概要
寝ても覚めても戦いの日々。俺の安眠はどこへ行った!?
社畜――牛馬のごとく会社でこき使われるサラリーマンを皮肉った言葉だが、俺の日常はまさしくそう呼ぶのに相応しいものだった。
でもある日を境に、俺の日常は一変した。
いつものように終電で帰ってきた夜、ベッドに倒れ込み眠りについたはずの俺は、見知らぬ異世界へと召喚されていた。
しかも、体の様子が何だかおかしい。手も足も胴も、全身が無骨な鉄の塊になってるぞ!?
おまけに年上美女から「怪物から街を救って下さい」なんて頼まれて……。
その日から、俺の「眠れぬ日々」が始まった。
昼間は社畜、夜は異世界で「超巨大なウニ」とのガチンコバトル?
俺は、いつになったら眠れるんだ――。
<「カドカワBOOKS×カクヨム“日帰りファンタジー”短編コンテスト」参加作品>
※本作はフィクション
でもある日を境に、俺の日常は一変した。
いつものように終電で帰ってきた夜、ベッドに倒れ込み眠りについたはずの俺は、見知らぬ異世界へと召喚されていた。
しかも、体の様子が何だかおかしい。手も足も胴も、全身が無骨な鉄の塊になってるぞ!?
おまけに年上美女から「怪物から街を救って下さい」なんて頼まれて……。
その日から、俺の「眠れぬ日々」が始まった。
昼間は社畜、夜は異世界で「超巨大なウニ」とのガチンコバトル?
俺は、いつになったら眠れるんだ――。
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※本作はフィクション
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!日帰りファンタジーの王道にして、ささやかな英雄譚
昼は社畜、夜は異世界に転生してブリキの騎士として街を救う。
これぞ日帰りファンタジーの王道。だが、決して異世界で超人的な力を振るって読者の留飲を下げる安易な展開ではない。
主人公はブリキの騎士。アーマーはブリキ。防御力は低い。だが彼には、ちょっとした能力があった。それは決して特別なものではなく、会社でみなの役に立つけど、まったく評価につながらない程度のもの。ブラック企業では埋もれてしまうような彼の能力は、しかし、異世界を救うのだ。
彼がヒーローとして戦って、その結果として彼が幸せになったかは分からない。もしかしたら、彼は最初から最後まで不幸なのかもしれない。
だが、英雄とは…続きを読む