概要
一瞬喜んだものの、そんな苦しいスキル要らないと商人の道を志す少年。だが、最強の男の存在は放っておいてもらえるはずもなく、運命は少年を便意と戦う無慈悲な道へと追い込んでいく。
魔王軍の四天王を斃し、魔王に迫った少年だったが、驚愕の真実を告げられ、世界を守るために便意を我慢することを約束させられてしまう。
果たして少年の肛門は耐えられるのか? 便意
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!全力でビオフェル〇ンを差し入れたい思いに駆られる、主人公の括約劇
1995年に公開された、大友克洋監修のMEMORIESというオムニバス形式のアニメ映画を覚えている方はおられるだろうか。
あれの中のパニックコメディー作品に通ずるものがある、と言えばきっと伝わると思う。
タイトルからして「お、これは!」とにおうものがあり、読み始めてまさしく期待通りの話であり、さりとて淡々と分かりやすく読みやすい描写で展開されていくストーリーがただただ笑えました。
ベンがバンバンとか糞スキルとか、もう要所要所の単語で笑いを地味に誘ってくるのが! ずるい!笑
お下品だからと敬遠することなく、一度是非読んでみてもらいたい作品です。男女平等。人類皆が共通して持つ最大の弱点かつ最強無…続きを読む - ★★★ Excellent!!!便意に耐えたことのあるすべての人へ……。
完結まで一気に堪能し、なぜ私はこんな名作を早く読まなかったのだろう……と思っているところです。
バトルシーンでこれほど手に汗を握ったことはありません!!
物理で殴るのがメインなのですが、こう、下っ腹にズンと来るというか(内容が内容だけに・笑)。
もう、設定が勝負のお話だと思います。
こういうのは照れることなく、そして客観的な視点に立ち返ったりせず、前だけ見て完走できるかどうかがキモ。
この設定で最後まで書ききったこと、本当に尊敬いたします。作者さまの生きざま、とくと拝見いたしました。
第四話のタイトルに「涅槃」という言葉が使われていましたが、この内容で昇天するかのようなワード、センスが光…続きを読む - ★★★ Excellent!!!最強スキルそれは便意の我慢
ギャグファンタジー作品
ファンタジーの重さ、ギャグの軽さがちょうどいい作品です。
テンポも描写もきちんといい塩梅に抑えられ、作品の完成度が伺えました。
便意を我慢してレベルアップというアイデアは素晴らしいです。
今後の展開は重い話しになっていくとしても
緊張と緩和を使えるので没入感もプラスして期待値が上がって、漏らす心配無し。
トイレで読みたい作品です。
改善点
特にないほどいい作品です。
無敵系は敵の設定が大変だと思います。
また、どのように経過を楽しませるかも難しいので、ギャグと絡めながらファンタジー要素を多く含んでいくのでしょう。
やはり、作品の最後のオチが気になります。
出来れば、…続きを読む - ★★★ Excellent!!!タイトル通りとは恐れ入った!! こんなクソ💩スキル見たことない!😭😱😂
タイトル通りです。本当に、タイトル、通り、です!!
なのに、出オチ作品でありながら、続きがスルスルと読めてしまう!
快便! 快便です!!😂😂😂
なぜ読めるのかというと、それは作者様の地力の高さがゆえでしょう。
ぶっ飛んだ設定に不釣り合いなほどしっかり丁寧に作り込まれた世界観とキャラクターたち、そして端的にして必要十分な文章。
史上まれに見るクソ💩まみれなざまぁ展開からの、怒濤に次ぐ怒濤の展開。
数話読み進めていった段階で、気付きました。
『ああ、これは良質なタイトル詐欺作品だ』と!
四天王、サイクロプス、ドラゴン、一万もの魔物の軍勢……強敵相手に立ち向かう主人公・ベン(なんて端的な名前…続きを読む