ハダカデバネズミの幸年期

作者 星都ハナス

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★★★ Excellent!!!

このエッセイは、辛い更年期の乗り越え方の手引書。
しかも、笑える手引書です。

さあさぁ、お若いお姉さん。
あなたもやがて来る更年期に備えて、お読みなさい。

今、更年期のお姉さん。
この手引書を読んで、心を軽くして。

更年期を忘れたお姉さん。
あの頃を懐かしんで。

そして、男たちよ!
あなたの愛する可憐な乙女たちが
〇年後にどうなるのか、覚えておきましょう。

これは、人生の必読書だ!!

★★★ Excellent!!!

人生の酸いも甘いも噛み分けた筆者のおおらかで優しい口調。その中にちょいちょい挟まれるちょっぴり下世話な本音。そしてなにより、柔軟でユーモアを絶やさない明るさ。
日々の生活の中、壁にぶつかることも沢山あります。歳を経るほどにままならないことも増えていくでしょう。そんな時、この作品がそっと寄り添ってくれることと思います。考え方ひとつで乗り越えられるものがある。この作品には多くの気づきが隠れています。
笑いの中に愛情がひしひしと感じられる夫婦や家族のかたちも、心の浄化剤になることでしょう。
更年期がテーマであるものの、すべての年代の方に読んでいただきたい、日々の生活をよりよく生きるための面白バイブルです。

★★★ Excellent!!!

 娘さんのいる三人家族のお話です。

 主人公は愉快な奥さん。優しい旦那さんと可愛い娘さんが大活躍します。子供が小さい時は家族愛なんて言ってられず、毎日大忙しでした。そんな時にこのエッセイに出会えていたら、もっと楽しい毎日が送れていたのにと、後悔しております。

 このエッセイは、読者諸氏の人生の教科書になると思います。

 勉強になりました。

★★★ Excellent!!!

ふつうは「更年期」のところを「幸年期」と呼べるポジティブさ、前向きさが眩しいです。ご夫婦の関係性がすごいですね。年月を重ねたうえで、このラブラブさ加減、ある意味ショッキングで目がつぶれるかと思いました笑

旦那様を愛しぬく姿勢がスゴイです。旦那様も素晴らしい方でしょうが、やっぱり作者様のあり方があってこその関係性なのだろうな・・・と想像します。

作者様の日々の生活が垣間見えます。ご家族や周りの人々とのやりとりが可愛くて、面白くて、いやされます♡こういう方が身近にいたら好きになっちゃうな・・・と思いました^^

★★★ Excellent!!!

人生は楽しい。いいことばっかりじゃないけれど。
そんな人生の酸いも甘いも経験された、人間愛いっぱいの心で謳いあげた日々のエッセイ。
笑えることも、落ち込むことも、舞い上がることも、肚立たしいことも、幸年期のレンズを通すとぜんぶ楽しく前向きなお話に昇華されていくのです。
簡潔で、ユーモアある文章が心にすとんと落ちてきます。
しんみりしたり、ほっこりしたり、幸せのおすそ分けを頂いたり、大笑いしたり。
一話読めば、今日もがんばろうっていう元気をもらえます。

★★★ Excellent!!!

素晴らしいの一言。
読めば解る。解説はそれで充分。

しかしそれでは解説になっていないので、蛇足を覚悟で少しだけ・・

切れ佳い短文に、優しいユーモア。あくまで全ての存在に対する愛が溢れていて。硬くなった頭を苦しい心を、おおらかに包み解放してくれる。日々の景色が違って見え始めるかもしれない。見えていなかった色彩、美しい光。そう、このエッセイは生きることの素晴らしさを、もう一度教えてくれるはず。
これは、人生賛歌。
高らかに、心地よく。春風のような。

オススメですっ!!

★★★ Excellent!!!

更年期を幸年期、素敵な考えです。

笑えるエッセイです。作者様の素敵な考えもわかります。

ハダカデバネズミがなにかは、本文をぜひ。

笑える日常ネタ満載。
結婚生活について。素敵な家族。愛情がいいです。
メッセージ性あるお話。
素敵なエピソード。
深いお話。
自虐ネタも笑えます。

★★★ Excellent!!!

 ハダカデバネズミの存在を知ったのは、かなり以前のこと。
 100匹くらいでコロニーを作って一生を暗い穴倉の中で暮す。その生態は哺乳類でありながら一匹のメスだけが子どもを産む。幾匹かのオスとあとは働きネズミ。近親交配を繰り返しながら、なぜか加齢知らずの病気知らずで、その寿命は驚異の30年。ただし、その見かけは無毛で肌はブヨブヨのシワシワ。大きな前歯4本が唇の皮膚を突き破って飛び出している。目はあるのか、ないのか…。
 それ以来、ハダカデバネズミは私にとってアンタッチャブルな存在だった。

 それがハダカデバネズミを名乗る星都ハナスさんの『ハダカデバネズミの幸年期』を、ご縁があって読むこととなった。ハナスさんの独特の人生観と幸福感にたっぷりと触れること1週間。読み進めるうちに、ちょっと齧った知識を振りかざして、自分の価値観をハダカデバネズミに押しつけていたことに気づいた。すごく反省した。人も動物もいやすべて生き物は、それぞれに置かれた環境で、幸福を求めて一生懸命生きている。

 そしてそして、今の私は、ハダカデバネズミが大好きになった!(笑)

 この『ハダカデバネズミの幸年期』、永遠に続きますように。
 そして私も、自分の命のある限り、読み続けたい。

★★★ Excellent!!!

まず、更年期を「幸年期」と考えるセンスに脱帽です!
私自身は更年期はもう少し先ですが来た時には、作者様のように「幸年期」として過ごしたいです(*´▽`*)

ご苦労をなされて、その上で今の幸せを掴まれた作者様。
そんな作者様からはいつも名言と笑いがあふれていて、読むだけで癒されます(*´▽`*)

興味を持たれた方は、男女問わずぜひぜひお読みください!(≧▽≦)

★★★ Excellent!!!

あのですね、朝がつらい日ってあるでしょう。
それから、翌日のことを考えると胃に穴が開きそうな夜もあります。
そんなとき、このエッセイを読めば、ちょっとだけ勇気をもらえる。

家族を大事にして、仕事に励む。
ときどきカクヨムで字を書く。
それで人生は丸くやわらかく進んでいくんだって。
ハダカデバネズミ師匠が教えてくれる。

すごくいいエッセイなんです。
……しかしね、「ハダカデバネズミ師匠」と呼ぶのは、さすがに抵抗がある(笑)。
たとえ水ぎわが、恥も外聞もないえちえち作家だとしても(笑)。

名前だけで、万座の笑いを全部持っていかれるわ。
ネーミングセンスも抜群ですよ、ハナスさん!

★★★ Excellent!!!

年齢を問わず読んでほしい、幸せの書です。
一話あたりの文字数が多過ぎず、その控え目な文字数の中に、作者さまの想いが満ちています。
たいへんなことを乗り越えてこられた作者さまだから辿り着けた境地なのでしょうか?
悟りにも似た優しさを感じ、同時に微笑ましさも感じるのです。
メインキャストは作者様と旦那様と娘様。そしてカクヨムの皆様。
コミカルでラブリーな、思わず頬が緩むエッセイです。

★★★ Excellent!!!

作者の日常、主にご家族との関わりを題材としたエッセイです。

娘さんがまだ小さかった時も、成長された今でも、その時々の失敗談や小さな幸せ発見など。妻として母として、作者ならではの明るい視点で日常ネタが描かれます。

このエッセイのすごいところは、話数が多いのに、どのお話を読んでも、必ずほっこりと満ち足りた気持ちになれるところです。

ものは試しで、是非読んでみてください。いつしか、ご自分の顔が温かな読後感にほころんでいることに気がつかれるでしょう。

★★★ Excellent!!!

生きているかぎり歳は取るものです。
とくに女性は、更年期が近づくと色々な症状がでてきます。
男もだけどねっ
でもまあ、なかなか老いを認められなくて、けっこう足掻くんですわ。
この作品は、足掻くのではなく、受け入れて、いかに楽しく過ごすのかを教えてくれます。
こういうの良いよね。わしもそろそろかのう。備えねば。
あ、まてまて。わしは6000歳のエルフという設定だった。

★★★ Excellent!!!

更年期を〖幸年期〗という幸せな時に変えられる、まるで幸せの魔法を持っている様な作者さん。

読んでいて、
私にまでその魔法を分けてもらえた気分です。

家族を愛すること、
日々を愛すること。

そして、気持ちは考え方次第で、
楽しくも前向きにもなれることを教えてくれる
とても素敵なエッセイです。

笑って優しい気持ちになりたい方へ
オススメです。




★★★ Excellent!!!

第67話まで読了後のレビューとなります。

更年期に差し掛かり、心も体もこれまでと同じようにはいかなくなる日々の中で、それらの症状を素直に受け止め楽しく乗り越えようとする前向きさに勇気をもらいました。

優しいご主人様、鋭い感性をお持ちの娘さん……作者様は偉大な理解者に恵まれていらっしゃる。
そして、ご家族にとってもハナスさんが良き理解者であることが窺えます。

コミカルですが、どのお話もホロっと目頭が熱くなる愛情溢れる作品です。
連載、これからも楽しみにしておりますー!^-^