血を飲み込んだ無能力者、吸血・鬼になる〜能力三つあるんだけど！？〜

良い点
　学園ものとして、しっかりとキャラクターに個性が出ていました。学園ものなので大切なことだと思います。学園内では、日常パートばかりでなく100話に入ると、不穏げなのも良いですね。呪術師の存在も気になります。

　またバトル描写に関しては、読みやすく、分かりやすく書かれていると思います。風見戦、幼馴染み対決も上手く描写されていました。主人公以外のバトルも描写されていました。キャラクター性と、その能力も良く書けていました。

　主人公の覚醒の経緯が面白く、二話目に日常が崩れます。そのあとの「飲んじった！」はシリアスな場面なのに笑っちゃいました。まあ結果オーライですが！(本筋において)

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異能力系学園モノだと思います。自分はこの系統はよく見るのですがこの作品はその中でも上位に入ると思います。
現在はまだ読んでいる途中ですが話の展開にワクワクしっぱなしです。現在連載している最新話まで読めたら★3にしようと考えています。
これからも執筆活動頑張ってください。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（216文字）

能力が当たり前の世界で、主人公は能力を持たない。
そんな主人公が力を手に入れるが、その代償として──────。
王道とも言える導入の中に、この作品特有の"個性"が詰まる。そういった部分が自分は好きです。
話の流れも、王道でありながら個性が随所にちりばめられています。主人公の使う能力などは王道です。自分はこういう力、好きです！応援しています！

【良い点】

TSモノ、能力、吸血鬼と、いわゆる「よくある」パーツを組み合わせてあるストーリーだが、それでいてありきたりな世界観になっていないのがとても良いと思う。
設定の不自然さはあるものの、そこまで大きな問題にはならない。強いて言うなら説明をもう少し簡略化してもいいかもしれない。続きを読みたいと素直に思える内容だった。

【微妙な点】

とにかく句読点が少なすぎて読みにくい。
「」のセリフの前や、ある程度の長さの文、話し言葉の途中など、本来「間」があるはずのところに句読点がない。ひらがなだけで書いた文章を読んでいる気分になる。ストーリーは面白いのに読んでいて少しつらかった。

　約15000文字、14話まで読ませて頂きました。
　0章の終わりまでに一つの大きな流れがあり、ひと段落。そこまでに厨二心をくすぐるパートが出てきてよきよき。
　折角なので技や名前にルビをふって頂けると、もっと雰囲気が出るんじゃないかと思いました！

　読みやすい文章、入り込みやすい設定、魅力的なキャラクター。
　会話自体はほほえましく、身近にありそうなセリフばかり。
　その日常の中にある「異能力」が絶妙な存在感を放っています。

　ありそうでなさそう、でももしかしたら、この世界のどこかにもそういうやりとりが……と想像してしまうリアリティと、非現実的なファンタジー要素が上手いこと噛み合っててとても面白いです！　応援してます。

99%が能力を持つ世界で、無能力者として生きている主人公がふとしたきっかけで能力を持っていくというお話。
ついでに、色々と変化があります。色々と。何かは読んでください。

血などを扱う能力バトルは心の奥底に持っている厨二病心を全力でくすぐってくるやつでイメージしやすいです。
また、非バトル回は非バトル回で「女の子同士」のキャッキャウフフを満喫できます。

特に能力ものが好きな方にオススメしたい作品です。

現代の日本に近い舞台設定で人々が特殊な能力を持っている所謂能力バトルものの基本フォーマットに主人公が無能力者という王道からスタートし、ピンチを経て覚醒する熱い様式美で続いてゆく物語です。
タイトルの吸血・鬼は誤字かと思いきや言葉遊びの類でした。スラスラと読める文章ですので能力バトルや魔法ものが好きな方にはオススメです。