　巨乳時代には、五つの地域に、五つの王国が噴出していた。

　《中の国　プロティーン王国》

　　ω草原地帯の王国。発祥である牧畜文化によって産乳量が多く、最も平均バストサイズが大きかった。長期保存のきく粉乳も発祥の地。

　《東の国　カルボ王国》

　　ω森林地帯の王国。国の周りが高い乳壁と巨乳門で、丸く囲まれていた。乳果の原産地。乳の糖度が高かった。ピンク色の乳首が多かったという学説も。

　《南の国　リピッド王国》

　　ω熱帯諸島の王国。加工技術に優れ、様々な乳製品がπ発された。トロリとした口当たりの乳汁が特徴的で、乳民の乳房も大きめ。

　《西の国　ヴァイラミン王国》

　　ω砂漠地帯の王国。以前は貧乳国という認識がされていたものの、干魃に強い乳麦が自生していたため、乳民らは着痩せするタイプだったのだと最近の研乳で明らかになった。

　《北の国　ミナラル王国》

　　ω寒冷地帯の王国。乳史上初の乳薬がπ発された国でもある。慢性的な食料不足のため、乳房は小さめで乳汁の出も良くないが、濃さは一番。

　各国はそれぞれ独自の文明を築いており、《五π文明》という言われ方もされている。

　現在も遺跡調査は続いており、これからまた新たな乳史的事実が発見されるかもしれないことを補乳しておく。

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