概要
9年間、焦がれた君の隣にいるのは、私じゃなかった。
小学1年生、ひとりぼっちの私を助けてくれた君に、恋をした。
高校で、再会をした。嬉しかった。
私を覚えていてくれた。嬉しかった。
でも、手遅れだったんだ——
*
私と、君と、友達と。
最初で最後の、高校1年生、修学旅行での物語。
高校で、再会をした。嬉しかった。
私を覚えていてくれた。嬉しかった。
でも、手遅れだったんだ——
*
私と、君と、友達と。
最初で最後の、高校1年生、修学旅行での物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!紅葉にナツの想い出はきっとずっと残るけれど……。
作者様の作品はほぼコンプリートで読ませて頂いておりますが、等身大の感情描写がとにかく上手。この作品タイトルが凄く可愛いかったので、明るい胸キュンものなのかなと思ってさらりと欺かれました。もう、切ない!椛ちゃんの十年間の恋の主軸に絡んでいく、友人ピピちゃんの苦悩に、胸がズキズキ痛みました。
タイトルと中身がしっかり一致しているのもいいですね。人生で一番想った人のことって、忘れることはないと思います。だからこそせめて......ラストシーンの椛ちゃんの気持ち溢れる行動に注目です。
椛ちゃんにもピピちゃんにも、幸せなことがたくさんありますように、と本当に入り込みすぎて祈ってしまいました。
ポ…続きを読む