副部長の推薦合戦
〈前書き〉
皆さん、おとつちわ!毎度お馴染み素人小説投稿者の音槌政旨です!さあ、本日も毎日投稿頑張っていきましょう!!
久々の書き溜めです(サボるなー!!)
それでは本編レッツゴーー☆
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「んー一人ぐらい先輩がいた方がいいんじゃない?」
由香がそう言い、僕もそれに賛同する。
「えーでも私は無理ですよそんなん」
似鳥先輩がそう言うが、もう一人の先輩である上石先輩は首を横に振る。
「私もそういうのはちょっと。ムードメーカー的な人いいんじゃないか、と……」
まあ確かにな……。そうなると竹崎くんと大輝は無理だな……。
そう思いながら手元の紙を見る。
「新黒田さんがちょっと真面目ですもんね」
そうかなぁ……、と思いながら後ろ髪を掻く。
「ん〜(滝梨)悠梨の方が面白いんじゃない?」
雄治がそう言うと、当の本人は「んー……」と乗り気ではなさそうだ。
「どうして?」
「だって俺これまでに結構やらかしちゃってるし……。雰囲気を明るくできるっちゃあできるけど」
今はもうただの、と言っちゃあ悪いけど、面白い人じゃん。
すると上条さんが同じようなことを言った。
「これまではこれまで。これからはこれから。これまでに何か失敗してもこれから挽回してけばいいんじゃない?これはそのためのチャンスだと考えればいいよ」
「でも……」
なおも渋る悠梨に僕はこう言った。
「じゃあみんな顔を伏せて」
先生たちと僕以外の10人が顔を伏せる。
「悠梨が副部長になることに賛成の人」
すると9本の手が上がった。悠梨以外の全員だ。
「顔あげていいよ。──さて、悠梨。副部長やってくれる?」
僕のその一言には悠梨が副部長になることに賛成した人が多かったことを含めていた。
悠梨はコクリと頷くと、言った。
「よし!!やろう!!できるだけ盛り上げていくから、よろしく!」
自然と教室内は拍手が響き渡っていた。それはもうとなりの美術室から美術部員が何人か何事かとこちらを見るほどに。
とにかく。これで一件落着だ。
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〈後書き〉
というわけでいかがだったでしょうか☆
多分、次回「陸上部員を探せ!!#3」の冒頭の場面になると思います。あ、まだ見てない方はぜひ見てくださいね〜♪
感想・評価・フォローなどよろしくお願いします!
それではまた明日の小説でお会いしましょう!サラダバーー☆
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