このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(106文字)
雪ふり積もる国の親子らが飢えないように幼子を奉公に出した先で幼な子・ゆきに、ふりつもる日々そのひとひらが描き起こし残す未来天からそそぐ雪の一粒が目にやわらかに沁みるように清らかな涙がうかびます。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(202文字)
美しい。儚く溶ける。雪へのイメージが短い話の中に凝縮されて最後は物悲しくなりました。
巡り会った反物に包まれた、悲しい過去。今に繋がる悔恨とささやかな償いは,反物に描かれた模様のように儚くも、美しい。
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