「感情を言葉にできるようになれば、戦える」――正鵠を射る一言と考えます。
言葉にするということは、前段階として対象を認識することでもあり、自分なりの位置付けを与えることでもありますね。
そして闘ってこそ手に入る物があるのも確か。
状況は深刻ですが、前進はしているものと信じます。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
立つ瀬、立ち位置、間合いなど、割と自分のアイデンティティに繋がる言葉で、座標を表している単語が多い気がしたのです。
自分の立っている場所が分からないのでは視界も不明瞭になりますし、五里霧中では恐怖も増大されると思い、ひとつひとつ解いていこうというのが正解の一つかと思っています。
毎回読ませて頂いてます。読むのがつらくなるほど、いじめの描写がリアリティがあって克明ですね…。基君、助かるんでしょうか…とハラハラしております。
作者からの返信
ありがとうございます。
いよいよ第3章も後半戦。基の物語も、佳境にさしかかってきています。
基がどうなるのか、ルゥウシェがどう関わってくるのか…明かしてしまいたい気になってしまう時がありますが…続きを読んで下さい。
>手を伸ばしても壁にすらぶつかる事ができない状態は、ただ不安定なだけで、「孤独」ですらなかった
ここのところ、なるほどと感じました。変化を望むならば、善悪はともかく実際に動いてみなければ何が問題かも見えてこないですよね。
作者からの返信
ありがとうございます。
言葉にできるようになる事、行動できるようになる事で見えてくるものってあると思うのです。誰が味方なのかとか、誰が味方になってくれるのかとか。
また実はぶつかっていなかった壁などもあるかも知れません。