九藤　朋

世界人口の99%が何かしらの能力を持っている世界。その中で主人公の血桜雪はなんの能力も持っていない残り1%の人間だった。 中学を卒業して少し経った頃母親と買い物をしていたら事件に…

　世界の調停者たる竜王が、勇者により突如討たれた。 　これを皮切りに、勇者と呼ばれる化け物を作り出した人族は、他種族を次々と侵略していく。 　その戦火に巻き込まれ、幸せな日常…

現代日本のあるところに、仲の良い『おじいさん』と『おばあさん』が住んでおりました。ところが、毎日を慎ましく暮らす二人には一つだけ悩みがあったのです。

2作目です。 神社に祀られてる神様である「おきつね様」は夏の終わりに自分の神社の近くで行われる「残夏祭」が嫌いだった。 それは、彼にとって何十年、何百年経っても忘れることが出来な…

様々な国に、様々なモノが住む世界。 この物語は、そんな世界で一人の少年が、もう一人の少年と出会うところから始まる。 世の中の不条理に抗いながら、夢のために龍に乗って国のために戦う…

【完結しました・・・2023/12月、後日談も追加しました！】 レベルを上げないと妹が死んでしまう。そして僕にあるのは自分のレベルを相手に譲り渡すレベル譲渡スキルだけ。妹に僕の…

17歳の少女、矢辻 由美（やつじ ゆみ）は、新月の夜に現れる怪物を狩る使命を与えられていた。由美は5年前、目の前で家族を喰われた過去がある。 はっきりとその記憶を残しているのは、…

愛媛県松山市の地方百貨店「日光屋」の息子、小林広樹《こばやしこうじゅ》は、新川高校《あらかわこうこう》に通う高校2年生。 高校2年生のある日、広樹は、同じクラスで片思いしている池…

19世紀北部ノルウェー。そこは首都がある南部との交通が遮断された、幻想と偏見が残る厳しい地だった。 トロムソに住むアストリッドは、母に禁じられてても弾いてしまう程ピアノが好きだっ…

　高校一年生の春休み直前、クラスメートの紅野アザミに告白し、華々しい玉砕を遂げた黒田竜司は、憂鬱な気持ちのまま、新学期を迎えていた。そんな竜司のクラスに、ＳＮＳなどでカリスマ的人…

ＡＩエンジニアのエイジはついにシンギュラリティを超えた美少女ＡＩの開発に成功する。 調子に乗ってどんどん社会を変革していくエイジとＡＩだったが、これを良しとしない軍事大国の標的と…

★230＆PV73000＆フォロワー1000人＆❤1700突破！感謝です！ 俺────才川 虹(さいかわ こう)の通う彩良(さいりょう)高校には、『彩良5大美少女』と呼ばれる…

ピコラ星人であるタケルは、地球人に対してある電波を出すことで人の姿に擬態している。 しかし、極稀にその電波が通じない人間がいるのだ。 偶然、鉄棒をする学ラン姿の青い宇宙人を見て…

　魔法がものを言う世界で、最高位の称号を持つミカエルは、三毛猫の獣人だった。 　ある日極秘の依頼を受け、とある公爵家に侵入したミカエルは、そこで出会った少女、ルネの怪我を哀れに思…

いつもぼっちで友達ゼロの高校一年生、青井夜空が出逢ったのは、あふれんばかりの優しさ、笑顔、そしておっぱいを持つ、何かと貧乏くじを引きがちな美少女、優木坂詠（ゆぎさかよみ）。 ク…

　平安のお姫様が悪役令嬢イザベルへと転生した。平安の記憶を思い出したとき、彼女は絶望することになる。 　絶世の美女と言われた切れ長の細い目、ふっくらとした頬、豊かな黒髪……いわ…

悪の秘密結社であるジャクルトゥは謎の力により、本部基地ごと異世界へ転移させられた。そこは魔王・ラゴウ率いる魔王軍が世界征服寸前の世界だった。そこでジャクルトゥはここでも世界征服を…

【末尾にて東城のオリジンを描いた短編「悪の猛禽　ー優しき修羅の愛０ー」の連載を開始しております】 【※本来オススメの読み方は指定するべきではないと思っていますが、伏線と回収を短…

深山には足を踏み入れてはいけない。そこは四季の神が宿る神域であるから。 ――朗らかな春の神、盟。明敏な夏の神、昂。温厚な秋の神、尚。品の高い冬の神、縁とかつての村人達が送る奇怪な…

ある夜のこと、わたしは友人に突然ドライブに誘われた。

あったかもしれない童話。

死期が近づく。四季とともに。色彩とともに。 僕らは、ただ、しきを待つ。 君の人生は笑顔に満ち溢れていた。──僕は君の笑顔の一部になれていただろうか。僕は君を幸せにできただろう…

少女・近藤京香は、生き返った。 猫又が死人を跨ぐと起き上がる。そんな不思議な力のために。 剣士・沖田総司は、生き返った。 猫又がある人との約束を守ったため。そんな小さな願いのため…

転生者の少年がもらったのは【便意ブースト】という意味不明のスキル。仕方なく勇者パーティの荷物運びでボロ雑巾のようにこき使われる毎日だったが、ある日、ダンジョンの深層で激しい腹痛に…

家で飼っている愛しい三毛猫、アンとウミが行方不明になった。 その夜、陽子は夢の中で『猫神さまを崇めよ……』という声を聞く。 それは、かつてこの地域で祀られていた、養蚕の守り神の名…

十五夜、長年川を護っていた大蛙が死んだ。夜明けには邪神が主に変わろうと入り込んでくる。川に棲むモノたちは会議を開くが──

毎日三題噺をお題に小説を書け、それが出来ないならば死ね。 私は呪詛の言葉を私の中の私から浴びせられ、私は毎日小説を書く事となった。

　人気の無い道。周りには古い建物が並んでいる。 　そんな中、１つだけ人が住んでいる家があった。そこには黒いストレートな長い髪が特徴的な青年が微笑みながら立っていた。 　顔上半分は…

南の海辺の町に引っ越してきたルルは、祖母と奥の庭園の世話を始める。やがてバカンスシーズンが始まり、街には移動遊園地がやってきた。そこでルルが出会ったのは……。夏の夜、月光降る中で…

へなちょこ勇者とテキパキ魔術師のドタバタファンタジー風コメディ

土属性の四天王として魔王軍に長年勤めてきたドルマ。 ある日彼は地味である事を理由に四天王からの左遷を言い渡される。 哀れなドルマの明日はどっちだ！？

　親父が死んだ。有名人でも、企業の重役でもない、タダの田舎の、お調子者のくそオヤジ。ただ、親父には、家族でさえも知らなかった、「自分の幸せを切り売りする能力」があったのだ―― …

無影剣 日影残真流免許皆伝、日影兵衛の編み出した我流の必殺剣は、その威力により己の刀も折り飛ばす 技に見合う刀をを求めて 日影兵衛、東海道を京へと旅をする

一年前にスピードスケートを引退し、フィギュアスケートに専念していた小学3年生の鮎川哲也は、スポーツ少年団への義理を果たすため、スピードスケート競技会（通称：阿寒スプリント）に急遽…

写真部に所属する高校二年生の遠野柚月には密かな趣味がある。深夜に散歩をして「死体が飾れる場所」を探すことだ。ある深夜、いつものように深夜の散歩に繰り出していると、同じ高校の少女で…

　二十七歳アパレル販売員『桂木トマリ』は、我が道を行く大人ギャル。 　周りと何かがズレていることに悩みつつもやっぱり自分は曲げられない。 「私は“今”しか見れない」 「未来など…

ソイツは突然やってきた。 「俺さ、前世で殺されたんだ」 と柔らかなハスキーボイスな声を出すその犬は、僕を驚きでひっくり返すのには十分すぎる出来事だった。 犬が人語を話すうえに前世…

『特殊犯罪捜査課』。 それは異常な事件を引き起こす”サイコキラー”や”連続殺人犯”を捜査する警察組織だった。 都市の闇にひしめく怪物達。 かつて、彼らは人間であった。 だが、彼…

「戻ってきたら伝えたいことがある」 5年前、12歳の朱都(あかと)まといは魔法少女として地球侵略集団ガベィジ・サーカスと戦い、勝利を収めていた。そんなまといの心に深く残るのは、…

旅の白魔導士《ルーティス・アブサラスト》は行商の《オニヘビ》と一緒にとある小さな村に辿り着く。 そこは女神に仕えていた天使のゆかりの地であった。しかし今現在は奇妙な怪異に悩まされ…

調香師で年下のギルベルトと、数ヶ月前にやっと両思いになったニーナ。 彼の姉でありニーナの親友でもあるカタリナは、弟ギルベルトについて「意外と嫉妬深い」と言うが、ニーナは長年の恋を…

飛行機事故で命を落としたユウトは、死後の世界で神に出会う。理由無き転生。理不尽な最弱能力の押し付け。そして人間への憎悪。固定概念を次々と壊す神という存在に、抵抗すら出来ず、ユウト…

孤独な鬼と、訳アリの人間二人との出会い。 その出会いは、鬼の生に光をもたらした。 少し切なくも、情にあふれた物語。

天界に棲む天使、ミカエルは親友だった悪魔を師匠に殺された。 彼は誰よりも優しい悪魔だったのに。なぜ―― その師匠、フェルも悪魔に心を売り渡し、天界を裏切った大罪人として人間界へ…

　探偵に家族を滅茶苦茶にされた男子高校生の虎川氷河はとある事件に巻き込まれ、共に行動していた幼馴染の美伊子が探偵と名乗る者に殺されてしまう。 　深い絶望に襲われる最中、氷河の前に…

孤独に悩む彼女は、一人街を歩く。 薄雲に白んだ空は自分の心を映すようで、言いようのない不安を抱えていた。 公園でカメラを撮る一人の青年と出会う恋の始まりのお話。

　酔いつぶれてタクシーに乗った佐々木は、気がつくと見知らぬ町にいた。「二段坂」その町はとても奇妙なところだった。住人たちは、とある少女のために機械的に働いていたのだ。 　丘の上の…

僕の母は不倫を重ねて、父と離婚した。 母は僕と姉を捨てて失踪した。 それから、姉は家を菊の花ばかりが飾られている『菊屋敷』へと変えていった。

1、ファンタジー異世界の現地主人公が歩む日常 外見から思想まで、自らの偏見から一人の女性をモデルに構成した少女の物語。 2、夢で見た物語 3、感覚で書いた物語 全て未完結…

　海軍司令官のジークフリート・アドルフ（２５）と海軍兵、アルべリヒ・ベルツ（２５）は船で船員を連れ、ライン川のローレライ岩付近を走っていた。ジークフリートとアルべリヒは同じ田舎村…