概要
母からちゃんと愛されたかった。だなんて、そんな陳腐なこと言いたくない。
子供のころの母、思春期のころ、自分がもう大人だと思い始めたころ、完全に大人になってから、やっと離れた時と離れたあと、病気になった時とそのあと、周りからもう母を超えたんだねと言われたころ、そしていま刻々と変わっていく母。
母とはずっと確執があると思っていたけど、思い返せば好きな母もいた。いろんな母がいたんだと、あらためていま気づく。
あまりにも陳腐で言葉にするのも恥ずかしいけれど、私は母からわかりやすい形で「愛されたかった」のだろうと今は思う。
自分もある程度トシを取って、いま母について思うこと。
******
【連載を始めてから2カ月が過ぎた7月24日追記】
いただいたいくつかのコメントへの返信にも書きましたが、このエッセイで書いてるようなことは、「大変だった」「つらかった」と感
母とはずっと確執があると思っていたけど、思い返せば好きな母もいた。いろんな母がいたんだと、あらためていま気づく。
あまりにも陳腐で言葉にするのも恥ずかしいけれど、私は母からわかりやすい形で「愛されたかった」のだろうと今は思う。
自分もある程度トシを取って、いま母について思うこと。
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【連載を始めてから2カ月が過ぎた7月24日追記】
いただいたいくつかのコメントへの返信にも書きましたが、このエッセイで書いてるようなことは、「大変だった」「つらかった」と感
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!特別な相手だからこそ、母に対する思いは1つの感情じゃない。
この作品を読むと、
私自身の母の事を思います。
こちらのタイトルと同じく、
私も母に色々な感情があります。
でも、読みながら、
作者の方の気持ちや介護の大変さを
簡単に「分かります」「大変ですね」
などとは言えません。
ただ、やりきれない現実に直面しても、
書いて下さっている事にとても感謝しています。
今、私の母はすごく健康とは言えないまでも
会うことも話すことも普通に出来ます。
でも、会うのは近くに居ながらも年に1、2回程度です。
こちらを読んで、その内その内などと
言っていてはいけないと改めて思わされました。
親子って、
素直に気持ちを伝えるのは
実は1番難しい相手なのかも…続きを読む