6 わたしの世界にアリスはいない ③
5
「ごめんなさい、全然お役に立てなくて……」
「いえ、おかげでとても参考になりました。お礼と言ってはなんですけれど、今度どこかお食事にでも行きませんか?」
「え、いいんですか!?」
翌日部室に向かっている途中、例によって『イケメンモード』で女子に話しかけているビースト先輩を見つけた。物腰の柔らかい口調に爽やかな笑み、紳士的な態度。普段部室で見慣れているつっけんどんで慇懃無礼で口の悪い姿からは想像もできないけど、あれが世間的な『宍上紅蓮』ということになっているらしい。
「またナンパですか?」
「違いますよ」
女子生徒が去ったのを見計らって話しかける。ビースト先輩はわたしと二人きりになった途端にいつも通りの仏頂面になった。
「ほら、昨日の依頼のことで聞き込みしておけって小角先輩に頼まれたんです。まったくあの人も人使いが荒いんですから」
疲れたように首を鳴らし、顔をぐにぐにマッサージするビースト先輩がそんなふうにぼやく。そういえば、基本的に美学部員以外にはあんな風にキラキライケメンモードで対応しているのに、わたしに対しては入部する前からこんな感じの塩対応だったような。
「僕だって愛想振り撒く相手は選びますよ。初対面からガン飛ばしてくるような不良少女になんて」
「飛ばしてませんよ、ガンなんて! 不良でもないし!」
「そうですか。じゃあ、こんな対応なら満足ですか? お姫様」
と、再び表情をイケメンモードに切り替えると、優しくわたしの手を取ってその甲に軽いキスをしてくる。本性を知っていてもどきっとしてしまう仕草だ、なにも知らない女の子なら確実に勘違いしてしまうだろう。でも……。
「……馬鹿にしてません?」
「してますよ、もちろん」
だからどうした、とばかりに鼻を鳴らして素の顔に戻るビースト先輩。別に相手してほしいわけじゃないけど、なんとなく腹が立つ。
「聞き込みお疲れ様。どうだった?」
部室に到着すると、皆の分の紅茶を淹れているウィザード先輩、鏡で自分の美貌を確認しているプリンス先輩、なにやらしきりにトレーニングしているキング先輩が出迎えてくれた。あれ、スワン先輩がいない?
「やっぱり直接『幽霊を見た』って人はいませんでしたね。精々変な声や人影を見た程度で、他の噂は人づてでしか知らない、と」
「そっか……じゃあ逆に言えば声と人影は本当ってことだ。やっぱり昨日の『女子生徒A』が犯人の可能性が高いね……」
「なんか、楽しそうですね?」
ウィザード先輩はいつになくわくわくしたようにスマホをいじったり手帳をめくったりしている。
「いや、あはは……こういう探偵ごっこ、ちょっと好きでさ……」
「それはいいんですけど、あの馬鹿はなにしてるんです?」
呆れたように訊ねるビースト先輩にさっきからずっとスクワットをしていたキング先輩が答えた。
「昨日はうっかり逃がしてしまったが、今日こそはこの足で捕まえてやろうと思ってな。ウォーミングアップにスクワット百五十回だ」
「それウォーミングアップの量じゃないですよ!?」
「俺のこのディスコボロス像にも引けを取らん筋肉ではまだまだ温め足りないくらいだ!」
自慢げにスラックスをめくりあげて足の筋肉を見せつけてくるキング先輩。いや、確かに凄いけど……。
「……よし! 今日も私の美しさは完璧だ! もう昨日のような失態は見せないぞ! いたずら幽霊なにするものぞ! アリスにあらずんば襲るるに足らず、だ!」
と、自分の世界から戻ってきたプリンス先輩がよくわからないことを言いながら立ち上がる。やっぱり気にしてたんだ、昨日のビビりっぷり。
「特別任務に就いてくれているスワンのためにも早く図書室へ行こう!」
「特別任務?」
「まあ、ちょっとね」
首を傾げるとウィザード先輩が意味深に微笑んだ。その横で「ついにか!」とキング先輩がスクワットをやめる。
「待ってろ幽霊! 俺の筋肉を見せつけてやる!」
「ちょっ、楽土!?」
ウィザード先輩の制止も聞かず一人先走って駆け出していくキング先輩。なんか目的も微妙に変わってるし……! ってか足速! 慌てて廊下に出たときにはもう姿が見えなくなっていた。
「本当、言い出したら聞かないんだからなああいつ……」
「うむ、頼もしい切り込み隊長だ! 我々も後に続こう!」
いくらキング先輩の移動速度と言っても所詮は校内。わたしたちもすぐに図書室に辿り着く。
……辿り着いた、が。
「きゃーっ!? いやーっ! きゃーっ!」
「ハハハもっと見ろ! ホーレホレホレ!」
………………。
「すみません、部室に戻っていいですか」
「僕も賛成したいところですね」
「気持ちはわかるけど! オレもこのまま帰りたいけどさあ!」
図書室の前で一糸まとわぬ姿になって女子生徒にわいせつ物陳列罪行為をしている彼を先輩だと認めたくない。色々な意味で。
「なにやってんだよ楽土! 幽霊事件を鎮める前にこっちが事件になっちゃうだろ!?」
「ハハ、こいつが俺の肉体美を見たそうにしていたからな!」
「そんなわけないでしょう!? 早く服を着てください!」
でしょうね……って、あれ?
「清木先輩、なぜここに?」
キング先輩にわいせつ物を見せつけられていたのはもはやお馴染みの風紀委員長清木先輩だった。真っ赤になった顔をごまかすように頭を振り、何度か咳払いしてから話しだす。
「いてはいけませんか? 『図書室に不審な生徒がいる』と聞いてきたんですが」
「不審な生徒、ってまさか……」
嫌な予感がして図書室を覗き込む。予想通り、そこにいたのはキャンバスを広げてデッサンに夢中になっているスワン先輩だった。
「な、なんでっ!?」
疑問に思っているのはもちろんわたしだけではないらしく、今日の当番らしい八木さんも戸惑った様子で立ち尽くしている。
「昼休みのときからずっと、教室にも戻らないでここにいるみたいなんだけど……」
「いったい、どういうことなんですか?」
清木先輩の鋭い視線にプリンス先輩があわあわと焦る。
「こ、これには深い訳があってだな……ビースト、頼む!」
「やれやれ。あんな人のことよりもっと見てほしいものがあるんですがね、清木さん?」
「そうだな、たとえば俺の肉体美とかな!」
「あなたは早く服を着てください」
「お疲れ。なにか変なことなかった?」
イケメンモードになったビースト先輩の横をすり抜け、スワン先輩の元へ向かうウィザード先輩。スワン先輩はデッサンを中止し、頭をがりがりかきながら答える。
「……別に。人影も声も、勝手に本がなくなることもなかった」
「誰か怪しい人はいなかった? そこの本棚を気にしてたりとか」
「いや……」
と、スワン先輩は清木先輩のほうを見る。
「あの女が何度も来た以外は、特になにも」
「あなたが図書室で絵なんか描いているからでしょう!? 授業まで放棄して、いったいどういうつもりなんですか!?」
そうだ、いくらスワン先輩が特待生で保健室登校ならぬ美術室登校が許される身分でも、その美術室から出て図書室に居座るなんていくらなんでも変だし迷惑だ。
「スーくんには見張りを頼んでたんだよ。図書室に騒ぎの犯人が来れないように」
「えっ……?」
ウィザード先輩の言葉の意味がわからず面食らう。
「まず、騒ぎを起こした犯人はおそらくこのラノベシリーズのファンだ。このシリーズが入荷してから幽霊騒ぎが起きるようになったし、事実昨日から一冊行方不明になってる」
「幽霊騒ぎ? なんの話です?」
そのまま自分の推理を話し始めたウィザード先輩に清木先輩が困惑する。
「このシリーズが大人気で、トラブル防止のために貸し出し禁止になってることも知らないはずがない。だから、うっかり持って行ったままの本をいつまでも戻さずにいたら一番困るのは犯人なんだよ。なんたって、『このシリーズ絡みでトラブルが起きたら、他のライトノベル類共々廃棄処分せよ』って清木風紀委員長直々のお達しが出てるんだからね」
「た、確かにそう言いましたけど……それがどうかしたんですか?」
「だから犯人はこのことが騒ぎになる前に必ず本を戻しに来るはず――そうだったな、ウィザード!」
確認するように言うプリンス先輩に「そうだね」と頷くウィザード先輩。
「できれば誰にもバレないようにできるだけ早いうちに、ね。だからスーくんに見張っててもらったんだ。誰かが本を戻しに来ないかどうか」
なるほど、身も蓋もないくらい論理的で効果的な罠だ。だけど……。
「でも、結局誰も来なかったんですよね? それっぽい人は誰一人……」
「そんなことないさ。ね、清木ちゃん?」
「はい?」
と――ウィザード先輩は唐突に清木先輩に話を振った。
6
「そもそもさ、なんでこんな騒ぎが起きたと思う? 変な怪談話はともかく、人影とか声とか、いったい誰がどうしてそんなもの聞かせたり見せたりしたんだろうね?」
スワン先輩ががりがり頭をかきながら呟く。
「犯人がこそこそしていたからだろう。書庫に隠れたり」
「そこが一番変なんだよ、スーくん。だって本を読みたいだけだよ? わざわざそんなふうにこそこそしないでも、普通に堂々と図書室で読めばいいじゃないか。なのに犯人は隠れた――隠れる必要があった。なんでかな?」
犯人がわざわざ隠れなきゃいけなかった理由……?
「……本を読んでる姿を見られたくなかったから?」
あまりにも安直すぎて自分でも笑ってしまいそうになる解答だったけど、しかしウィザード先輩に「そうだね、シンちゃん」と丸を付けてもらえた。
「犯人はどうしてもこのラノベシリーズを読みたかった。けれど、どうしてもその姿を見られるわけにはいかなかった。当然だよね、入荷に猛反対してた立場でそんなことをしたら面目が丸潰れ、風紀委員への信頼もなくなっちゃう。……でしょ? 清木ちゃん」
ウィザード先輩の鋭い眼差しに今度は清木先輩がたじろぐ番だった。
「私が犯人だとおっしゃいたいんですか!? 幽霊だかなんだか知りませんけれど、間違いなく誤解です!」
「しかし、最初から不思議だったのだ。常に私の一挙一動すら目ざとく耳ざとく追及する清木くんが、なぜこんな騒ぎを今の今まで知らないでいるのだろうと。常に美しく真面目で品行方正なきみが知っていて黙認していたとも思えないし……」
自分が犯人であるのだから追及できるわけがない、ということか。プリンス先輩の一挙一動はうるさすぎて清木先輩じゃなくても把握できそうだけど。
「で、ですから、知らないものは知りません!」
「そうか。じゃあ知った以上は風紀委員として役目を果たすべきなんじゃないか?」
にこにこ笑いながら言ったのはたった今ようやく服を着終わったキング先輩だった。
「お前の危惧通り、そのなんとかっていう本が原因で多くの生徒を困らせるトラブルが起きたんだ。ならば、そんな本さっさと処分したほうが風紀のためだろう?」
「………………」
キング先輩の意見は残酷なくらいに正論で――しかしいつもならその意見に真っ先に賛同するであろう清木先輩は、真っ青な顔で沈黙してしまった。
「どうした? 処分しないのか? お前がそう定めたんだろう?」
「まあ、そこまで知らないというのなら本当に知らないのだろうな。まさかあの清く正しく美しい清木くんが嘘をつくはずがない。疑って本当にすまなかった。しかし……では結局本は誰が持っているのだろう?」
わざとらしいくらいに素知らぬ顔で痛いところを突いてくる二人。いくら清木先輩が騒ぎの犯人だったからって、さすがにこれはやりすぎなんじゃ……と口を挟もうとしたとき、唐突にビースト先輩が口を開いた。
「そうですね、彼女は犯人じゃあないんでしょう。なくなったっていう本だって、ちゃんとここにありますし」
「あっ……!?」
いつの間にかビースト先輩が手にしていた本に驚いた清木先輩が慌てて自分の鞄の中を確認する。え、ど、どういうこと!?
「なんだ紅蓮、お前が持ってたのか」
「そこに落ちてたんですよ。犯人さんが白島君の目を盗んでこっそり返したんでしょう」
「なにっ、そうだったのか!? やはり濡れ衣だったとは……すまない、清木くん!」
「………………」
大袈裟に驚いて深々と頭を下げるプリンス先輩に対し、スワン先輩はなにか言いたげにビースト先輩を見ながらがりがり頭をかいていた。一方、清木先輩は……。
「………………」
「あの……清木先輩」
複雑そうな顔をして黙っている清木先輩に八木さんが声をかける。
「図書室の利用者はみんなマナーが良くて、幽霊騒ぎが起きるまでは全然トラブルもなかったんです。騒ぎの原因になっちゃった人も、きっと本が読みたかっただけで悪気はなかっただろうし……だから、その……」
「……このことは」
と、八木さんの言葉を遮る清木先輩。
「風紀委員会にて精査し、充分な話し合いののち対応を決めようと思います。今この場で決定することはできません」
「先輩……」
「それでは、また後日」
そう言って、清木先輩はきびすを返して出口へ向かう。後ろ姿から見える肩はかすかに震えていた。
「かばったのか、あの女を」
清木先輩が去ったあと、ぼそりとスワン先輩が言った。
「なにが落ちていた、だ。お前があの女の鞄からくすねたんだろう」
「なんだってーっ!?」
再び驚くプリンス先輩。本気で気づいてなかったの!?
「ここであの人の面子を潰したら後々厄介なことになりそうですからね。恩は売っておくに越したことはないでしょう?」
「清木ちゃんが今の恩を着てくれるかは微妙だけどね……」
「う、ううむ……いくら人を助けるためとはいえ物を盗むのは美しいことなのだろうか……?」
わけのわからないことで悩んでいるプリンス先輩の後ろで八木さんがショックを受けたようにため息をついた。
「でも、まさか清木先輩が……」
「あの人はあれでかなり少女趣味ですからねえ。検閲のつもりで読んだらハマっちゃったんでしょう。まったく、たかが文庫本、自分で買って読めばいいのに」
やれやれ、と首を振るビースト先輩。清木先輩が持っていた本を一瞥すると、興味なさげに鼻で笑って本棚にしまう。
「まあ、こうなった以上はもう清木ちゃんも同じことはしないだろうし、あとは噂をなんとかすればいいかな。知り合いの噂好きな子たちに頼んで上手く消えるようにしておくよ」
「うむ、これで一件落着だな!」
と、今日も結局なにもしなかったプリンス先輩が偉そうに言う。うん……確かに騒ぎの原因が判明して、その犯人も特定できて、噂も解消できそう、となれば文句なしの解決なんだろうけど……なんだかすっきりしない。上手く言えないが、なんというか……。
……なにかが美しくない、ような。
「綺麗なものは汚くて、汚いものが綺麗なの。だからこの世界って反吐が出るほど素敵なんだわ!」
耳元でそんなふうに囁かれ、ぎょっとして振り向いた。だけど、そこには誰もおらず――代わりに、金髪少女のビスクドール。
「どうかしたのか、シンデレラ?」
「いや……誰か今、喋りませんでした?」
「アリスちゃんが喋ったんじゃなーいー?」
「わっ!?」
いつの間にかすぐそばまで茨城先生が来ていた。なんだ、茨城先生が言ったのか。安心したわたしとは裏腹に「なにっ!?」と動揺するプリンス先輩。
「にににに、人形が喋ったというのか!? そんな馬鹿な!」
「わからないわよー? アリスちゃんは素敵なお人形だから、心の綺麗な子の前なら喋ったりするかもー」
「ひいいいいっ!? 嘘だ、そんなことあるものかーっ!」
「青星!?」
涙目になって駆け出していくプリンス先輩を慌てて追いかけるスワン先輩。それを見たビースト先輩が呆れたように呟いた。
「幽霊騒ぎをなんとかするより、幽霊を信じる人をなんとかしたほうがいいんじゃないですか?」
7
後日談、というか、数日後。
やっぱりなんとなく例の事件のことが気になって、部室に行く前に今度は一人で図書室へ寄ってみた。人っ子一人いなかった先日とは打って変わって、今日はそこそこの人数が本棚の前にいたり読書用の椅子に腰かけていたりする。ウィザード先輩が上手く噂を消してくれたおかげだろうか?
「あっ、灰庭さん!」
貸し出しカウンターにいた八木さんがわたしの姿を見つけ嬉しそうに声をかけてくる。隣では相変わらず茨城先生が居眠りしていた。
「これ、全部あのラノベのファンの人?」
「多分ね……でも、他の本にも興味持ってくれる人もたくさんいるの。そうだ、聞いて聞いて!」
と、八木さんがなにやら書類を見せてくる。発行者の欄には風紀委員長・清木美鈴の文字。
「清木先輩ね、例の約束を正式に撤回してくれたの! 利用者のマナーがこのまま保たれているならばラノベ類の入荷・貸し出しも継続していいって!」
「そうなんだ? 良かったね……」
書類にはちょっと小難しい言い回しでちょうど今八木さんが言ったようなことが書かれている。どういう心境の変化かはわからないけど、清木先輩が認めてくれたのならなによりだ。
「でも、あれ以来全然図書室に来てくれなくなったんだ。せっかくあのシリーズの新刊も入荷したのに……」
「まあ、あんなことが起こった後じゃあね……」
「今すっごい面白いんだよ? エリカがやっと王子への恋心を自覚したんだけど、王子は魔女に送り込まれた偽王女の魔法で心を奪われちゃって……」
と、早口でやけに詳しく展開を教えてくれる八木さん。あれ、もしかして……。
「八木さんもファンなの? そのシリーズの」
「うん! だから清木先輩もファンですごく嬉しいんだ。王エリのこととか、色々話したいと思ってるの」
八木さんはにっこり笑ってよくわからない専門用語を交えながらシリーズのあらすじやカップリング?のことを教えてくれる。意外、ってわけじゃないけど、なんていうか…………まあ、そりゃあ噂をなんとかしてほしいって思うわけだ。
「灰庭さんも読んでみて! 絶対面白いから!」
「え、遠慮しとこうかな……」
いるかどうかもわからない幽霊やアリスなんかより、好きなものを熱を上げた女の子のほうがよっぽど怖いかもしれない、と興奮した八木さんを見て思った。
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