概要
氷、無音、湖上にて――少年スケーターは神隠しに遭う。
一年前にスピードスケートを引退し、フィギュアスケートに専念していた小学3年生の鮎川哲也は、スポーツ少年団への義理を果たすため、スピードスケート競技会(通称:阿寒スプリント)に急遽出場することとなる。
音楽を魔法と考え、氷上の楽譜になることを至上の目標とする哲也にとって、スピードスケートの氷上はあまりにノイズに満ちていた。
辟易する哲也の前に、一人の少年が現れる。
「ねえ、もっと静かな場所へ行かない?」
少年に誘われ、哲也は凍結した無人の阿寒湖の奥地へ足を踏み入れる――
※黒崎伊音さんの「60×30」と、拙作「氷上のシヴァ」のクロスオーバー小説です。
「60×30」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054919341289
「氷上のシヴァ」
https
音楽を魔法と考え、氷上の楽譜になることを至上の目標とする哲也にとって、スピードスケートの氷上はあまりにノイズに満ちていた。
辟易する哲也の前に、一人の少年が現れる。
「ねえ、もっと静かな場所へ行かない?」
少年に誘われ、哲也は凍結した無人の阿寒湖の奥地へ足を踏み入れる――
※黒崎伊音さんの「60×30」と、拙作「氷上のシヴァ」のクロスオーバー小説です。
「60×30」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054919341289
「氷上のシヴァ」
https
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!銀盤世界を行き来する「神」が起こした氷上異類幻想譚
この小説は、天上杏さん作「氷上のシヴァ」と、黒崎伊音の「60×30」のクロスオーバー小説になります。詳しくは「あとがき」に書かれておりますが、色々とご縁があり、天上さんがこの物語を書いてくださいました。作者としては幸甚すぎるほど幸甚で、更新が初めて知らされたとき、喜びのあまり脳みそにポップコーンが弾けたと思いました。表現がグロすぎてすみません。
舞台は阿寒。現在フィギュアスケーターの哲也はスピード時代の監督に頼まれて、スピードスケートの大会に出ることに。そこで出会った黒い少年。しかし少年は哲也以外には誰にも見えていないらしい。果たして彼は何者か!?だだだん! ……というお話。
哲也…続きを読む