切り株ねむこ

　こちらの作者の星都ハナスさんと言えば、私の中で1番に思い浮かぶ作品は｢ハダカデバネズミの幸年期｣というエッセイでした。 　他の作品も勿論素敵なのですが、ご本人のお人柄がよく出て…続きを読む

　レビューを書く時の最初のひとこと紹介の例文として、 　｢物語を愛するすべてのひとたちへ…｣ 　とあるのですが、今回はそれをそのまま！？というくらい少し変えただけで使っちゃいま…続きを読む

　郷倉四季さんの書く小説はご本人も仰っている通り、ゆるく繋がっています。 　そして、どの作品から読んでも大丈夫なのです。 　ちなみに、こちらの｢西日の中でワルツを踊れ｣の主人公…続きを読む

古い映画館。 お母さんがいなくなってしまった主人公の 男の子。 ある映画を見てお母さんが帰ってきますように と願いを込めて、黄色いハンカチを用意しようとする。 そして、大人にな…続きを読む

誰にでもこの曲を聴くと、 あの時のあの日々を思い出すという一曲が あるのではないでしょうか？ こちらのお話もBUMP OF CHICKENの 〖スノースマイル〗によって呼び起こさ…続きを読む

俳句になじみがない私でも読めるだろうかと 正直、最初は少しドキドキしました。 でも、読ませて頂くと感嘆の言葉しか出てきません。 俳句の中に物語がちゃんと集約されていて、 作者さ…続きを読む

1番近くにいる人をちゃんと愛せるということは、案外難しい。 何故なら1番近い分、お互い見えなくていいところまで見えてしまうからです。 あれが足りない もっとこうして欲しい 言…続きを読む

こちらの「言の葉日記」という作品は、 詩になる前の言葉達とのことなのですが、 私は詩集を読んでいる感覚でした。 気持ちの面での共感は勿論 たった一言で表されているのに、 情景がす…続きを読む

実は初めてBLというジャンルを読ませて頂きました。 こちらは私の様なBL初心者の方に ピッタリの作品だと思います。 というのも、BLだけの話ではなく 主人公あきらの隣の部屋に住…続きを読む

こちらの作者さんの作品をいつも読ませてもらっている者です。 優しくて心温まる、 作者さんの人柄がそのまま物語になっている様で、いつも心洗われています。　 が！！！ そんな作者さ…続きを読む

こちらは難しいお話なのかなと思いつつ、　 読ませて頂くと… ちゃんと聖書のお話をしつつも、 シリアスな出来事への作者さんのツッコミがおもしろ過ぎました！！ タイトルが「ダビデに恋…続きを読む

最初は「死」という出会いから始まった2人。 その2人は、 実はカクヨム内で作者と読者という間柄だった…。 この設定にまず驚き、引き込まれました。 現実とカクヨム内の小説とで…続きを読む

それは理不尽ななぞなぞではなく 日常の中にある、心温まるなぞなぞです。 毎日考えるのが楽しいです。 分かったときにはほっこり。 とはいえ、読解力が乏しい私。 私より先にコメン…続きを読む

前作の「オムレツを作るためにはまず卵を割らなくてはならない」から、読ませて頂いています。 そして、そちらのレビューも勝手ながら 書かせて頂きました。 まるで、図書館の様なエッセ…続きを読む

雨がモチーフになっている詩がいくつかあって、 私はどれも好きでした。 「雨は何に見える? 僕は言葉に見える 空の囁きを表す文字」 雨が言葉に見えるって素敵です。 あ…続きを読む

登場人物は中年の2人。 けれど、まるで初恋をしている様なピュアな2人。 初めてのデートのドキドキ。 初めて手を繋ぐときのドキドキ。 何もかもがドキドキしてときめくのです。 …続きを読む

更年期を〖幸年期〗という幸せな時に変えられる、まるで幸せの魔法を持っている様な作者さん。 読んでいて、 私にまでその魔法を分けてもらえた気分です。 家族を愛すること、 日々を愛…続きを読む

「あの海に落ちた月に触れる」から6年。 この「南風に背中を押されて触れる」では、 15歳だった少年は21歳になっています。 相変わらず軽薄さを纏って、 一番大切な人には触れられず…続きを読む

私はたまたま「眠る少女」「拳銃と月曜日のフラグメント」「南風に背中を押されて触れる」という順番の後で、この作品を読みました。 「南風に背中を押されて触れる」は まだ連載中です。 …続きを読む

最初は月白の本とは願いを叶えてくれる本だと 思っていました。 でも、読んでいくと、 願いを叶えてくれるよりも ある意味すごい力を持った本でした。 ネタバレになってしまうので、 …続きを読む

この作品を読むと、 私自身の母の事を思います。 こちらのタイトルと同じく、 私も母に色々な感情があります。 でも、読みながら、 作者の方の気持ちや介護の大変さを 簡単に「分かり…続きを読む

作者さんが『おもちゃ箱』と言っている通り、女の子の本音あり、 現実を見つめる目線あり、 恋人の話もあり。 優しいほっこり話あり。 とにかく日々の色々思いが詰まっている 『大人の…続きを読む

突然、姉を亡くし 喪失感の中でもがく主人公が その姉の為に小説を 書き出す事からストーリーは動き始めます。 書くことは癒し。 常々私はそう思っているのですが、 彼は癒される事さえ…続きを読む

タイトルに惹かれて読み始めたこのエッセイ。第1話目はナイーブな青年が小説家になるべく、まず卵を割りますと宣言しています。 誰しも何かをしなくては、 何かを始めたい！ と思うことっ…続きを読む

実を言うと、 私は虫が大の苦手です。 それでも虫好きな息子を育てている内に、 初めて知ることばかりで驚かされました。 こちらを読んでいると、 息子が幼かった頃に一緒に読んでいた…続きを読む

日々の旦那様との暮らしの中で 一見苦手とも思えそうな部分までも 愛しい目線で面白く語っています。 むしろ短所こそが愛しい。 素敵な『愛』に触れることが出来て 笑って優しい気持ちに…続きを読む

日常で見落としがちな小さな事柄を
キラキラしたおとぎ話の様に語り、
それでいて、現実のおっちょこちょいで
笑ってほっこりします。

癒されたい方へオススメです。

思えば私がカクヨムと言うこちらの場所で、 ゆるーいエッセイを書き始め、 カクだけで終わるはずが、 ヨムにもなったきっかけになったエッセイが こちらです。 まさに「共感」の嵐だった…続きを読む