概要
四原色は満たされた。――此処に、深淵の黒へと至れ。
夜河ミウナは自殺するために向かった森で、ガタルソノアという少女と出会う。彼女は地球外生命体――侵触体の〈青の原色王〉であり、地球には奪われた触手《カイエ》を取り返しに来たのだという。
ミウナは「協力する代わりに、終わったら食い殺してもらう」という約束をソノアと交わし、二人は一緒に暮らし始めた。
ある日、水族館を訪れた二人だったが、そこで〈赤の侵触体〉と出会ってしまった。
その戦いでソノアは「生きて幸せになって」と言い残し、ミウナに触手《カイエ》を継がせて死んでしまった。
ソノアから触手《カイエ》を継ぎ、敵を倒したミウナの元にやって来たのは、人類のために戦う侵触体の組織――アビストス。その一員である朝比奈アマネと伊耶宵コヨミだった。
アマネから話を聞いたミウナは、これからは侵触体とし
ミウナは「協力する代わりに、終わったら食い殺してもらう」という約束をソノアと交わし、二人は一緒に暮らし始めた。
ある日、水族館を訪れた二人だったが、そこで〈赤の侵触体〉と出会ってしまった。
その戦いでソノアは「生きて幸せになって」と言い残し、ミウナに触手《カイエ》を継がせて死んでしまった。
ソノアから触手《カイエ》を継ぎ、敵を倒したミウナの元にやって来たのは、人類のために戦う侵触体の組織――アビストス。その一員である朝比奈アマネと伊耶宵コヨミだった。
アマネから話を聞いたミウナは、これからは侵触体とし
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