4 雪の女王とはだかの王 ③

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「念のためお尋ねするけれど、『雪月花会』はご存知?」

 なんだそりゃ。

「ま! 庶民ったら本当に無知なのね!」

 素直に首をかしげたらまるで信じられないものを見るかのように驚かれた。いや、でも、知らないものは知らないよ……。

「氷女宮ちゃんが主催する同好会だよ。氷女宮ちゃんと同じく名家出身のお嬢さんたちが集まって、お茶したり遊んだりするんだって」

 またいかにもお嬢様っぽい……ウィザード先輩のわかりやすい説明に、しかし氷女宮先輩は不満そうに眉をしかめた。

「小角。貴方、また自分の立場というものを忘れてはいませんこと?」

「ああっ! すみません、雪那様!」

 ぺこぺこと頭を下げて許しを請うウィザード先輩からは普段の如才なさがまったく見つからない。こんな形で意外な一面は見たくなかったなあ……。

「それで、昨日雪月花会の集まりがありましたの。普段の活動は屋内のものばかりでしたから、たまには外で身体を動かしましょう、という話になりまして」

「うんうん」

「屋上で雅にフットサルを行うことにしましたの」

「ちょっと待って?」

「ええ、実に楽しかったですわフットサル。気心の知れた友人たちと青い空の下を駆け回る……庶民の皆さんとは違って高貴な家柄のあたくしたちにはなかなかできない貴重な体験でした。けれど、少々熱中しすぎてしまって……ボールが柵を越えて下に落ちてしまいましたの」

「屋上のフェンス、確か二メートルはあったと思うのだが」

「あたくしの高貴な足がすーぱーしゅーとを決めてしまったことによる悲劇ですわね……」

「……そろそろ、立ってもいいか」

「駄目よ、まだ話が終わっていませんもの。小角、お茶のおかわりを頂戴」

「そのへんにしておけ、雪那。将来俺を描く芸術家の腕が傷ついてしまったら困る」

「誰が描くか……」

 という氷女宮先輩の話を聞き、現場検分のために屋上へ向かう。屋上の鍵は氷女宮先輩の権力にビビったキリギリス会長が貸してくれたらしい。

「……まさか、あれじゃありませんよね?」

 うんざりした顔でビースト先輩が指差したのは、校舎よりも背が高い裏庭の大杉だった。二十メートル以上はありそうな木の枝の分かれ目に、サッカーボールらしき影がぼんやり見える。

「ええ、あそこに引っ掛かってしまったの」

「マジかあ……ここから棒とかでつつけばって思ったけど、この距離じゃあなあ……」

 ウィザード先輩が陸上部から借りてきた棒高跳び用の棒を持って溜め息をつく。屋上から杉の木まで、直線距離でも十何メートルも離れている。フェンスを乗り越えて……というわけにもいかないし、ここからどうこうするのは難しそうだ。

「スーパーシュートにもほどがあるだろう」

「まあ、そんなに褒めないでくださいまし」

「………………」

 皮肉を言ったと気づいてもらえなかったスワン先輩が微妙そうな顔でうつむく。この女王様、お嬢様っぽい見かけに反してかなり運動神経がいいらしい。

「下からのアプローチも難しそうだね……」

 やむなく裏庭に下りてみたものの、今度はボールの姿を見つけられなくなってしまった。当然、ここからも棒は届かないだろうし……思っていたよりも無理難題を押し付けられてしまったのかもしれない、とみんなで杉の木を見上げながら考える。

「たかがボールだろう。金持ちらしく、さっさと諦めて新しいものを買えばいい」

「あら、美学部はなんでも引き受けてくださると聞いていたのに、そんなに簡単に諦めてしまうんですの? いやだ、がっかりですわ……」

「……!」

 と、溜め息をつく氷女宮先輩にスワン先輩が悔しげに拳を握る。そこに「そうだぞ!」とプリンス先輩の声。

「我々は美学部だ、挑戦もせず諦めてしまうのは美しくないぞ!」

「だが……どうやって」

「木にボールが引っ掛かった、と聞いてやることなど一つしかない!」

 と言って、プリンス先輩は杉の木にしがみつきよじ登り始めた。いやいや、そんな上手くいくわけがないだろう、と思っていたら案の定。

「うわーっ手が滑ったーっ!」

「青星!」

 二メートルも登らないうちからあっさり落っこちるプリンス先輩を慌てて受け止めるスワン先輩。衝撃でよろけつつもなんとかプリンス先輩を落とすまいと踏ん張るスワン先輩を、しかし氷女宮先輩が突き飛ばした。

「まあっ幸邦様! なんという勇気、あたくし心から感服いたしましたけれど、無茶はしないでくださいませ……! ささ、こちらへ……」

「………………」

 スワン先輩の腕から無理矢理プリンス先輩を奪い取った氷女宮先輩は、いつのまに用意していたのかビーチパラソルの下にプリンス先輩を寝かせる。落下の際に目を回したプリンス先輩は何が起こっているのかさっぱりわかっていないようだ。

「ああ、ありがとう、氷女宮くん……?」

「……どうして、おればかり」

「元気出して、きっといいことあるよ」

 しゅんと肩を落としたスワン先輩を慰めるウィザード先輩。多分、氷女宮先輩が去らない限りいいことは起こらない気がする。

「ああ、面倒臭い。要はボールさえ取れればいいんでしょう?」

 と、イケメンモードを維持するのに疲れたのか不機嫌顔に戻ったビースト先輩が言う。

「簡単です。こんな邪魔な木、さっさと切り倒してしまえばいい」

 と、どこから持ってきたのか大きなノコギリを木の幹に添えようとするのを慌てて止めるウィザード先輩。

「さすがにそれはまずいよ!? ばれたら間違いなく大問題になるし、そもそもこんな大きな木が倒れたら危ないって!」

「ちっ」

 舌打ちしてノコギリを下ろすビースト先輩。そういえばこの人、見かけによらず結構暴力的な性格だったっけ……。

「じゃあ、一体どうするんです? いくら諦めるなと言われても、こんなの僕たちにはどうにもできませんよ。氷女宮家の力でその道のプロを呼ぶなりした方がいいんじゃないですか?」

「それはイヤよ。せっかく一高校生としてこの学園に馴染むことができたのに、そんな大騒ぎを起こしたら周りから浮いてしまいますわ」

 馴染めてるつもりだったんだ。その口調で、その服で……。

「でも、確かにビーくんの言う通りだよ。ちょっとオレたちには荷が重すぎると思うんだけど……」

 困ったように帽子をいじりながら腕を組んだウィザード先輩の横を通り、キング先輩が木へと向かった。

「緑、なにかロープの代わりになりそうなものはあるか? なければベルトを貸せ」

「えっ?」

 キング先輩は自分のスラックスからベルトを引き抜くと、強度を確認するためか引っ張ったり折り曲げたりし始めた。そして今度は木の幹を叩いたり蹴ったりしている。なにをする気なんだろう……?

「ちょ、ちょっと楽土、まさかお前!?」

「そのまさか、だ」

 ウィザード先輩から受け取ったベルトを自分のベルトと結び付け、一本の長いベルトにすると――キング先輩はそれを自分と木の幹とを囲うように輪っかにした。え……まさか!?

「ちょっ、キング先輩!?」

「き、キング……なにをしているんだ……?」

 ただならぬ空気を感じたらしいプリンス先輩がよろよろとパラソルの中から這い出して来る。キング先輩はただ木を指差して短く言った。

「行ってくる」

「そうか……きみが行くなら安心だな……」

 プリンス先輩はその意味がちゃんとわかっているのか、特に疑問を持った様子もなく笑った。

「任せたぞ」

「ああ、任された」

「待ってよ楽土! せめて準備を……!」

 というウィザード先輩の制止も聞かず、キング先輩はベルトを簡易命綱にし、足の裏をしっかり木の幹につけて歩くような格好で木登りしはじめてしまった。ま、まさか本気!? あんな高いところを、そんな心もとない装備で……!?

「楽土ってば! ……もう、あいつ、言い出したら聞かないんだからな……!」

 ウィザード先輩は焦ったように帽子をいじると、戸惑ったようにキング先輩を見上げているスワン、ビースト両先輩に声をかける。

「スーくん、ビーくん、陸上部からマット借りてきて! 棒高跳びとかに使う分厚い奴ね!」

「わ、わかった……!」

 その様子に察すものがあったのか、先輩たちは二つ返事で陸上部へと走り出した。ウィザード先輩は木を見上げて落ち着かなげに歩き回る。

「無茶しちゃ駄目だぞ!? 危ないと思ったらすぐに降りてこいよ!?」

 ウィザード先輩の心配が伝わっているかはともかく、キング先輩は今のところ順調にすいすい木を登っているように見えた――すごい、まるでお猿さんだ、なんて感心している場合じゃあないけれど。

「ふん。まるで山猿ですわね」

 と、氷女宮先輩はわたしが言わなかったことを言ってくれた。

「黄堂家の跡継ぎとあろう者が、あんな野蛮で子供じみた真似を……ご自分の立場というものがわかってらっしゃらないのでしょうね」

「ちょっと、きみねえ!?」

「そんなことはないだろう」

 いよいよ我慢が利かなくなったらしいウィザード先輩が怒鳴ろうとするのをおさえ、プリンス先輩が言う。

「キングは自分がなにをすべきかよくわかっているさ。だからあんな危険な真似をしているんだ」

「……幸邦様は少々部下に対して優しすぎるのではないですか? 楽土様のこと、本当にわかってらっしゃって?」

 少しむっとした表情の氷女宮先輩に対し、プリンス先輩はとびっきりの笑顔で言う。

「わかるさ! キングがきみを心から想っていることくらい!」

「…………!」

「楽土っ!?」

 氷女宮先輩が息を呑む音はウィザード先輩の悲鳴でかき消された。はっとして上を見上げると、足を滑らせてバランスを崩したらしいキング先輩がほとんど宙ぶらりんの格好で木の幹にしがみついていた。既に十メートル近くまで登ってしまっている。命綱のベルトがなければ落下してしまっていただろう。

「あの馬鹿は大丈夫でしょうね!?」

 陸上部から戻ってきたビースト先輩たちがえっちらおっちら運んできたマットを木の近くに敷く。確かに分厚いマットだけど、十何メートルもの高さから落ちたら決して無傷では済まないはず。キング先輩はどうにかバランスを取り戻したらしく、再び木を登り始めていた。

「……あいつ、どれだけ馬鹿なんだ。こんな性悪女なんかのために……」

 スワン先輩の苦々しげな呟きに氷女宮先輩が反応する。しかし、なにも反論することなくそのままキング先輩を見上げ続けた。

「持って降りるのは面倒だ! ここから落とすぞ!?」

 気がつくと枝葉に隠れてすっかり姿も見えなくなってしまったキング先輩の声が降ってくる。ボールを見つけたのだろうか? プリンス先輩が「大丈夫だー!」と大声で返事する。

「うぐ!?」

 と、落ちてきたボールは運悪くスワン先輩の頭に当たった。うずくまって痛がるスワン先輩の代わりにビースト先輩がボールを拾い上げる。

「『俺の雪那へ』? なんですこれ、誰かからのプレゼントですか?」

「な、なにをじろじろ見ているの!? 返しなさい!」

 氷女宮先輩は「真っ赤になってビースト先輩からボールを奪い、そのまま恥ずかしそうにボールを抱きしめた。そのリアクションでなにか気づいたのか、ビースト先輩がにやりと意地悪い笑みを浮かべた。

「……ああ、なるほど」

「ボールは大丈夫だよ! 気をつけて降りてきて!」

「………………」

「楽土? 大丈夫!?」

 返事をしないキング先輩にウィザード先輩の顔が青くなる。なかなか降りてくる様子もない。……まさか、上でなにかあったの!?

「ちょ、ちょっと!? 返事をなさってくださいまし!?」

 顔色を器用に赤から青に早変わりさせた氷女宮先輩が叫ぶ。

「貴方になにかあったら、あたくしとても困るんですのよ!? あたくしのわがままのせいで貴方に大事が起きてしまったら……!」

「なんだ、なにか言ったか!?」

 と、キング先輩は何事もなくあっさり降りてきた。ウィザード先輩と氷女宮先輩が同時にずっこける。

「……楽土! お前なあ!」

「どうした、俺が心配だったか? それは取り越し苦労だな、俺がこんなところで死ぬわけがないだろう!?」

 登りの時のようなハプニングもなく、キング先輩は無事にマットの上へと降り立った。

「悪いな、ベルトが少しよれてしまった」

「そういう問題じゃないって! ……って、ちょっと、その手どうしたの!?」

 ウィザード先輩につられて見ると、キング先輩の手は血まみれになっていた――皮が裂けてしまったのか、目を覆いたくなるほど痛々しくなっている。

「ああ、さっき足を滑らせたときにな。まあ、唾でもつけときゃ治るだろ」

「治るわけないだろ! 早く保健室行くぞ!?」

「……どうして」

 と――氷女宮先輩の呟きがキング先輩を引き留める。

「どうしてあたくしなんかのために、手をそんなにしてまで……!」

「お前が頼んだからだろ」

 キング先輩の答えに「違うでしょう!?」と叫ぶ。

「あたくしのくだらない頼みなんか突っぱねれば良かったじゃありませんの! また新しいのを買ってやるとか、そんなことを言って……命を懸けたり、手をボロボロにしてまでするようなことじゃありませんわ!」

「ああ、その手があったか。気づかなかったなあ」

「貴方……!」

 ハハハ、と快活に笑うキング先輩にますますヒートアップする氷女宮先輩。しかし、ふいにキング先輩が真面目な顔になる。

「いずれ妻になる女の頼みをむげには断れないだろ」

「え……」

「普段、お前にばかり我慢させているからな。好きでもない男のために毎回毎回、つまらんアリバイ作りをさせられて。それが今回はお前が自分の意志で俺たちに頼んでくれたんだ。少しくらい頑張らないとずるいだろう」

「で……でも!」

 それでも納得できないのか、氷女宮先輩が戸惑い顔で食い下がる。

「貴方だってあたくしのこと、全然好きじゃないのでしょう!?」

「……ああ。俺にはまだ、恋とか愛とか、よくわからん。嫌いではないことは確かだが……この先お前をちゃんと女として愛せるか、まだ自信がない」

「だったら……!」

「だが……お前がちゃんと俺を愛そうと努力しているのは、俺が一番知っている。せめて、その気持ちくらいには報ってやりたいさ」

「………………」

 氷女宮先輩が言葉を失くしたように口を閉ざす。ウィザード先輩が静かに溜め息を漏らした。

「……楽土さ、高校を卒業したら、会社継ぐために留学と研修兼ねて海外行くんだって」

 そしてふと唐突に、わたしにしか聞こえない小さな声で言った。

「海外……?」

「で、研修が終わったら即入社。お父さんの補佐をしつつバリバリ働いて、早めに氷女宮ちゃんと結婚。子供を作ったりして家庭を築きながら順調に出世していって、いずれはトップを継いで……って、お父さんが引退するまで人生設計を全部決められてるんだって」

「えっ……」

 驚き、キング先輩を見る。あんなに子供っぽく快活に笑っているキング先輩がそんな不自由そのものの人生を歩んでいるなんて全然信じられない。

「全然そんなふうには見えないでしょ? 恋人も将来の進路も決められない、自分がそうなったらと思うとぞっとするような人生だよ。……でも、だからあいつ、今あんなふうに笑ってるんだろうね。いずれこうやって自由に笑えなくなるってわかってるから……」

 ウィザード先輩は複雑そうにキング先輩の横顔を見つめていた。わたしはなにも言えず、そんなウィザード先輩の顔を見ていた。

「あいつ、多分きっと、オレたちが思ってるよりずっと大人なんだよ」

「ねえ先輩、それ、なんです?」

 と、ビースト先輩がなにか気がついたようにキング先輩の肩を指差した。キング先輩のワイシャツの肩になにか茶色っぽいものがくっついている。

「ああ、これか。木の上で見つけたんだ。俺に懐いたようだったから連れてきたぞ」

「連れてきた、って……」

 硬そうな羽に立派な一本角。うねうね動く六本の足。もしかしなくても、もしかして。

「……カブトムシ、か? 珍しいな、この時期に。しかも大きい……」

「だろう? 名前はカブ太郎にしたぞ」

「あ、貴方……それ……」

 興味津々と言った様子で目を輝かせるスワン先輩に対し、誇らしげにカブトムシを見せつけるキング先輩に氷女宮先輩がわなわなと震える。

「おお、雪那もこういうの好きか? ゴージャスだもんな! 良かったら持っていけ!」

「ひっ!?」

 キング先輩がカブトムシを氷女宮先輩の肩に乗せる。うわー、他の虫に比べたらまだまだマシだけど、肩に乗せるのはな……と思っていたら、案の定。

「な、なにしますのこの不届き者ーっ!」

「ゲフゥッ!?」

 氷女宮先輩の綺麗な右ストレートを頬に決められ、キング先輩はなすすべなく吹っ飛ばされる。怒り心頭と言った様子の氷女宮先輩は肩に乗せられたカブトムシを汚らわしそうに投げ捨て、きっとキング先輩を睨みつける。

「む、む、む、虫! おぞましいっ! こんな気持ちの悪い生き物をプレゼントですって!? ありえないわっ! 一体どこまで子供じみているの、貴方!」

「い、いや、すまん、悪かった……」

「お黙りなさい! ああっ気持ち悪い、早く手を洗って服をクリーニングに出さないと……!」

 と、ボールをしっかり抱えたまま走り去っていってしまった氷女宮先輩。見事に地雷を踏んでしまったキング先輩は珍しく落ち込んだ様子で、地面に倒れたままはあ、と溜め息をついた。

「……やっぱり、女心はよくわからん」

「もう、らしくないことするから……早く保健室行こう?」

「……カブ太郎、貰っていってもいいか?」

「ああ、好きにしろ……大事にしてやってくれ」

 ウィザード先輩に支えられながら保健室に向かうキング先輩。やれやれ……ところで、何か忘れているような……?

「ていうか、このマットどうするんです?」

「……あ」

「無論、返しに行くしかないだろう。しかし私はまだ身体の調子が……」

「あなたさっきまで元気に立ってたじゃないですか。僕も嫌ですよ、持ってくる時も重くて大変だったのに」

「おれも、カブ太郎が……」

「え、えーっ!? ちょっと、わたしにやれって言うんじゃないでしょうね!?」

 そそくさと去っていこうとする男性陣に溜め息が出る。……男心の方がよっぽどわかんないよ!

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