便意に耐えたことのあるすべての人へ……。

完結まで一気に堪能し、なぜ私はこんな名作を早く読まなかったのだろう……と思っているところです。
バトルシーンでこれほど手に汗を握ったことはありません!!
物理で殴るのがメインなのですが、こう、下っ腹にズンと来るというか(内容が内容だけに・笑)。

もう、設定が勝負のお話だと思います。
こういうのは照れることなく、そして客観的な視点に立ち返ったりせず、前だけ見て完走できるかどうかがキモ。
この設定で最後まで書ききったこと、本当に尊敬いたします。作者さまの生きざま、とくと拝見いたしました。

第四話のタイトルに「涅槃」という言葉が使われていましたが、この内容で昇天するかのようなワード、センスが光りすぎです!
便意を感じるたびにこのお話と「涅槃」というワードが蘇りそう。
出すことは生きることと切っても切れないだけに、まさに人生が変わる一作となりました。

読む人を選びそうな題材ではありますが、私は自信をもってお勧めしたい一作です。
ぜひアニメ化を希望(小声)。

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