『闇夜の咆哮編』の4話(現時点での最新話)まで読んでレビューを書いています。
主人公は龍髭国の軍隊によって母親を奪われます。
そんな主人公は母親との暮らしを取り戻すため、ひにくにも母親を奪った国である龍髭国の武官『龍仙師』を目指す事になって……
『龍仙師』になるための試験、試験にのぞむ過程で出会う人々など、少年がどんどんと成長し強くなっていく過程が『龍を生み出す仙力』という興味深い設定とともに描かれます。
中華風ファンタジーと言えば、皇帝がいてお妃様がいて……といったお話が真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、こちらの作品は『修行』や『金丹』など中国の仙人の要素を持つ武官たちが活躍する、なかなか希少なタイプのファンタジー小説です。
個性豊かな男性キャラが中華風のファンタジックな世界で明るく元気に大活躍する。
そんな物語を読みたい方におススメの作品☆
まずはこの壮大な世界観にテンションがあがり、ワクワクが止まりません。
花屋だったリュウユウが龍仙師になるという夢と野望を追いかける物語。
そしてリュウユウに関わってくるたくさんのイケメン!たち!
主人公であるリュウユウは直向きで優しく応援したくなるキャラクターが愛せます。
そしてその主人公を囲む登場人物たちがとにかく個性的で魅力的。
優しく華麗な先輩、いつも明るく場を華やかにする先輩、品があり高貴なのにいつもカラカラと笑い飾らない同志、主人公に呆れながらもいつも心配してくれる同志。
そして未だ謎の多いセイくんは、リュウユウと心通じるのもがありながらも主人公や物語にこれからどう関わっていくのか一番楽しみな推し!
まだまだ魅力的なキャラクターが登場しますが語り切れません。
物語も数々の試練が用意されており、ストーリーが読者の意表を突くように折れ曲がるため胸が高鳴ります。
ぜひこの壮麗でトキメく世界を覗き、心躍らせましょう!
(現在36話まで拝読した感想となります。また完結した際には新たにレビューさせてくださいませ)