第6話 お尋ね者、浮かれる。
「フ、フゥ〜〜ンッ♪」
最近は何事も無く、日々
その為、私の
それに
「やっぱ
実は、この間の傭兵どもとの
結局、あの時は連中から
あの時は、私のユニークスキル『
が、私としては余りしっくりきていなかったのだ。
「特注ってのが、またええよな〜」
今回、鍛冶屋に無理を言って作って貰ったので、結構な額を請求された。
それでも、
「早速帰ったら、ヤヌックで試し振りせな〜」
そんな冗談を言いながら、上機嫌で酒場への道を歩いていた時の事だった。
『……ぁ……さん』
ふと、路地裏から声が聞こえたような気がしたのだ。
念の為に覗いておくか、と私は路地裏に足を踏み入れた。
***
「ぁね……さん……」
…………。
…………ぁ。
一瞬で血の気が引いた。
「ぁね……さん。……ずぃ「しゃべんなッ!」」
私は乱暴にヤヌックを担ぎ、酒場へ急いだ。
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