第二章あらすじ

〈乳搾り〉

 バスティ王子は野外での乳搾りや野乳休などを楽しむ。


 だが、それらにも三日で飽きて、歩き疲れたと言って仲間におんぶさせる。


 数日後に到着したラクトバチルスの森へと入っていくと、乳森の瘴気に当てられてお腹を下して旅がままならなくなり、偶然見つけた洞窟で野乳休することに。


 しかしその洞窟の中には、恐ろしい乳賊が潜んでいたのだった。


 ω ω ω


〈乳賊〉

 貧劣なるバスティ王子への奇襲に、乳守と四天乳は怒りの乳房を突き上げた。


 乳賊との戦いを終えると、乳同は乳賊の正体がカルボの乳守だったのだと知り、胸を曇らせる。


 翌朝、乳賊のビフィが仲間になりたいと申し出て、乳守は反対するのだが、王子は直呑みを条件に仲間に入れる。


 乳森の中を案内するビフィは、チチカリ族を見つけて乳同を巨乳木の穴の中へと避難させるのだった。


 ω ω ω


〈チチカリ族〉

 しかしビフィの裏斬りによって乳同はチチカリ族に捕まってしまい、共に鍾乳洞の中へと連れていかれ、ある一室に監禁されてしまう。


 ビフィは王子らに謝りつつも、彼乳らに奪われてしまったであろうオリゴ王子の乳房を取り返したあとに必ず脱出させることを約束する。


 大広間で謎の乳宴が始まると、乳酒を飲んだ乳守らの態度が一変し、王子とビフィを捕まえてチチカリ族の祭壇に担いでいかれる。


 胸元に熱い粘液が塗られたかと思うとそれは剥がされ、チチマスクが完成する。


 ω ω ω


〈乳紙〉

 ビフィはチチカリ族への誤解を教えられ、複雑な思いになる。


 バスティ王子らを乳舟に乗せて乳川を渡り、カルボ王国の見えるところまで連れて行くと、ビフィは国へは帰れないと告げる。


 そこへ乳衛兵二谷が現れてカルボへの帰還を説得、フェリンも乳舟の底に落ちていたオリゴ乳王の乳紙を読んで後押しする。


 最後は王子が、乳親の乳が呑みたくないかと言って想像させたことでビフィは観念し、カルボ王国の巨乳門前で乳親やオリゴ乳王と再会して彼乳らの乳を呑む。

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