海石榴

平和な日常に起きた出来事をミセス的視点から書き綴っています。素直な流れるような文章が好感を持てます。暮らしの句読点ともいうべき日常エッセイ。今日、明日を大切に生きる「もう一人のあな…続きを読む

一点も瑕疵のない筆運び、一気呵成に読ませるストーリー展開の絶妙性。才能あふれる短編の名作を無料で読めるのは、読者にとって大いなる眼福であり、またとない贅沢といえよう。

いにしえ奈良の恋物語を描かせては、まさに独壇場。この筆者ならではの流麗かつ官能的な筆致をご堪能いただける、ゆかしいラブストーリーの傑作！

たとえ読者数が少なくても、傑作は厳然としてある。たとえ人の目にふれなくても、野の花のごとく清い香りに満ちた文学作品はある。君よ。この作品を読み給え。没個性のライトノベルの暗闇から脱…続きを読む

上から目線のエッセイが多い中（無論、読者に気づかれないよう慎重に筆を運んではいるが……）、この平行目線は貴重だ！

素晴らしい！そして面白い。と、同時に、現代の日本の平和は、多くの武人の血で購ったものだということがしみじみと理解できる。ぜひ多くの方々に、この感動的な物語をご一読いただきたい。

こんなに巧いと、ほかの投稿作品の存在が霞みますよ。それで犯罪者的。こんなに筆力のある作者さまがカクヨムに潜入されていたんですね。世の中は広い。そして上には上があるものです。

琉球の物語は、カクヨム投稿作品の中でも稀少です。加えて、遊廓の自衛武術である「辻村ヌンチャク」にスポットライトを当てた小説は、類を見ません。まさに本邦初、その稀少性だけでも十分に価…続きを読む

一気呵成に読ませる作者さまの筆の冴え。しっかり最後にオチまでついて、切れ味バツグンのお噺一席です。

最高に面白いドタバタ・コメディ劇。登場人物の名前も食べることやダイエットに掛けられていて楽しい。お昼の食後時間に読めば、もっと満腹になること間違いなし。

いかなる偉大な作家も、おそるおそる最初の一行を、しかも迷いながら書いたことでしょう。選ばれてあることの恍惚と不安、ふたつ我にあり。 わたしは確信をもって言えます。あなたは神に選ばれ…続きを読む

「ねえ、つきあってよ」。このワンフレーズをキーワードに、これだけ面白い「すれ違いラブコメ」を書ける作者さまの筆才とイマジネーションに感嘆。いやはや、すごいものがあります。

鎌倉の地理と歴史に精通した作者さまならではの歴史小説。日本初の「築港」により、国内外の船が多数入港し、鎌倉は栄えることになりますが、その秘められた史伝を知的かつ幻想的な筆致で綴った…続きを読む