基、男前!
懸命になると決めたら懸命、ゆくゆくはハードボイルドな一本気かも、などと期待を抱きます。
いずれにせよ他人の心痛を慮れるところへ持ってきて決断を下せる胆力が備わったら実にタフになれそうです。
もちろん団結の影響は大きいでしょうし、そうなると心配も出てきたりはするのですが。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
快男児とはいかなる者かと考えて、基を作っていきました。挫折する事も絶望する事も、必要な要素だと思ったのです。
一人ならば自分だけでも支えられない二人でも、二人揃えば三人分の力を発揮できるはずなのです。
困難は当然、ありますが、さて今の基を屈服させるのは、どれ程の悪意であろうと難しいはず…。
復活してからの基は、前章までとは比べ物にならないほど逞しくなりましたね。
弁当を取り上げられなくなっただけでも凄いですが、これまで守られるだけだった彼が、誰かを守りたいと必死になる様に、確かな成長を感じます。
ただ、団結すればするほど周りからの当たりが強まって、更なる係累に巻き込まれそうな気もしますが。
作者からの返信
ありがとうございます。
5章からの基は、私の思う「快男児」を表現したいと思って書いています。自分の事を最後に考え、自分の幸せを投げ捨てれば、他人を二人幸せに出来ると覚悟を決められる男になる途上なのです。
周りから吹く風は強くなりますが、あらゆるものから聡子を守る、水晶でできた大樹…それが基である、と思って書いていきたいと思っています。