とりあえず かなえとく

作者 深川 七草

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★★★ Excellent!!!

あらすじには書いてありませんが、この小説は、主要人物4人の視点から語られています。
1話進むごとに、各人物の心情が浮き彫りになり、主人公たちに感情移入してしまいます。
物語にも、深みを与えています。

そんな彼女たちの――部活動、合宿、文化祭、そして恋愛――まさに青春、といったものがつまった物語です!
そこに違和感なく「魔法」や「天使」という、ちょっと不思議な要素がプラスされています。

そんなほのぼのとした、女子高生たちの学校生活。読んでいるこちらも、なんだかほっこりしてきます。
とりあえず、読んでみて下さい!

★★ Very Good!!

 物凄くフワッとした作風と独特な独特な空気感を兼ね備えた少し不思議な青春学園ものです。
 優しい世界観と最後まで一定のテンポで保たれた構成はある種の安心感と安定感があり、癒される作品だと思います。
 特に菜園の作業に関する話は見ていて面白く楽しめました!
 優しい世界を求めている方にオススメしたい作品です!

★★★ Excellent!!!

ゆるーい日常青春もの。

菜園部を舞台に、メインの女の子たちの学校生活を描いた学園青春作品。菜園や農業ネタをガッツリ挟みつつも、基本女子高生の交流を描いているので、菜園などの知識がなくとも日常系作品として十分楽しめます。というより、その手の知識が全くない私としては、作中に登場する知識がトリビア的に感じられ、雑学としてためになりとても興味深かったです。

天使や魔法といったファンタジー要素もスパイスとして含まれる日常系青春ストーリーです。青春ものが好きな方は是非!

★★★ Excellent!!!

とても優しい雰囲気で、一種独特な世界観を持った物語。
この不思議な感覚は作者さま天性のものなのでしょう。

あらすじを読めば「魔法」の存在がある世界なのだと気付くのですが、その魔法も決して万能系の凄まじい威力を持ったものではなく、どちらかと言えば「魔法(?)」と言う感じで、ご都合主義とは程遠く、物語の雰囲気を損なわない物です。

菜園とそこで出会う少女たちとの交流が中心となってお話は進むのですが、リアルとアンリアルが少しづつ混ざっていくような、それでいてどこか安心できる進行具合は、本当に読んでいて楽しく感じました。

そして、
とりあえず かなえとく のタイトルに相応しく、読者(私)の望んだ結果、(いえ、それ以上かも)がラストに待ち構えていました。

目標に向かって歩みだしたヒロイン達の今後に祝福あれ。