神木さんちのお兄ちゃん!

作者 雪桜

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★★★ Excellent!!!

第一回白雪賞受賞の作品!
ということで、かるーい気持ちで読んだのですが……。
白雪さますごいです。賞をとるのに不足はなかった。いや、賞をとるのに相応しかった。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉がありますが、主人公飛鳥はまさにそれ。男性ですけど。
しかし本性を知る人間からすれば、「居ればホイホイ、微笑みは爆弾、口を開けばトリカブト」状態。
そんなモテモテの彼が溺愛するのは、自分の弟妹である双子。
「家族より好きになれる他人がいるわけない」と公然と言って歴代彼女と別れてる始末。

しかし、美人な飛鳥は、最初からそれに関して闇を仄めかしています。
また、彼が自分でも「おかしい」とおもうほど家族に執着するのも、「失ってしまう」恐怖と闘っているから。

強くて脆い飛鳥と、彼に頼りながらも心配し強くなろうとする双子、蓮と華。彼らを深く愛しながらも、迷い傷つき傷つけた負い目を持つ父親。
第二部にハラハラしながらも、この神木家を応援したくなります!! 

★★★ Excellent!!!

地図とは双子の妹弟のこと。それは多くの人が経験するであろう岐路である。温かい家庭の日常が描かれていて、誰でも安心して読める。しかし、妹弟が年齢を重ねると、これでいいのかと緊張が高まるところが秀逸で、読者は引き込まれる。
テンポはスローな印象で、落ち着いて読める。味わい尽くすと素晴らしい作品ということが解る。
キャラクターはみんな輝いており、その配置が上手い。

★★★ Excellent!!!

優しい気持ちになってほっこりしたい方、この作品を読みましょう。
素敵な家族愛に溢れています。
題名にある通り『お兄ちゃん』こと飛鳥を筆頭に、他の登場人物たちもそれぞれ主役のような立ち回りで話は展開していきます。
話のテンポは良く、どんどん読み進められ、読んでいて少女漫画のような構図が思い浮かぶ会話の展開です。
身近な小さな幸せに気づけるような、そんな温かい作品です。

★★★ Excellent!!!

やはりメインになるのは、題名にもある美人過ぎるお兄さんかと思いますが、彼を取り巻くキャラクター達もそれぞれに魅力が溢れています。
個人的には特に苦労人オーラが消えないスカウトマン狭山さんがイチオシですね。彼にも報われる日が来て欲しいと思いつつページを進めています。
この作品を読んでいただけば、きっと貴方にもお気に入りのキャラクターが見つかるでしょう。

★★★ Excellent!!!

主人公狭山は、モデル事務所に勤める新人スカウトマン。

社長から一言『千年に一度の美女をスカウトしてこい』と指示を出され、外にて見つかるわけがと思いながら探していると、そこにはとんでもない容姿を兼ね備えた金髪碧眼の人がいた。

チャンス到来と言わんばかりに、運命の出会いの展開かと思いきや、まさか、まさかのお、お、男の子だったぁぁぁぁぁ!?

何やら訳ありの伏線と丁寧な文章、いまだにこの作品が見られてないのは本当に勿体ない!!

一話を見たら虜になること間違いなし!の快作ですよ!!