第三章あらすじ

〈リゾ・チム〉

 バスティ王子らはオリゴ乳王から胸厚い歓迎を受け、乳宴や乳浴で旅の疲れを癒す。


 チムとオリゴ乳王のただならぬ関係や、チムの意味深な発言、さらには決定的な寝言から眠れなくなる王子。


 そしてついにビフィや乳守から、この国でビフィと乳離れしなくてはならないと王子は聞かされ、乳殿から飛び出す。


 迷い込むように入った盛り場で、王子はオリゴ乳王から乳王になる者の責任を説かれるが、簡単には受け入れられないのだった。


 ω ω ω


〈授乳の儀〉

 乳演舞のあとに授乳の儀が始まり、乳守と三天乳らが乳君の乳を味わう。


 バスティ王子はオリゴ乳王の膝元に寝転がり、その美巨乳から迸る王乳を存分に吸い尽くす。


 ビフィの家に招かれ、ルビミンとロブリナは、ビフィの作った乳酒に酔いしれ寝てしまう。


 王子は、カルボの乳民に乳酒を呑ませて眠らせることで脱出しようと提案するが、乳守にそれを却下され、仕方なくビフィを利用して二谷で作戦を行おうと決意する。


 ω ω ω


〈乳舐祭〉

 乳舐祭にて王子はカルボの乳産品や乳民の乳汁を味わい、自分も乳酒を振る舞う。


 乳民や乳衛兵らが眠ったところで仲間を起こし、カルボを脱出する。


 野乳休する中でこれからの不安が話されるも、ひとまずチムの乳汁を味わう王子。


 翌朝、乳衛兵の怒鳴り声で目を覚ますと、彼乳らによってπ判場へと連れて行かれ、なぜか先に捕まっていたフェリンらと合乳する。


 ω ω ω


〈離乳の儀〉

 大観乳の前で乳王からの追求を受け、チムが単独犯だとして裁かれようとするが、それをバスティ王子が黙っているはずがなかった。


 代替案として他の乳房を選べば無罪にすると言われて全乳と個乳面談を行うも、結局どの乳も離し難く悩む王子。


 その様を見るに見かねたチムは、わざと王子に嫌われるためにその微乳を侮辱し、離乳する者に選んでもらう。


 離乳の儀でオリゴ王子に直呑みさせるチムを見て王子は泣き崩れ、乳筏で旅立つ間際にもう一度その乳を吸い、数年後の再会を誓い合って、π陸を離れる。

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