概要
『俺の鼓動が残り百八十回を切ったら――』
『俺の鼓動が残り百八十回を切ったら、自動的に魔法式が発動する。きっと、それが俺の最後の魔法だ。お前への贈り物になろう』
予告されていたように、魔法式が目の前で組み上がり、一つ一つが連鎖するように発動していく。
遠い未来で起こる事象のはずなのに、今、ここで、彼から溢れ出た鮮血が命の消滅を物語る。
--------
大切な人を失い、それが原因でうなされるようになった俺の横にいたのは……
※ファンタジー世界で3分間をどう表現するか頭を抱えた作品。
予告されていたように、魔法式が目の前で組み上がり、一つ一つが連鎖するように発動していく。
遠い未来で起こる事象のはずなのに、今、ここで、彼から溢れ出た鮮血が命の消滅を物語る。
--------
大切な人を失い、それが原因でうなされるようになった俺の横にいたのは……
※ファンタジー世界で3分間をどう表現するか頭を抱えた作品。