全校朝会
〈前書き〉
皆さん、おとつちわ!毎度お馴染み素人小説投稿者の音槌政旨です!さあ、本日も毎日投稿頑張っていきましょう!!
それでは本日もお楽しみください! 本編、レッツゴーー☆
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4月26日月曜日。僕はいつもより10分早く学校に着き、教室に入った。その20分後クラス委員に追い出されるようにして教室を出た後、僕らは体育館へ向かった。
他のクラスも揃い、いつも通り教頭先生の開会の言葉があり、校長先生の話が始まった。陸上部の話題が出たのは僕が足を崩した、まさにそのときだった。
「──さて昨日、新たに新しい部活動ができました。今は1年生の仮入部期間です。そんな中、1年生が中心となって作られた部活です。陸上部の皆さん、ステージに上がってください」
校長先生はそう言い、自分が話している演台の前を指差した。僕らは「はい」と立ち上がり、僕が先頭になって段を上った。そして演台の前は空けて、11人が一列に並ぶ。
「部長の新黒田くんは転入生ですが、きっと誰よりも陸上が好きなのでしょう。部活動規定を読み、部活動を作れることを知った彼は同じクラスの仲間たちと協力して全力で部員、そして顧問探しに奔走しました」
褒められなれていない僕はくすぐったくなり、頬が熱くなる。
「そんな陸上部ですが、1年生9人、3年生2人とバランスがとれていません。今帰宅部の皆さん、新たな選択肢が増えたのでぜひ部活動について考え直してみてください。──あ、陸上部の皆さんは戻っていいよ」
校長先生の言葉にしたがい、またスーっと自分たちのクラスの列に散っていった。
「職員室前の棚には入部届けの紙を入れてますので担任の先生方は後ほどお配りください。さて、新黒田くん達のように自主性のある生徒を育てるためにも──」
校長先生の話はまだまだ続きそうだ。
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〈後書き〉
というわけでいかがだったでしょうか!!
感想・評価などお待ちしておりますし、良かったら知り合いにこの「音槌政旨」という一介の小説投稿者の名を広めていただければ幸いです。
それではまた、明日の小説でお会いしましょう!サラダバーー☆
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