陣営の色分けが進んでいるのです。
安土にも目的、思惑が存在する以上、危険は相当、後まで続きますが、基が切り抜けていく力を付けていく物語なのです。
第10話「足音、足跡」への応援コメント
やはり、という展開。
今回の川下は利用されたもの、という感が強いですね。事実として利用されているのでありましょうけれども。
今度はさらに強敵ということになりそうですが、さて。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
基と聡子の合流は歓迎されない上、基は未だ許せない敵ですから…。川下も、やはり行き止まりにぶち当たり、雁字搦めになっているのです…。
第9話「真弓と乙矢の部屋にて」への応援コメント
頼れる師の存在は、知や心の支えという意味でも大きいですね。
とは申せ、重大な事実もあるわけで。
明るい材料ばかりとは限りませんが、これを前進の力へと成していってほしい――という願望も。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
乙矢と真弓の二人と出会った事は、形こそ偶然でしたが、必然でもあったと臭わせて書いているつもりなので、そう感じ取っていただければ幸いです。
基の本性は、勇敢で友情を重んじ、尊敬できる大人と出会いたいと思っていた児童なのです。
この5章は、1~4章に比べ長丁場ですが、快男児・鳥打 基がその扉を開く、重要な場所と思っています。
第8話「コンディトライへ」への応援コメント
救いの場所、基が聡子を誘うのは、やはり意義を大きく感じているからでもありましょうね。
これから繋がる線、小さくとも救いの起点としては力強そうです。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
基は、自分がしてもらった事を人にしていこうとしていると思って書いています。元々、優等生でもありますし、優しい男児なのです。
第7話「基のプライド」への応援コメント
基、男前!
懸命になると決めたら懸命、ゆくゆくはハードボイルドな一本気かも、などと期待を抱きます。
いずれにせよ他人の心痛を慮れるところへ持ってきて決断を下せる胆力が備わったら実にタフになれそうです。
もちろん団結の影響は大きいでしょうし、そうなると心配も出てきたりはするのですが。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
快男児とはいかなる者かと考えて、基を作っていきました。挫折する事も絶望する事も、必要な要素だと思ったのです。
一人ならば自分だけでも支えられない二人でも、二人揃えば三人分の力を発揮できるはずなのです。
困難は当然、ありますが、さて今の基を屈服させるのは、どれ程の悪意であろうと難しいはず…。
第6話「種々の問題」への応援コメント
ただならぬ事態……!
プラスがあればマイナスもある道理ですが、これまでの展開からして不穏を極めそうな気配が。←意訳:いいぞもっとやって
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
光明が差してきた基と聡子ですが、歓迎されない空気も勢いを増してきます…。
この5章は、私にとって最も思い入れのある主役である基と、最大のヒロインである聡子の物語であると自負しています。
第5話「声を出せない自分たち。声帯のないウサギ」への応援コメント
ああ、ここでこういう方向へ行くために――と腑に落ちるものを感じつつ。
基も境遇が境遇だけに、『表情を読む』ことに長けていますね。さらにはこれまで前向きになって来たことも相まって、人格的に一歩も二歩も進んだ印象を抱きます。
さて、その心はいかに。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
ストレスから来るちょっとした言い間違いや、解釈違い、色々と誤解されやすいというのも、生け贄役にするには丁度いい性格なので、聡子も生け贄役にされてしまっているのです。
基も以前ならば気付かなかった事がたくさんあるけれど、乙矢と真弓の二人と出会い、色んなモノを学んできた今は、本当の未来が来るはずなのです…。
第4話「治癒の《方》と医療の《導》」への応援コメント
なるほど、矢矯が時間と空間を(一時的にせよ)ものにしたのであれば、それを医療に用いるのも無理からぬ発想というわけですね。
その一方で小川のエグい思考が……。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
ひとつボツで考えていたのは、矢矯の念動と感知は、応用すれば手術などにも使える…としてました。それをやったら、心霊医師でもやったらいいという話になってしまうのでボツにしましたが…。
小川は、まだまだ暗躍してくれますよ…。
第2話「運命の《導》」への応援コメント
ああ、繋がった――!
社会的にはともかく、救いの一端なりと見えてきたことにホッとします。
同時に聡子の行く末に立ち込める暗雲も見えているわけですが、さて。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
いよいよ帰ってくるのです。私にとって、作中で屈指の強い矜恃を持ち、成長していく快男児が帰還するフラグが出現したのです。
暗く、厳しく、また腹立たしい運命がありますが、きっと切り抜けられるフラグもあるのです…。
第1話「聡子の冒険」への応援コメント
聡子と基、繋がりましたね。
ここで繋がるのは周囲に望まれたことではないのも事実でありましょうが、『周囲』というのがまた落涙者の惨状です。行き着くところが不条理の極みというところですが、そこを知るからこその救いを願わずにはいられません。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
3章での悲劇から、ここへ繋がるのです。
この聡子の存在から、自体は少しずつ繋がっていく…と考えて書いていますので、そう感じ取れるようになっていれば幸いです。
第13話「矢矯の覚悟」への応援コメント
おおお、こういう展開……!
よもやこういう大技が拝めるとは思いませなんだ。
いずれにせよ「これ以上はない」という驕りは、同時に自分の可能性を封じるということでもありますね。
矢矯の覚悟と研鑽に最大限の敬意を。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
矢矯の場合、己の機知と経験で変化し続ける洗浄に対応するしかないので、他者に伝授し難い《方》ですが、それ故の大技を持っていたのです。
戦う事を放棄してでも逃げ続けるが可能であれば、数分も凌げば自滅してしまうものですが、接近戦を挑む者を脳筋と蔑む相手に対しては、対処不能の状況に追い込めるものでもあるのです。
第12話「弱肉強食の浅はかさ」への応援コメント
適者生存、まさに。
そして《方》で肉体を操る上では、肝要になるもの。これは電装剣を操る上でも肝要なのでは――などと期待を膨らませております。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
適したものが生き残るからこそ、破壊の力しか持たない百識は社会の生産に寄与できず、プライドだけ高い落伍者が多くなっている、と思っています。矢矯自身も本業はサラリーマンですしね…。
念動、感知、障壁は最も基本的な《方》であり、基本的だからこそ軽く見られる事が多い訳ですが、それを突き詰めるとどうなるか…それを次回、解き明かします…。
第11話「LastResort」への応援コメント
お!
細かな工夫がものを言う――かと思いきや。電装剣とは意表を衝いてくるカタルシス!
知恵と仕込みが一気に噴出、期待が膨らみますね!
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
矢矯も同様の装備を持っていたという設定です。どちらかといえば力業で強引に行く展開になりますね、今回は。
今回に矢矯の全力を書ければ…と思って展開させていきました。
第9話「性質の差、火力の差」への応援コメント
さて、『火力』ときましたか。
確かに正面切って勝てる力、それそのものは脅威ですね。
問題はその力を単一の前提で殺してはいないか、というところと映ります。
力は道具、であれば『いかに使うか』を使い手に問うもの、これは彼我ともに通じる命題でありましょうね。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
場合によっては会場ごと粉砕できる力を持っている火家上野派です。
大規模、大火力という最も分かり易い百識ですから、矢矯や的場姉弟にある対策は果たして…? という期待があれば幸いです。
第8話「弱い方が負ける」への応援コメント
多対多の立ち回り方、一騎討ちとは見るからに異なりますね。それを知るからこその3対2でしょうし、ベクターの歯噛みでもありましょう。勝利条件の違いも見えてきて興味深いところです。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
武道や格闘技で、多人数が入り組むものって精々、プロレスくらいしかないと思い、3対2は矢矯・的場姉弟が不利になるはず…と考えて展開させました。
矢矯ですから、切り札は用意してありますが、切り札とは使うまで追い込まれたら絶体絶命という事でもありますね…。
第7話「引き出した言葉」への応援コメント
挑発!
とは申せ、事実を交えた『解釈の提示』ではあるので、ここは心理戦というところでしょうか。
何にしてもこのプライドはメッキではないでしょうから、固定観念の隙を衝く綱渡りではありましょうけれど(汗)。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
六家二十三派は百識のトップであり、そこの出となれば他者より自分たちが優れているはずというプライドがありますし、何より「自分たち」と「その他」という色分けをするタイプにとっては、その他とは劣っている集団になると思っています。
そんな三人にとって、安土の挑発は安ければ安いほど頭にくるはず…と。
第6話「安土の出番」への応援コメント
安土、相手によって手は選ぶ、という思考法もありそうですね。そもそも理の通らぬ相手に理を説くのでは解決せぬという認識を持っておりますので。
故にこそ人を嫌いになれない、という考え方の価値も理解できます。そこに非があるわけではなく、付け込もうとする論理にこそ咎があるという考え方ですね。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
DESの登場人物は敵味方に関わらず問題の多い人格ですから、気性というものが非常に行動を縛っていると考えています。
特に舞台に上がっている百識となれば、かなりの矛盾を抱えてますから、突ける急所も様々…と書けていれば幸いです。
第5話「標的の選定」への応援コメント
なるほど、これはいかにも大家らしい思考回路ですね。歴史が深いだけに、先入観もまた強固であると映ります。
もちろん大家であるだけに、その力は計り知れませんが、さて興味深い対立の構図と映ります。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
相手を格下にする事で、自分の地位を相対的に高いモノにしようとする者が、常に敵対していくようになっています。
そもそも前章で犠牲になった基も、また辛くも切り抜ける事のできた陽大も、突然、落とし穴に突き落とされ、「ほら見た事か、私たちの方が高い地位にいる」といわれたに等しい訳ですから。
道徳を場代にして命を賭けるギャンブルというような、許されない世界に平然と身を於ける人たちの精神構造って、こういうものなのだろう、と思うのです。
第4話「北県へ来た三人」への応援コメント
的場姉弟、シナリオ通りに事を進めようとするならば、やはり圧倒的主導権を握っていてこそと考えます。この辺りまで含めて学んでいるということなのでしょうね。
そして悪意を持つ側は、いつでも自分のことは棚に上げておくという話(汗)。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
舞台の勝敗は観客が決める事ですから、死ぬ事を回避するのと、アジテーションによって観客を味方に付けるという2点は、矢矯や的場姉弟のような百識にとっては命綱に等しいのです。
また悪意は簡単に伝搬し、増殖していくものだと思っています。特に閉じられたコミュニティで流れに乗ってしまえば、それがハウスルール、ローカルルールに等しくとも、絶対の法にしてしまう人、相当な数が存在している、とも…。
第3話「SonicBrave」への応援コメント
なるほど、相手と会場を圧倒する手は、事前に練り込んであるもの――深く頷きます。
武道でも将棋でも、型や定石を理解し覚えるのは『即座に、かつ理に適った動きを可能にするため』でありましょう。的場姉弟が勝ち方に思考を練った背景にも、この組み立てが活きているものと思えます。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
地味だといわれつつも、矢矯が必殺技に深めたものを的場姉弟も身に着けていっているのです。ひとつひとつ自分で必要である事を実感しながら身に着け、本番では自由自在に操れない事を自覚して発揮する力こそ、何事に於いても強いものになってくれると、私も思っています。
この章も、厳しい状況にはなりますが…。
第2話「的場姉弟再び」への応援コメント
悲痛……!
その一方で、ピースが繋がりつつある予感もありますね。
いずれ交差することもありましょうが、その道のりは果たしていかほどか。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
孝介、仁和、矢矯の第1チーム、陽大、神名、弓削の第2チームに続く、第3チームのピースが揃いました。
4章は第1チームの物語になりますが、次の5章でも、また色々とあります…。
第1話「巡っている何か」への応援コメント
これはキツい……>子供の嘲笑
同調圧力の一種でしょうけれども、出る杭を叩く背後には、負の感情を強く感じてしまいます。
さて直感、気になるところではありますが、さて。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
基と共にクラスの生け贄やクニされている聡子ですから、大人がお墨付きを与えたイジメは、もう歯止めがきかないのです。
聡子は私としては、最もヒロインらしい存在だと思ってます。
第16話「言わせてはならない言葉」への応援コメント
ぐはっ……(吐血)!
これは超弩級……!
刺さりますね。どん底……!
この絶望感、お見事です。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
陽大は弓削と神名の助けを得て切り抜けられましたが、基にあった未来は、こうだったのです…。基は百識ではなかったですし。
ネタバレになりますが、これで済むはずがないので、先に進んでいただければと思います…。
第15話「シンフォニックメタル再び」への応援コメント
あああ!
深刻な悪意というのは、得てして気軽、また得てして正当化されているものですね。ゆえに検証すればバレる程度のものですが、先入観を信じて疑わないクチには、ましてや自分の都合に沿った話であればなおのこと、通じてしまう恐ろしさ。ゆえにこそ安易は警鐘の的で在るのかも知れません。
そして状況ヤバすぎ!
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
何事も攻める側が有利ですし、卑怯者でなければ卑怯者のする事を100%分かる事はできないというのもある…と思うのです。
惨劇は、そこまで来てしまっていますね…。
第14話「真弓の想い、基の罪」への応援コメント
そうきましたか(涙)。
元はどうあれ、真弓は『意味を成そうとしている』と受け取れますね。それこそ父の意志のプラスの面に対して。
もちろん割り切れない面もあるにせよ、真弓を放り出さない意志に報いるところがあってほしいと願うばかりです。
そして『真実の虜』、なるほど納得の視野狭窄。ヤバい。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
一つ、私の創作全てに込めたいと思っているテーマは、「恨みを知り、孤独を味わい、絶望して、それでも尚、何かを守ろうと努力する者が最高である」というのがあります。
例えば矢矯は、ルゥウシェたちを恨み、孤立する孤独を味わい、絶望の淵に叩き落とされているけれど、的場姉弟を守ろうとしていますし、陽大も、世の中を恨んでいるし、常に孤独でしたし、色々なモノに絶望しているけれど、家族な弓削と神名に対する思いがあるから強い…と書けているといいのですけど…。
真弓も自分の出生の秘密に恨みを抱き、それ故の孤独を知っているし、絶望もしたけれど、乙矢と出会い、基と出会い、基を守りたいと思うし、真弓の父親とて、細君を恨み、孤独しかない家庭を生き、色々な事に絶望しているけれど、自分のすべき事を黙々とやり続けられる男だと思っています。
そういう意味では、基は恨みも孤独も絶望も知っているけれど、護るものがないという弱点があるのです…。
第13話「出会った縁、出会った意味」への応援コメント
この先は平穏というよりは『戦い』の日々にはなるとは思われますが、それでも『戦う意志と意義』を基に示せた意味は大きそうです。
そして基に手を差し伸べる背景、確かに気にするところではあるでしょうね。そこへまた重い事情が……。
あるいは背負った重さに踏ん張る人というのは、重いものを背負った者を見分けるのでは、と思いもしたり。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
「皆、それぞれに事情を抱えている」というのは、現実でもそうだと思っています。それを極端化するのが、私の好みでして…。
個人的に、基にはまだまだ足りないものがあるから、これからヤバい方向へ向かってしまいます…。
第12話「楽園への侵略者」への応援コメント
これまでの積み重ねあったればこその動き!お見事!
恐らくはこの先、不穏な展開が待っているのではありましょうが、心を強くもてる一事ですね。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
乙矢と真弓がいることで、始めも相当、救われている部分、また成長している部分があるはずで、その一部を使えた感じです。
ただ、これによって三人とも、行き止まりへと向かい始めてしまうのです…。
第11話「子供の仕業」への応援コメント
ああよかった……戦う選択肢が出てきた……(涙)。
「戦うのは損」ではあるのですが、「守るために戦うべき時がある」と信じておりますだけに、この流れが胸に刺さります。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうごさじいます。
ディジタルとアナログを組み合わせると、意外に穴はあるものでして…。
たった二人しかいない基の味方ですし、上野目を持っている訳でもないですが、やりようはあるはずなのです。
第10話「日常-unbalance-」への応援コメント
「感情を言葉にできるようになれば、戦える」――正鵠を射る一言と考えます。
言葉にするということは、前段階として対象を認識することでもあり、自分なりの位置付けを与えることでもありますね。
そして闘ってこそ手に入る物があるのも確か。
状況は深刻ですが、前進はしているものと信じます。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
立つ瀬、立ち位置、間合いなど、割と自分のアイデンティティに繋がる言葉で、座標を表している単語が多い気がしたのです。
自分の立っている場所が分からないのでは視界も不明瞭になりますし、五里霧中では恐怖も増大されると思い、ひとつひとつ解いていこうというのが正解の一つかと思っています。
第9話「卑怯者の善意を信じるか?」への応援コメント
ああっキツいこれはキツい……!
その気になれば、いくらでも卑劣になれるという話……しかも教師とて例外にはなり得ないというこの現実……!
これは観客側もさることながら、作者さんの胆力が何より試される展開であるのかも知れません。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
権威付けされ、正当化された悪意はどこまでも増殖していくと思うのです。「無記名は正直になれる」というのも事実でしょうけれど、その正直が「自分に正直」というのならば、卑怯者が真実を話す訳がない、と…。
第8話「Dear prince charming」への応援コメント
素晴らしい……>基
自分から思考を働かせ始めると、様々なものに宿る意味が(徐々にとはいえ)見えてきますね。
そして意味とは自ら見出すものでありましょう。物語の数々はその手助けとして実に素敵ですね。
乙矢の持つ観察眼と教訓、そしてその活かし方がまた素敵です。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
きっと将来、結婚して新婚旅行にディズニーへ行くと、白雪姫を見つけても、王子と握手していそうなイメージで書いています、基。「僕は王子様じゃないけれど、お姫様を見つけましたから」と、自分は王子と、お嫁さんと白雪姫とで写真を撮りそうで。
乙矢と出会えたのは基にとって幸運といえますが、その偶然の出会いを一縷の希望にしていくのは、努力できる基の性格だから…と書けていると幸いです。
第7話「敵の編成」への応援コメント
あ……(察し)。
ルゥウシェ、これは負けの込む精神状態……。
損を取り返す、負い目を覆す、そういう思考で物事に当たるというのは、「このくらい良い目を見てもいいはずだ」という『負け犬根性』一直線のような……!
その実は相手や問題と正面から向き合っていないわけで、その結果は推して知るべしという……。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
他人を色分けするのは誰しもあるのですが、「こいつは踏み付けにしていい奴だから」という色分けをしてしまったからこそ、こうなっていると思っています。
DESに登場するキャラクターは皆、少なからず世間知らずで自分勝手な点がありますが、ダメな方向に自意識を向けている…と書けていると幸いです。
第1章で安土がいった「内輪のヌルさしかない」という集団しか作れていないのは、その辺の問題でしょうかね。
第6話「避難場所での宿題」への応援コメント
なるほど!>感想
己の心の中を言語化してみれば晴れる思いもあるという考え方、カウンセリングそのものと言っていいほどに的を射ていると感じます。
そして「我慢できなくなった時に逃げろ」というのも見事な着想。法則としてはシンプルでも、現実の行動に柔軟性を与えるところがツボに来ます。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
基は理知的なタイプだと思っています。「何となく」だから怖いし不気味なのだから、ハッキリとした言葉にできるようになれば、乗り越えられる切っ掛けになるはず…と思っています。
また、ただ単に「逃げろ」では、逃げた先は詰む未来しかない可能性もありますが、「まず立ち向かえ」が前提にあれば詰まない力を身につけられるかも知れない…とも。
第5話「乙矢の意見」への応援コメント
あああ頷く!思わず頷きます!
戦うときというのは確かにあると信じているクチです。少なくとも基には戦う権利があると信じます。
基は優しく平穏を求める性分とは拝察しますので、そこで救いを勝ち取りに行けるようになって欲しい……(願望)。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
基は幼さ故の正義感があるタイプです。故に自分というものを理由にしていては、如何なる事でも人を傷つけられない…と書けていればいいのですが。
そういう基なので、隠すのだけは必死になっていて、だからこそ選択肢を与えて上げられる両親も見逃してしまう…という悪循環に陥り、題名でもある「雁字搦め」と「行き止まり」にいきついてしまったのです…。
第4話「真弓と乙矢」への応援コメント
キツい……これはキツい……そしてあるある(涙)。
反撃がこないと侮れば、どこまでもつけあがる事例……痛い。
これ、書いている作者さんが一番キッツイのではないかと拝察します。
なのであえて描写する胆力に敬意を。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
この3章のテーマには「教師が中心になって行われるイジメは発覚しないどころか、寧ろ推奨されてしまう」というものがありまして、そういう点を徹底的に…と考えて書いています。
悲劇なのです…。一人や二人が精一杯、手を伸ばしても守れないくらいの。
第3話「40人中39人のユートピア」への応援コメント
あああ生け贄を当然のように作り出す集団……(涙)!
しかも説得力が(涙)!
実際、自覚しない残酷さというのはありふれるほどに存在しているわけで。
このしんどさを描く胆力に応援を捧げます。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
陽大も叩き込まれた地獄の最新版を生きている基です。より禍々しく、悲惨な世界になっています…。
もう3章の次は4章を無視して良いから5章へ進んで下さいといいたくなるくらい離脱者が多くなったのですが、作中、最高の快男児にすべく書いてきた基なのです。
第2話「六家二十三派・雲家衛藤派」への応援コメント
自らの拠って立つ足場というのは大切ですね。
ただその足場を固めるには、自ら踏んでみなければならないことも多いもの。ルゥウシェの場合は『居心地の良さ』を求めてその『足』が緩んでしまった面もありそうな。
ともかくも頑なな一面は、向ける場所によっては未来を掴むに足る強度を持っていそうではありますね。向けるべきところへ向ける勇気を持てるか、これからに注目です。これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
何事でも、立ち向かう者は熱さを求め、逃げ場にする者は温かさを求めるものだと思っています。
ルゥウシェが作り、維持しているものは、結局は誰かを高みに導けるものではなく、どこかで絶対に破綻してしまうものだと描写できていれば幸いです。
誰かを犠牲にして、しかも何の痛痒もを抱かない程度のメンタリティでは、ない方が確実にいいものしかできないと思っています…。
第1話「破綻・雌伏・復讐」への応援コメント
他人を基準にして保つ自尊、というものの危うさを感じますね。
他人は他人、その全てを見透かす事はできませんので、それが±いずれの物差しであれ、基準として持ってしまうと『読めない定規』と化してしまう危険をはらんでいるものと考えます。
ルゥウシェの危うさ、その一端を垣間見せるエピソードと拝察します。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
物語を通して、「他者を引きずり下ろすことで、相対的に自分の価値を上だと見せる」という思考を持っているキャラクターを、敵側に配置しているつもりです。
ルゥウシェの場合でも、価値らしい価値を見出せないからこそ「矢矯が優秀であってはならない」と考えている風に思っています。
前章で陽大が「劣っていなければならない」という味方をされていたものを、この3章ではより酷く、当事者の目から書いていく風にもしています…。
故に、多くの読者が離脱することになった3章になっています…。
第15話「陽大に望まれる姿」への応援コメント
機知は強いと日頃より感じていますが、この話運びには唸らされます。好き。
ハイスと軟鉄、刃物としてはでっち上げもいいところでありましょうが、〈方〉の障壁で覆ってしまえば無類の切れ味になりますね。納得。
そして陽大の心根を最大限に活かした落としどころも実に粋。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
陽大は人を本気で嫌いになれない、恨めない気質なのです。殺されそうな事態であっても、戦いとは直接、刃を振るう相手とやるものであり、無手の相手を一方的な暴力に晒すことは絶対のタブーな訳で…。だからこそ、この悲劇の発端になった生け贄役に選ばれてしまったのですが。
実はクロームモリブデン、もしくはタングステンカーバイトと軟鉄を蝋付けした剣は実在しまして、振るう者によれば乗用車のドアを一刀両断にした記録が、映像であるのですよ~。
第14話「成就の時」への応援コメント
なるほど!>人質
さすがの洞察、そして対抗の揃い踏み!
残酷になれることは、必ずしも自分が残酷な目に遭う覚悟が前提になるとは限りませんね。客観を持たないがゆえの陥穽、その恐ろしさを一端なりと覗く思いです。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
弓削は世間の汚い部分を見てきたし、知っているからこそ、相手が何を考えているかわかっていた、と書けていれば幸いです。
矢矯は舞台上でも相手の命を奪っていないと明言されてますが、弓削はされていませんしね…。
自分の手を汚さない事が、私はこの世で最も卑怯な事だと思っています。こういう非合法なものならば余計にそうですし、「罰の上乗せ」は禁忌であると思ってます。
第12話「最高・最大の援護」への応援コメント
ここか!>陽大の強さ
なるほど、と膝を打ちました。
もちろん相手の思惑もあってのことですが、それにしても納得。
様々な要素の噛み合う感にカタルシスを覚えます。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
陽大の長所は、信じてくれている人のために頑張れるという事なのです。
また小川たち敵サイドにとって、陽大は「劣っていなければならない」という前提があるため、両親も神名も弓削も、陽大を心の底では信じていない、という現実がなければならない、と思っていました。
信じてくれる人たちがいるならば、立ち上がる事くらい何でもないし、一撃しか振るえない最後の攻撃だとしても、それに賭ける事など当然の事なのです。
第11話「制限された戦い、活かせない勝機」への応援コメント
圧に呑まれる……!
なるほど、ここは場数を踏むしかなく、そして場数を稼ごうにも失敗したら……というわけですか。厳しい。
もちろん不条理な中では厳しさが勝るわけですけれども。
そこは生き延びるために不足を承知で前へ出るしかなく、となれば相手が陽大以上の落ち度を示さなければ負けが確定するという……(汗)。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
何もかもが不条理、理不尽なのです…。身体操作を使った戦いは格闘ゲームに近いともいえますが、ゲームはやり直しがききますから。
しかし陽大の強さは、また別のところにあるかも知れません…。
第10話「陽大、出立」への応援コメント
時間は常に有限、ゆえに万全ということはありませんね。想定を膨らませれば膨らませるほど、やることも増えていきますし。
そんなわけで一歩を踏み出すのは大事と心得ますが、状況が状況だけに偉そうには申せません。
これぞ背水の陣、一点集中突破こそが鍵でしょうが、一点こそに迷わず済むところも――などと期待してしまいます。
これからも頑張ってください!
作者からの返信
ありがとうございます。
命のやり取りをするならば、常に何かが不足するものだと思っています。
どれだけのものを集めても十分とはいえず、正気では大業は成せないなんて世界になる気がしまして…。
安土も弓削も用意はしてくれましたが、細い勝機をどう活かすのか、それが問題だと書けていれば幸いです。
第9話「陽大が持つ才能」への応援コメント
思考の隙、固定観念は付け入る余地の源となりますね。
もちろん定石は大切ですが、それは定石外の動きまでも織り込んで(ある程度とはいえ)初めて意味を成すものと心得ます。不意打ちに弱いのは誰しも同じこと、ならば不意を衝く訓練を積むのもまた強さへの道でありましょう。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
将棋の格言に「負けて強くなれ」というものがありますが、この手の舞台に於いては、負け=死ですから、鍛えられるという事がなく、自分が勝てた事を成功経験して持ってしまうというものがあると思っています。
接近戦は下品と蔑まれるけれど、それこそ矢矯レベルになると勝機になる事など、実はザラにあるという風に…。
第8話「仕事ぶりそれぞれ」への応援コメント
この二人。動機のヴェクトルも反対なら、誘う感情も正反対というところでしょうか。
ふと『類は友を呼ぶ』という言葉を想起したのは私だけでありましょうか。
善し悪しも好悪も別として、集まるものはその人となりに似る――とも感じます。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
実は矢矯と弓削は、とても似た境遇だったりします。ただ仕事とか年齢とかが少しずつ食い違っていて、そこが弓削の気に食わない点になっている風に思っています。
第7話「神名は誰にでも優しくしていたい」への応援コメント
あああ何という>神名
暗く重い過去を持つがゆえにこそ、前向きに生きていって欲しい感情が噴き出します。
そこは陽大も同意見と窺えて、やはり生き延びて欲しい感情が。
いずれにせよ生きる理由が固まってきて静かなカタルシスを形成してきます。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
この第2チームは、矢矯と的場姉弟とは違い、それぞれが酷い過去を持っているのです…。
社会的、制度的な不備によって不利益を被っているというのは、次章の第3チームでも同じなのですが、辛い事ばかりある中でも、いい事を見つけられる、良い事を与えられる人こそが、最も優れている、という風に書きたいと思っています。
第6話「古本屋の午後」への応援コメント
人の温かさは、何より生きる理由たりえますね。逆の関係性を知っていれば、人によってはなおさらのことでありましょう。
辛さを知れば優しくなれるとは限りませんが、この場合は温かさを知る例になれそうな気も。
もちろん生き残ってこそなので、応援したくなるところですね。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
陽大は元々、人の善意を知っていて、今まで自分の境遇を理由に首を切られてきても恨み言をいった事がないのです。
その陽大にとって、弓削と神名のコンビは、兄や姉以上の何かをくれる存在…のはずなのです。
第5話「陽大の再就職」への応援コメント
自分の『正義』を信じている方が始末は悪い、という話を想起します。自分の正しさを疑わないゆえに、どこまでも残酷になれると。
こと他人の苦しみに興味を向けない手合いほど、自分の苦しみと『正義』を信じて疑わないようですね。
この中で陽大が自らの心をいかに支えられ、あるいは支えられていくか。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
人の本音は、嫌いな相手に対する時に見えるものだと思っています。世論によって刑事罰は受けた事で錦のも旗を得たも同然と思っていたけれど、それが及ばない民事では敗北した事に納得がいっていないのだと思って書いています。
前章では矢矯が全員を平らげるという結末でしたが、今回は…と期待させられていれば幸いです。
第4話「古本屋・弓削 弥」への応援コメント
似て非なるアプローチ、興味深いですね。障壁をどう活用するか、というところに思わず得心を覚えます。
固定観念から外れることは、ここでもやはり大切ですね。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
身体操作という点は同じですが、念動で動かすのか、障壁で支えるのかという違いがあり、似ているが故に弓削と矢矯が人格の相性が悪いとしています。
第12話「小さな親切、大きなお世話。それと確執」への応援コメント
ここで矢矯登場!
なるほど助け舟ではありますが、孝介に考えさせる意図も汲んでのことのようですね。
ただ矢矯、無理が祟っているのは間違いないようで、この辺りにも余裕を欠く悪循環の兆しが。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
矢矯の行き止まりも、やはり気質だと考えて書いています。自分が認めた相手に対しては、無理も無茶も平気でするけれど、相手にも必死さ、一生懸命さを求めてしまう…だからこそ雁字搦めの毎日に陥ってしまっているのかも知れません…。