「#世界 #眠れない」を含む小説

自分の存在を失くしてしまった少年は、誰からも認識されないナニカへと変わってしまった。 世界から爪弾きにされた少年は、惰性で日々を過ごすうちに、同じナニカとなった少年少女と遭遇す…

━よく聞いて。雨が、歌ってるよ？━ 体調を崩して一晩だけ入院することになった晴香。その夜、彼女の元に一人の男の子が。そして彼はこう言った。「雨が歌っている」と。眠れない彼女は不思…

横浜観光スポットの一つ「港の見える丘公園」。そこにある老舗紅茶館をひとりで営む祖母の元へ転がり込んだなぎ。 セクハラ・パワハラで仕事を辞め、手伝う予定の紅茶館は既に閉店。祖母は急…

全ては『あの人』の意志のままに。 私に語ることはありません。これは貴方の物語だ。

※強烈な意外性のあるラストが好きな方必見！　複雑な謎解きを求める方、大歓迎！ 　ずっと一緒にいようね、と、永遠の愛を誓い合ったふたりの人生に起きた悲劇と試練。毎日世界中で多くの…

　普通の男子高校生が、砂漠に飛ばされるだけのお話。 　深いストーリーはありません。一応、『眠れない夜に』の番外編ではありますが、本編との関わりはほとんど無いので、本編を読んでい…

障害対応中に過労死した会社員 七槻 紗雪。 彼女は死後、異世界レイアムラートの女神ルートレイアに呼び出されて異世界の管理を手伝うことに。 ウェルギリア王国の第二王女ディーネとして…

「私」はなんとも不思議な世界に迷い込んでしまった。それは「迷信の世界」。この世界では「迷信」こそ「周知の事実」となる。私はそんな世界で朝焼けを待つ。 Inspiration …

誰もいなくなった部屋。 机の上に置かれていたノート。 ■三月十七日 　今朝もダメだった。 　目を覚ますと、いつも通りの自分の部屋。 　やっぱり枕の下にイラストを挟んだぐらいで…

『俺の鼓動が残り百八十回を切ったら、自動的に魔法式が発動する。きっと、それが俺の最後の魔法だ。お前への贈り物になろう』 予告されていたように、魔法式が目の前で組み上がり、一つ一…

ここは紅鷹国。 皇帝：光蘭帝飛翔の前に、突如現れた饅頭屋の娘、少明琳。 「――誰だ…私の目の前に小汚い小羊を連れ込んだ愚か者は。斬る」 　不機嫌を声にしたらこうなります、とい…

【中長編】【完結済み】 もしもこの世界に、この地球、この日本の平凡な地方都市の、いたって普通な青年のところへ異世界の勇者が召喚されてきたら。 　果たして、この世界は救われるの…

「サラ、眠れないの？　じゃあ、ちょっと散歩に行こうか」 　サラは、動くクマのぬいぐるみのマルクといっしょに、楽しい夜道の散歩に出かけた。 　花のドレスで踊る妖精に、明かりを閉…

魔族(マギアレイス)の少女ルニアは、人間に捕まり生贄として神へ捧げられた。 ところが、当の神は生贄なんて求めてなかったと言うからびっくり。 神からお詫びのチートを貰って地上に戻っ…

　地上の大半が黒い雲に閉ざされ、「吸血種」と呼ばれる者と共存している常闇の世界。 　母親から吸血種への売血を強要されていた花菜（はな）は、家を逃げ出し、幼馴染の駿(しゅん)に助…

　姉の死がきっかけになって小説を書き始めた宮内浩は高校進学と共に「眠る少女」というガールズバンドを知る。 　そのバンドが歌っている曲が自分の書いていた小説のタイトルと内容だった。…

　社畜――牛馬のごとく会社でこき使われるサラリーマンを皮肉った言葉だが、俺の日常はまさしくそう呼ぶのに相応しいものだった。 　でもある日を境に、俺の日常は一変した。 　いつもの…

　高校生、天ヶ瀬アマタが目覚めると――そこは何故だか武家屋敷。その主である金山奉行・大國長庵と廻船問屋・宝屋による闇取引の現場を見てしまったアマタは、彼等の部下に襲われる。 　必…

高校一年の夏。昔から根暗な性格で、人との関わりも苦手だった。いつも教室で本を読んでいるだけ。そんな毎日だった。でも、それが幸せだった。あの日を境に何もかもが崩れてしまった。もう疲…

※全編修正中。 人の世の暮らしに疲れた名もなき青年は人生最後の旅に出ました。 人の目の届かない場所へ、町の灯りの届かないその先へと。 そうして辿り着いたのは『永久(とわ)の森』…