担任印と校長印をもらえ!

〈前書き〉

 皆さん、おとつちわ!毎度お馴染み素人小説投稿者の音槌政旨です!さあ、本日も毎日投稿頑張っていきましょう!!


 それでは本日もお楽しみください! 本編、レッツゴーー☆

─────────────────────────────────────────────────────

 百均は県道82号線をはさんで向かいにある。信号次第だが、5分ほどで戻ってこれるだろう。

 大越先生が戻ってくるまでの間、僕らは校長先生からの質問に答えていく。

「君たちはみんな、陸上経験者なのかい?」

「いえ。結果そうなっただけですけど──」

「──全員経験者だと初心者が入りにくいから丁度いいじゃないか」

 校長先生が僕の言葉を途中で奪う。

「新黒田くんは転入生だけど、前の学校の辺りには陸上のチームか何かがあったの?」

「はい。芦北市に住んでたんですけど、芦北高校のグラウンドでやってて、芦北中には陸上部もあったんですけど……」

「お父さんかお母さんの都合かい?」

「そうなんです。父が三芦共栄銀行に勤めていて」

「ということは今は高宮城支店で働いているんだね?」

「そういうことです」

──校長先生はとにかく話好きだな……。

 と思い始めた頃、大越先生が戻ってきた。

「すみません、お待たせしました。──じゃあ押させていただきますね」

 大越先生は印を軽く押し、校長先生に紙を渡していた。新品の印鑑だからか朱が強い。

 校長先生は『肇田』という普通の印鑑に加えて『流鏑馬市立高宮城中学校長之印』という四角く大きな印も教えていた。ここの中学校ってもしかすると日本で一番長い学校名なんじゃないだろうか……。(あとで調べたら『高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山中学校』という中学校があった。長すぎやしないか?)

 僕らは、先生たちにお礼を言い、校長室を出た。今日の昼休みに臨時の職員会議を開き承認した後、来週朝の全校朝会で生徒に発表されるそうだ。

 心なしか心拍数が上がっている気がする。

─────────────────────────────────────────────────────

〈後書き〉

 というわけでいかがだったでしょうか!!


 感想・評価などお待ちしておりますし、良かったら知り合いにこの「音槌政旨」という一介の小説投稿者の名を広めていただければ幸いです。


 それではまた、明日の小説でお会いしましょう!サラダバーー☆

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る