第2章 チンピラvs傭兵団 〜己の為に武器を取れ〜
第1話 チンピラ、逞しく生きる。
「あったあったー♪」
私は路地裏に倒れる男の懐を弄り、お目当てのものを見つけた。
戦利品は
「ってか、これで何人目や?」
先日、ナンパしてきた
まあ、
さて、飲みに行くかー
***
「姐さん、あのボロ宿屋に泊まってるんですか!?」
「お前が紹介してくれた宿やんけ。別にちょっと汚くてボロいだけやから、寝る分には構わんやろ」
「「アレに泊まれる人がいたとは……」」
あの日以来、ダラムとヤヌックとは毎日のように酒場で顔を合わしている。今寝泊まりしてる宿屋もコイツらに教えて貰ったところだ。
一番安い宿屋を紹介してもらったのだが、ちゃんと個室でベットもある。食事は付いていないが、この街は朝からやってる店も屋台もあるしそんなに困っていない。
「どんなところも住めば都って……なんやお前?」
私の隣には見知らぬ男が突っ立っていた。
「お前が、黒髪の鬼人だな」
__________________________________
【現在のカオルの所持金】
金貨6枚
銀貨15枚
銅貨23枚
黒貨8枚
__________________________________
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます