チェンジ×チェンジ！ ～クラスの男子ほぼ全員が隣の席の女子と入れ替わったので、俺は親友におせっかいを焼こうと思う～

ずいぶんと、淡々と、入れ替わりを受け入れているなと思いました。小説なのですから。もっと、現実ではあり得ないほど、反応があっても良いなと思いました。
詰め寄る。平手打ちにしてしまう。親じゃなくて、自分たちに効能を話して、承諾を得るべきだ、とか。違和感がありました。
キャラクターでは、七海ゆきさんが好きです。
企画に参加してくださり、読ませていただき、ありがとうございました(^.^)(-.-)(__)

男女の入れ替りがある作品はこれまで数多見て来たけれど、一斉に複数人が入れ替わる作品はこれまでなかったと思います。
それと、複数人のヒロインというとハーレムを想像しましたが、この作品はハーレムものではありません。
それに登場する男子たちは、どちらかといえば『モテたい』という思考とは真逆です。むしろ、男女関係とは一歩引いて、しかしながら女子にはそれなりの配慮をするような男子です。

主人公の大河くんはある理由から高校生活で彼女を作るのはやめたいと思っています。
ヒロインのうちのひとり、大河くんと入れ替わる七海ゆきちゃんは男勝りな女の子。
大河くんの友人、虎門くんはなるべく目立ちたくない。
虎門く…続きを読む

何気ない日常を過ごす男子高生である主人公。彼の日常は、クラスに赴任した教育実習生によって一変します。

彼女から与えられたのは、心身を入れ替える薬。それによって主人公は隣の席の少女と身体が入れ替わってしまいます。

女性の身体に慣れるはずもなく、そもそも平穏な日常を望んでいた彼にはこの状態が苦痛そのもの。

薬を与えた教育実習生の思惑とは何なのか、入れ替わり生活は無事に終わるのか。

ぜひ読んでみてください。

現代劇において、超常現象的な設定をいきなりぶち込んで来る大胆さと、それを違和感なく受け入れさせて物語を進行させる話造りの巧さに感服しました。
主人公を始めとするキャラクター達のキャラ立てなどもシッカリとしており、入れ替わりという設定故に文章ではなく漫画やアニメーションで見たくなる……そんな作品だと感じました。

こんなやつ、同級生にいたなあとなるような男性陣と、魅力的な女性陣。クラス全体の入れ替わりなど目を引く要素がありながら、それを上手く出してくるので興味を引かれながらちょうどよい塩梅で好奇心が満たされていく。非常に上手なストーリーの進め方だと思いました。

面白かったです!

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（157文字）

「では、皆さん飲んでみてください」
ある日、現れた教育実習生が持ち込んだ謎の薬。
クラスメイトたちは、恐る恐るその液体を口に含んだ。

「えっ」
「この身体って」
「もしかして、隣の席の……」

——身体が入れ替わっている……⁉︎

一体なんのために⁉︎
主人公、並木大河は、イケメン系ヒロイン七海ゆきたちと、「男女総入れ替わり」というふざけた状況に立ち向かっていく。
面白かったです。
素敵な作品をありがとうございました。
（メモ、長編24、連載中、13話迄読了）

入れ替わりという突飛なことから、ラブコメに発展させるのは見ていて面白いですね。
なんて言ったって、視点がいつもと違うわけですから、それも男女すら入れ替わるんですよ。

この分野の奥深さはすさまじいですね！！

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（255文字）