こちらの「言の葉日記」という作品は、詩になる前の言葉達とのことなのですが、私は詩集を読んでいる感覚でした。気持ちの面での共感は勿論たった一言で表されているのに、情景がすごく浮かんでくるんです。日々の気持ちが表されている時もあれば、たった一言の日もあります。「雨の音がする」むしろ、この一言の日がやけに印象に残って心に刺さります。眠れない夜にふとページをめくりたくなるそんな作品です。皆さんも眠れない夜に雨の音を聞きにきませんか?
噛みしめるように書かれた言葉が過不足なく届きます。過不足のない言葉って、そう簡単には書けない。
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