純太

思春期真っ盛り童貞男子高校生、森田俊平はとある事件をきっかけに、自分が変態であることが周囲にバレてしまう。 高校三年生になり、再びリスタートを切らなくなってしまった森田。 彼を…

　作者はよくやってます。

　昔々、ある地方――伊予之二名島（いよのふたなじま）には人間は居ませんでした。正確に言えば『鬼』が喰らい尽くしてしまったのです。日の本の民は希望を失い、生きる望みさえ消え失せてし…

「タイムマシンは、必要としている人の前に現れるんだよ」 　その時のアストロの声は、夜の小さな星々みたいに、透き通っていた。 　そして、わたしは、彼に復讐するための旅に出る。

☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆ 何の運命のいたずらか、本作が第五回ネット小説大賞のグランプリを受賞し、宝島社…

「なんで私なんだよ」 進学を控えたリカが司祭に呼ばれ訪ねると、留学の話が決まってしまう。 まぁ、呼ばれたからにはそういうことだよな…… そして行った先の高校では、たまたま目に付…

泊翔馬は首都高をばく進中、東北道の脇に巨大な建造物を見つけて、 その正体を見極めようと一般道を進む。政財界へのデモに参加中、突然東京に核爆弾が落とされ、翔馬はその建造物に避難し、…

自殺者達の怨念が渦巻く山奥の巨大な公園。 公園に留まる亡霊が生み出した呪いのアイテム『呪物』 『霊に触れる事の出来る軍手』を手放せない殺し屋。 『絵や写真に捉えられた人物を殺傷…

次男ゆえ家業を継がない明は、呉服屋の女主人であった老婆に、店を譲ってほしいと申し出る。老婆はその条件として、孫娘との結婚をちらつかせた。なんでも今夜、当の孫娘が老婆の元にやってく…

1月1日、元旦。 彼氏とおせちを食べるために手作りのおせちを持参して、振られてしまう。 ショックでおせちを捨てようとしたところ、見知らぬ男が「食べたい」と言い出し、なぜか一緒に食…

クリスマスは嫌いだ。 自分が孤独だと思い知る。 そんな女子高生、茜の家に、ヤンキーみたいな家政夫がやってくる。 料理のできない茜に、家政夫が料理を教えてくれることになり、美味しい…

「琵琶湖の水を止めるぞ！」 　これが滋賀県民が京都・大阪の人間に馬鹿にされた時に繰り出す切り札である。 　が、最近になってこの切り札を根本から揺るがすシミュレーション結果が公開さ…

地下ダンジョンの主である魔王は、長き戦いの末――発掘される。 流れに流れた時の先で、彼が望んでいたモノは手に入るのか？

ツイッターで呟いていた140字の小話を1ページにつき10個ずつまとめたもの。 この中の話を膨らませて書いて下さるという方がいらしたらご連絡下さい。 こっそり読みに行きます。 ※一…

数年前から投稿しているツイッターノベルです。各々独立していてつながりはないので、どこから、何を読んで頂いても大丈夫です。全くのフィクションもあれば、ただの日記のようなものもありま…

日本で雑貨屋を営んでいた東条は十五世紀初期のフランスに繋がる扉を見つけます。 十五世紀初期のフランスに現代日本の雑貨や武器を持ち運び、ただの村娘だったジャンヌ・ダルクを聖女へと成…

実家の母が倒れ、私は長崎県長崎市の病院へと向かう。 最悪の事態に備えて喪服を持って帰って来いと父に言われた。 病室で母に何か食べたい物はあるかと尋ねれば、私が作った竜眼が食べたい…

※第六回ネット小説大賞で最終選考に残りました！ 　時を遡ること三百年、阿久藩新町通り、通称『食い物通り』には、美しい三姉妹が切り盛りする料理店『美海屋』が存在した。他では食べる…

昭和23年3月初め、新宿歌舞伎町で探偵事務所を営む横山愼也の元に、一本の電話が入る。 相手は元同僚にして、現在は横須賀に隠遁する便利屋だった。 彼から不可解な依頼を受け、横山は…

森本りん様 自主企画『詩が集うところ』に投稿させて頂いております。 『集う』に注目して書いています。 巡り合い分かれて依存して笑い合うお話になるのです。

僕はいつものように病室を訪れる。少女のまま眠り続ける三歳下の従妹、由衣子に会うために。

長い年季も明け、馴染みの客の妻となった女郎。ふとした折に夫から逸れた彼女は、ほおずきを恐れる奇妙な子供に出会う。

梅雨時期のある日。 自分に自信を持てない女子大生が猫を拾う。 捨て猫との出会いで少しずつ変化していく……。 ◆公開初週ホラー部門週間ランキング第2位！(2017/3/19…

赤沼家の令嬢琴音が、城の如き邸宅のバルコニーの鉄柵に首をくくってから、一年あまりがたった冬のこと。Mの怪人を名乗る人間から謎の殺人予告状が届き、その内容通りに、赤沼家の人々が、一…

大学を卒業し、就職先も決まって社会人一年目になる「僕」は東京の高校で寮生活を始めてから一度も帰らなかった故郷の町に、七年ぶりに里帰りをする。 幼少期からお世話になっていた新垣家を…

かっちゃんは虫やへびの抜け殻を、集めるのが大好きな男の子。 友達のたけちゃんと大きなへびの皮を見つけたかっちゃんですが、ケンカした妹のマミが追いかけてきて……。 不思議な国へ迷い…

　とある科学者の独白。鍵括弧を使わない小説です。全五回です。ホラーなのか自分でも分かりませんがとりあえずホラーにしておきます。芥川龍之介の河童をモチーフにしました。太宰治の駈込み…

あらゆる物がすっかり自動化された近未来全自動社会。 そこでついに、全人類待望の「手動ドア」が発明されたのだが……。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載して…

運動が大好きでフレンドリーな近藤慶太は憧れの高校、超獣高校の運動科に入学。 「この学校で野球がしたい！」 しかし、慶太のクラスは全員ゴリラだった！？ 言葉も力も通じない学園スト…

科学部の４人と『解説君』なる作者の分身が繰り広げる、しょーもないギャグによるネタ本。 学校で習った記憶のあるようなことから、一生知らなくていいような蘊蓄まで、テキトーに作者の好み…

　これは、あたしが五年生の前期の『あゆみ』（成績表）を貰った日のできごと。 　些細なことから、隣の席の植木を傷つけちゃったり、友達の亜由美ちゃんと喧嘩しちゃったりして、散々だった…

めんどくさがり屋で無気力な高校生、田中聡は自分が好んでいたお気に入りの高台で不思議な雰囲気を持つ少女、河野静と出会う。始めは静のことを変な人だと思っていた聡だったが、次第に静に惹…

ある日、色が違って見えるようになった兄と妹の一日を描いています。人それぞれが違った性格や感覚を持って生きているのだけれど、あまりにも程度が大きいと、それは人人の認識する常識から逸…

小学１年生、ひとりぼっちの私を助けてくれた君に、恋をした。 高校で、再会をした。嬉しかった。 私を覚えていてくれた。嬉しかった。 でも、手遅れだったんだ—— ＊ 私と、君…

生まれは宮城、学生時代は山形、秋田在住。親の実家は福島。生まれも育ちも生粋の東北人が、東北で思うあれこれを書きます。

中学生の時から人間不信と女性恐怖症を患っている、河谷誠。 彼は、幼稚園からの幼なじみである長谷川秀信と、同じ高校に進学する。 しかし、相変わらず心を開けず、心は晴れないまま。 そ…

絶え間ない改築の続く横浜駅がついに自己増殖の能力を獲得し、膨張を開始して数百年後の日本。本州の99%は横浜駅で覆われ、SUICA を所有する人間が住み自動改札による徹底した監視下…

家具卸商人の男が未亡人の女へ宛てた十二通の手紙。 全文で四千文字程度の短編ですが、手紙毎に分割投稿します。

　ゴッドロックカフェ店主の大和です。店はカフェと言っても形態はバーで、ＢＧＭに国内外のロックを流しています。音楽とお酒を求めてやってくる常連さん達は渋くて気のいいおっさんばかりで…

　高校２年生になった沖原成。彼と２年連続同じクラスの隣の席になった童顔の篠森弥生。１年生の時は挨拶くらいしか交わさなかった２人だが、２年生になってから会話が増える。 　ある日沖原…