とにかく勢いが凄い。一気に最後まで読ませる筆力は、学ぶべきところが沢山だ。滋賀という土地が持つ一種の愛らしさと、凶暴とも言える野望のギャップが素晴らしい作品だ。
滋賀を愛する筆者の思いを載せたお話です。華やかな町・京都、賑わう町・大阪に比べてやや、影が薄い滋賀県。だが、だからこそ彼らに心の内に秘めた思いがある。大人しい人ほど、怒ると手がつけられない。それは振れてはいけない領域に入った時です。これを読めば滋賀人の心を知ることができるでしょう。おすすめです!
水不足がギャグにできるって羨ましいです。地元四国でそれやったら普段はリアルドスファンゴ(猪)に放たれるライトボウガン(ライフル銃)やガンランス(散弾銃)が自分に突きつけられるっすよ(汗何が野望だったのかよくわかりませんが郷土愛溢れる作品でした。
何度も声を出して笑いました。いやー、面白い!滋賀県には数年間住みました。引っ越した当時は琵琶湖を「うみ」と呼ぶ滋賀県民に「エ?」と思ったのですが、今はそれを恥じています。そう、琵琶湖は母なるうみ!そこは湖国。我らはうみっこ!滋賀県民の誇りがステキな物語!
こういうセンスのある作品大好きです( ´∀` )他県民のシリーズ化もあったらいいなぁ( ´∀` )
すみません!馬鹿にしてないです!ほんとに、恐ろしいと思ってます!でも、笑ってしまったんです!!!心のひろーい滋賀県民さま、許してください!ほんとに、声出して笑ってしまったんです!正直に言いましたから、許してください!!水を止めないでください!!!!!
滋賀県民の琵琶湖愛を、ここまで赤裸々に語ったストーリーが今までにあっただろうか。地味に大阪・京都に対する恨み節を語ったストーリーと見せかけて、実はその辺りは割とどーでもよく、本作の最も注目すべき重大なテーマは『崇高なる琵琶湖愛』にある。そのつもりで心して読むべし。琵琶湖に溺れる前に、笑いに溺れて呼吸困難になるであろう。こーゆー愛のある作品は好きだ!
琵琶湖に始まり、琵琶湖に終わる物語です。ただ、それだけでなく滋賀県の歴史も随所に散りばめられており、勉強になりました。
良く調査してあるな~と思います。もしかするととんでもない領域まで知ってしまったのかもしれません。
都会生まれの都会育ち、現在滋賀県民でございます。 滋賀に住むことになったときは、えらいところにくることになったなぁ。と思っていましたが。 住めば都といいますか、もうここは第二の故郷。 今では毎日琵琶湖を眺めてすごす山伏になりました。子どもたちもこの山伏の血を受け継いでいくことでしょう。 滋賀、大好きです(^^♪
愛のある作品だ、これは・・・・・・
この野望が笑える。知らなかった。でも確かに、琵琶湖から流出する川はひとつのみ。世界一の湖にもなれる!?
他の湖を圧倒する日本最大の水源「琵琶湖」を擁する滋賀の人々のプライド、誇り、そして意地がまざまざと感じられます……。琵琶湖以外の場所もそうですが、自分たちが安心して暮らせるのは、自分たちの場所以外のお陰である事、忘れてはいけないですね。
私は大阪人ですが、琵琶湖が好きでよくドライブにいきます。いつも琵琶湖の恩恵に与り感謝しています。ちなみに滋賀県人をマジ切れさせるのは、「あれ? 琵琶湖って京都じゃないの」という言葉だと滋賀県人に聞いたことがありますが、そうなんですか?
作中に出てたシュミレーション結果、私もテレビで見ていました。滋賀県民はそれでも構わぬというほど、その土地を愛しておられるのだと、感服しました。滋賀県を応援したくなりました!!面白かったです。(別のテレビ番組で拝見して真偽は定かではないのですが、滋賀県に琵琶湖の水を止める権利はないそうです。琵琶湖の水を止める場所は京都にあるそうです……)
作者の深い郷土愛が感じられる一作
大津に住まう山伏の者です。瀬田川をせき止める旨のシミュレーション結果については、本作を拝読して初めて知りました()我々を指し、滋賀作とのたまう輩は数知れず。審判の折りには、私もびわ湖バレイのてっぺんより高々と笑ってやろうと思います!楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。